チームが崩れるとき
気づけば50代。30代に離婚、起業を経験してます。
2024年を幸せに生きるヒントになれば!
1日が終わる前に、潜在意識のクリーニング
今日のお話は《仕事:強いチーム》です。
300(スリーハンドレット)
という映画を見たことがありますか?
初めて見た時は
血が飛び散り
簡単に頭がぶっ飛んでいく
残虐なシーンのイメージしかなく
なぜこの映画が作られたのか
謎でしかありませんでした。
ここではこの映画の内容について書きません。
今日は強いチームについて書きたいと思います。
私は強いチームを作るには
いかに強い人たちだけで
自分のチームを構成するか
だと考えていました。
強いチームは魅力的です。
次々に試合に勝ったり
大逆転を起こしたり
みんなをワクワクさせるからです。
勝利の先には
輝かしい栄誉や名声も
大きな経済的効果も生み出すので
勝つことにはたくさんの
副産物があり
まず勝利自体にとんでもない
価値がありますからね。
会社や組織には
ルールがあります。
指揮系統もしっかりしていると
統率が取れて改善が早いです。
ですが、
それが会社や組織を
強くするとは限らないです。
強いチームは
指揮系統がハッキリしていて
ルールも明確です。
何より団結力があります。
以前音楽をしている友人に
教えてもらったことがあります。
それぞれの楽器演奏者が
世界一の人ばかりを集めても
感動する演奏にはならないんだよと。
私は強い人で構成された
チームを作ることが
強いチームなのだと勘違い
していたタイプです。
その結果
強い影響力のある
有能なリーダーは
ことごとくいなくなりました。
そして、
そのリーダーに影響されていた
人達まで一緒に去って行きました。
影響力があり有能なリーダーは
物事を人より早く進めたり
改革を起こすのも上手で
自分独自の方法を持っていたり
一から百までを教える必要がない
優秀さを持っていますが
いざという時
ルールに従わなくなったり
作り上げたものを潰したり
組織そのものまで崩壊させたりする
力もあるのです。
リーダーを失う体験から、
力を貸し合える関係
運命共同体のような関係で
一緒に勝つことができる人が
私たちチームにとって
本物のリーダーなのだと学びました。
残された人たちで一緒に
なんとかするしかなくなって
乗り越えてきたのが今のチームです。
仲間と自分の力を最大限に引き出し
チームのために使うことが
お互いの幸せと勝利につながる
そう体験した2年間でした。
いろんな小さな力がたくさん
組み合わされば合わされるほど
チームの力は強くなります。
一人の最大限よりも
複数の得意分野の最大限を
使い合うことの方が結束も
強くなり、組織への愛も強くなります。
どんな人にも良いところがあります。
その能力に本人よりも早く気づき
リーダーがその素質をチームに
活かすことができれば
誰もがそのチームを守りたいと思います。
仲間から喜ばれることが嬉しくて
みんなが能力を上げ始めたのです。
誰もがチームのリーダーであり
自分の能力を差し出すことに
喜びを感じているチーム。
ずっとどうやったらできるのか
考えてきましたが
結局は失敗からしか学べませんでした。
無くしてわかる。
失敗してわかる。
痛かったから変える。
間違えた方向性には
必ず失敗という教師が
立っていて、
良き方向に向かわせてくれる。
ターニングポイントになる。
今最高のチームに恵まれているのは
痛い痛い経験のおかげだと思います。
皆さんはどんな教師に出会いましたか?
どんな学びがありましたか?
教えてくださいね。