BOYS

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ライブバージョン(動画)

アルバム「PLEASE PLEASE ME」の5曲目。
デビューから9曲目にして初のリンゴスターのボーカル登場!

リンゴもジョージ同様、ビートルズで何曲ボーカルを取っているか数えてみたら約19曲に1曲の割合だった(だからなんだって?笑)

それはそうとアルバムのエピソードにも書いたが、このアルバムの冒頭5曲のうち4曲で4人がリードボーカルを取り、自己紹介的な構成としているところがほんとに素晴らしい。
これがビートルズのグループとしての一体感と共に個性とそこから来る躍動感や快活さなどのイメージを具現化しているように感じる。

リードボーカルを取るリンゴについて後年ジョンは「ドラマーとしての素晴らしいが、ドラムで成功しなくても、歌でもなんでも、なにかの才能で、エンターテインメントの世界で成功をしていただろう」と評している。
81歳になった現在(2021年)でも新曲を発表し、メディアにも登場している様に衰えを感じないのは人を惹きつけてやまないなにかがあるのだろう。


BOYSはシュレルズという女性R&Bグループのカバー。
あのゴフィン&キングが作曲し、キャロルキングがソロでも発表している名曲「Will You Still Love Me Tomorrow?」B面だった曲。

B面狙いの選曲、カバーが実にビートルズらしい。

リンゴの歌はノリがよく、それ以上に元気なハモリと演奏が展開されているが、リンゴがリードを取る際はジョン、ポール、ジョージがバックでハモれるわけで、最強のコーラス隊を従えられるのはリンゴだけという見方もできる!

またリンゴが歌う曲になると他のメンバーが裏で奇声を発したり、合いの手を入れたり、しゃべりが録音されていたりして面白い。
(いずれ書くが、かのイエローサブマリンは究極の大騒ぎ)
この曲もバックで奇声が発せられているが、リンゴの持つ明るさやノリがそうさせるのかもしれない。

間奏に入る前に「all right,GEORGE」とリンゴが掛け声をかけるが、自分のボーカルの曲のライブでは定番になっている!

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