「集団接種について、接種への同調圧力を生む恐れと判断」 気を使い過ぎだし、責任逃れ。無論、おかしなクレーム をつけるクレーマーの存在があるのも否めないが・・・
「集団接種について、接種への同調圧力を生む恐れと判断」
気を使い過ぎだし、責任逃れ。無論、おかしなクレーム
をつけるクレーマーの存在があるのも否めないが・・・
学校での集団接種「推奨せず」
文科省、自治体に通知へ
新型コロナウイルスワクチンの中学生、高校生への接種を巡り、萩生田光一文部科学相は22日、学校での集団接種を「現時点では推奨しない」とする指針をまとめ、全国の自治体に通知する方針を明らかにした。原則として、かかりつけ医や自治体が運営する接種会場などでの接種を促す。中高生が個別接種を基本とすることが決まったことで、政府は全ての世代でワクチン接種を加速させ、感染拡大を抑止したい考えだ。
厚生労働省は5月末、米ファイザー社製のワクチンの接種対象を「16歳以上」から「12歳以上」に拡大した。これに伴い、同省と文科省は12~15歳を含む中高生の接種方法について検討していた。
2020年度の学校基本調査によると、中学生と高校生は計約630万人。指針は学校での集団接種について、接種への同調圧力を生む恐れがあり、副作用が出た場合に対応できる医療従事者の確保が困難だとして、慎重な見解を示した。
地域の医療体制によって個別接種が難しい場合については集団接種の実施も認める。その際も接種に伴ういじめや差別を避けるため、接種が強制とならないよう配慮を要請。具体的には保護者の同意、放課後や休日など授業時間外での実施、接種を学校行事への参加条件としないことなどを求めた。
萩生田氏は22日の閣議後の記者会見で「厚労省と連携し、地方自治体に必要な助言をしていきたい」と述べた。
政府は重症化リスクの高い65歳以上の高齢者らへの優先接種を進めている。首相官邸によると、20日時点で約45%の1600万人超が1度目の接種を終えた。一方で、感染の「第4波」では若年層も感染しやすい変異ウイルスに置き換わり、年代を問わず感染が拡大。重症化リスクもあり、若年層への対策が急務だった。
このため政府は、高齢者らと並行して若年層へのワクチン接種を進める体制の構築を進めている。21日からは企業や大学などでの職場接種が本格的に始まり、266会場で実施。同日午後5時時点で全国3795会場での申請があり、約1464万人分の接種を予定する。
河野太郎規制改革相は21日、職場接種全体で1日20万回程度の規模になるとの見通しを示した。菅義偉首相は希望する全ての人が10~11月に接種を終えられるようにするとの目標を掲げており、接種スピードはさらに加速するとみられる。今回、中高生への接種方針も具体的に示すことで、全世代での接種を促したい考えだ。
ただ、若い世代ほど副作用が出やすいとの研究結果もある。
日本小児科学会は16日に発表した提言で、医療従事者への接種状況を分析し、若年層の方が接種後に発熱や倦怠(けんたい)感などがみられる割合が高いと指摘。12歳以上の健康な子どもへの接種は「意義がある」としつつ、「先行する成人への接種状況を踏まえて慎重に実施されることが望ましい」とした。
同調圧力
同調圧力とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。
少数意見を有する者に対して態度変容を迫る手段にはさまざまな方法がある。少数意見を有する者に対して物理的に危害を加える旨を通告するような明確な脅迫から、多数意見に逆らうことに恥の意識を持たせる、ネガティブ・キャンペーンを行って少数意見者が一部の変わり者であるとの印象操作をする、「一部の足並みの乱れが全体に迷惑をかける」と主張する、
少数意見のデメリットを必要以上に誇張する、同調圧力をかけた集団から社会的排除を行うなどである。 組織社会学者の太田肇は、社会の閉鎖性、同質性、個人の未分化という構造的要因に共同体主義というイデオロギーが加わることで同調圧力がエスカレートすると説明している。
フランク・ロイドのエッセイ集
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