読後感 (気にしない。 森本稀哲著)

妻が持っていた本を読みました。元プロ野球選手の森本稀哲さんが書いた本です。

彼のイメージは明るくて前向きで…でしたが、本を読んでもまったく同じイメージでした。過去の辛かったこともたくさん書いていますが、それらを経験して成熟した、そして野球という道で成功した彼が書いているので内容はほんととっても前向きで良い。

決して特別な魔法のような言葉が書いているわけではない。でもなるほどと思えるところが多い。経験がそうさせるのか、ちょっと羨ましい。

頭に留めた内容を目次から3点ほどピックアップ!

1. 人と違うことを障害だと思うな

本章では彼の病気について書かれている。それを例えに「人と違うことは障害、と思うこと自体が障害」というキーワードがありました。障害っていわゆる身体のこととイメージして読んでいたけど、心の中にも潜んでいるんだな、なんなら身近にすぐ現れる障害いるなと思いました。仕事してるとなんか自分だけつまらない仕事してるななんて思う時があるわけで。「あ、俺変な考え方してる。心の障害だなこりゃ」ってふと沈んでは冷静になる瞬間あるのよね。

2. 「なんとかなる」ではなく「なるようになる」

言葉っておもしろいね。まったく同じ意味だと思ってたよ。でも彼の説明を自分なりに書くと、前者は何の準備もせず何の根拠もないただの願望である。後者はしっかり準備してやることはこれ以上ない状態で本番を迎えるようなイメージ。全然違うよね?ぜーんぜん意識してなかったなぁ、俺なるようになるって状況を最近つくれていたのかなぁ…と。

3. 納得しないと、自分も相手も動かない

正直ね、俺は納得しなくても動けちゃうのよね。でもそれって楽しくないことが多い。仕事だからできるのか?それともプライベートでもできるのか?なんか少年のような好奇心が少なくなって、何事も作業と思ってるのかなぁ。いやいや、そんなことはない。納得して行動した方が楽しいのはわかっているので自分ではやってるぞ。でも…それを後輩にはできてるかな?納得するまで質問してくる後輩をめんどくさいとか思ってないかな?もしかしたら、イエスマンで物わかりが良すぎる後輩の方が好きなのかな?うーん、なんか人にはできていない気がしてきたな俺。


なーんか仕事で疲れちゃったからいろいろ思うよね。この本を読んで前向きさを頂きました。

#SEのお仕事 #中堅SE

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