人類は2040年代をピークに破滅? 世界に衝撃を与えたレポート「成長の限界」を再検証
人類は2040年代をピークに破滅?
世界に衝撃を与えたレポート「成長の限界」を再検証
この記事の中で、引用されている「KPMG」でディレクターを務めるガヤ・ヘリントンのレポートを引用しておく。まだ、読んでいないので、後で論評することにしよう。
Update to limits to growth: Comparing the World3 model with empirical data
Wikipedia - 成長の限界
「人は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない」
パラダイムシフトで、この名言は変更された。
「老人は幾何学級数的に増加するが、新生児は算術級数的にしか増加しない」となったのだ。
過去の日、幾何級数的に増加した人類が、結婚をせず、子を産まなくなった。そして、社会にとって負担になる負の遺産の老人は産まれた時、幾何級数的に増加したので、老齢化も幾何級数的だ。
それに対して、「人は子供が生まれてその子供が子供を産まなくなったので、新生児の数は老齢化に追いつかない。つまり『足し算(算術級数)』になる。
中国・インドの一人あたりGDPがアメリカ並みになることは可能か?と言われれば、資源がその前に枯渇するので無理だ。
アメリカ並みの飽食を中国人・インド人がするとは思わないが、したとすると、その食料は自国では賄えない。
上海人が日本式海鮮料理を爆食いし始めたら、日本の沿岸部はおろか、南米沖まで海洋資源が枯渇し始めたように、日本並みになっただけでも、もう足りないのだ。
『成長の限界』再考
― 資本主義の後に来るもの ―
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フランク・ロイドのエッセイ集
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