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生布施明レポート 2023.3.18@トークネットホール仙台 大ホール

 ご無沙汰しております。三島公演のレポ以来、およそ1ヶ月ぶりの記事になりました。本当は、色々コンサートレポート以外を書きたかったのですが、残念ながら文字通り仕事に忙殺されておりました…。

 しかしこの仙台公演を楽しみに、生きながらえてきたようなものです。日帰り遠征、トラブル(自分に)がありながらも楽しんでまいりました!お読みいただけたら嬉しいです。

出発〜現地着まで

 当日は仙台在住の友人と午前中から会うため、朝8時に家を出発。東京も久々の冷え込み、そして雨でした。
 今回は、宿泊か日帰りか迷って日帰りにしたのですが、泊まりにする代わりに(?)、憧れのグランクラスを使うことにしました。(ものすごく良かったので、これについてはまた別記事か何かにまとめたいと思います。)
 途中、窓からふと外を見ると…。おそらく福島あたりでしたが、屋根にもしっかり積もっていて、さすが東北…!と感じました。おもてなしが良すぎて、座席が快適すぎて降りたくない気持ちをおさえつつ、仙台駅に降り立つと、仙台も雪。友人に「防寒対策しっかりね!」と言ってもらっていたので、雨雪専用靴で来たのですが、大正解でした。

 その後は友人宅にお邪魔したり、駅やアーケード街を散歩したり(アーケード街は天気に左右されず見て回れるのが良い)しておしゃべりしているうちに、あっという間に開場時間が近づき、友人と別れ、バスで会場まで向かいました。午後、雪は雨に変わっていましたが、その影響もあってかバスが結構遅れており、想定していたよりも遅めの到着となりました。(今回は開場が16:00、開演が16:30でした。)

会場について

 会場のトークネットホール仙台(大ホール)は、1265席のキャパシティ。

会場に入ると階段があり、そこを登って入っていく形となっていました。

奥に見える赤い階段を上がったところが会場でした。
満員御礼ということで、かなりの賑わい。
大きな窓があり、そこから広瀬川が見えました。

 ホールの座席そのものは、全体的に傾斜があり、なかなか見やすそうな印象。

 今回私の座席は、なんと最前列。最前列は実は3回目ですが、もうこれで寿命が3年は縮んでいる疑惑があります(もっとか?)。神様に感謝してもしきれません。位置としては、中央から向かってやや左寄り、左のブロックの一番右端でした。
 今回は荷物の軽量化の観点と、さすがに最前で双眼鏡は気が引けて(前にやったことがないわけではないですが…布施さんごめんなさい)、持参せずでした。

 あと、私は異様にトイレが近い体質で、会場に着いた後、そして開演直前に2回行くのが通例なのですが(なんのカミングアウトだ)、トイレの列が今回は結構長かったように思います。寒かったのと、トイレの数が他会場に比べると少なかったことが要因かと思います。

 そういえばグッズの販売もあったのですが、ちょっと奥まったところに設置してあり、グッズ販売への誘導がなかったので、そこが少し残念でした。
私は少しお安くなっていたカレンダーを購入。(実はもう持ってますが、こんなんなんぼあってもいいですからね…(オタク的思考))

※この行以降、ネタバレを多大に含みます。
次の公演で初めて鑑賞される方、ネタバレがお嫌な方は、回れ右でお願いいたします。











(ネタバレを避ける間)















流れ・セトリと所感

 ※主に、曲名を太字で表します。「」は布施さんのセリフ、( )は補足及び私の心の声がメインです。(正確に書き分けきれていないですが、ご了承ください。)

 舞台には、今回もころがしが2つ。あと転がしの間と脇、計3箇所に何か別の機材?(薄いもの)が置いてありました。何かは分からなかったのですが、プロンプターか何かかな?と推察しています。
 緞帳は、三島同様、上から下に降りる一枚の布タイプでした。大きな船の絵が描いてある、ちょっと縁起の良い感じのもの。それを目の前に眺めながら、ドキドキしつつ開演を待ちました。

 トイレの列が長かったので、時間通り始まるか不安だったのですが、オンタイムにブザーがなり暗転。緞帳が上がり、星空のような明かり。そこで大きな拍手。
 
 今回は一番前で近かったので、真っ暗闇、というよりは星空の照明などで布施さんの顔もぼんやり見えるくらいの明るさの印象でした。(後ろの方では真っ暗に見えていたのかもしれません。)

 照明が点き終わるまで動かない布施さんに、会場からもう一度拍手が。確かに初めての時は「おや?」って感じたなぁ、などと懐かしく思い出したりしておりました。

 そして沈黙を破る光と音で勝手に想い出のスタート。謎語は今回はなしでした。(謎語って何?という方は、前回レポをご参照ください。)

 間奏の途中「アウッ!」と言われたり、とにかく踊り狂っていらっしゃいました。そんなに踊って大丈夫なのか、後期高齢者なのに…!(見た目全然見えませんが)

 ちなみにお衣装は、これまでと同じ黒ジャケット、白いシャツに胸元に赤いチーフ。そしてスカーフをふわっと首にかけていらっしゃいました。タイはつけているが解いた状態。胸元のブローチはちょっとよく見えず。でも多分これまでと同じ(金縁の赤い石)だったのではないかと推察されます。

 次の昔日の情熱。勝手に想い出のパワフル、若い印象から一転しての、グッと大人な雰囲気がたまりません。一回、「夕暮れ色を道連れに行く」を「夕焼け色を〜」と歌われていたようなそうでもないような。途中でスカーフを外されて、小道具置き場のところに置いていらっしゃいました。

MC:
・来るとき福島あたりが雪で真っ白
・「どうなるかと思ったけれどギリ間に合った」(布施さんが「ギリ」って言うのになぜかちょっとキュンときたりしてました。間に合った、のが移動についてなのかなんなのかは不明)
・ツアータイトル「よみがえれ昔日の情熱」の話
(昔の情熱を取り戻したい、と言った感じの話。)
・「皆さんもあの日の…ほら(と言いながら観客の方を指差す)、ほら、ほら」と仰ったところで会場から笑いが。

Mr. Bojangles 
・前奏の間、「ラーララ♪」「ラーラララ♪」とメロディを演奏に合わせて時折口ずさみながら、支度をして徐々にボージャングルスおじさんになっていく布施さん。帽子を被り、笑いが起き、眼鏡をして、笑いが起き、という、個人的にはホッコリして大好きな流れ。
・角度的に、「元気だしなよと笑ったあの人」の時、ちょうど肩をポンと叩く仕草を私に向かってしてくれたような感覚(幻覚?)になり、ジンときて涙してしまいました。
・犬が亡くなった部分、犬に向かって少し駆け寄るような動きをされていて(これまではあまり見た記憶がない)、芸が細かいなぁと感じました。

MC:
・マンボズボンを履いたジャズメンや、旅芸人の人に昔は駅などでよく会った。知り合いかどうかに関わらず会釈をするのが礼儀だった。仙台でもよく会った。仙台は東北の起点だから。
・丈夫でいてくれたとしたらその人たちは、私が今75だから80か90くらい。元気でいてくれたらいいなぁ。
「元気があれば、なんでもできる」(会場から笑)

・「今週は、忙しかったんです。野球で」(WBC、やっぱり見てたんですね…!)
・ハーフのヌートバー選手が活躍しているけれども、私も母が東北人なので、東北とのハーフ、と言うことで。

・物議を醸す独白コーナー。毒を吐くわけではない。なぜ物議を醸すかというと、評価が二分しているから。
①いいわね~と言う人
②もういいわねという人
・「どうします?あのコーナー」「どうですかね?」などと言われるので、「どうどう」巡り。
・制作会議で、渋茶をぐびっと飲み干して、立ち上がって、「今年も独白コーナー、やるもん!」(この「やるもん」がなんだか可愛らしかったです…!)

独白①:
 
「想い出とは時が経てば経つほど苦しみが薄れて、悲しみ色の、なんというか、ハハッ、懐かしさが残る。さらに時がたてば、悲しみ色の悲しさも消えて、胸に残るのは懐かしさだけになるんだろうか。」(といった感じ)

落ち葉が雪に
 
バースの後イントロが始まったところで、会場から拍手がありました。私が聴いてきた中では初めてだったかもしれません。東北の方には特にこの曲、馴染みがあったりするんでしょうか…。間奏でも拍手がありました。
バースの最後の「青春日記」の最後の「きー」の音の、弱音伸ばしの長さがものすごく長くて驚きました。あとは全体的に、安定の歌唱。

独白②:
 
「太陽に背を向けると、影は自分の前にある。太陽に向かって見ると、影は自分の後ろに引き下がる。前を向いて、思いきり元気に歩いていける。涙の後はひくひくする胸を抱きながら、大きく息を吸って、太陽に向かってみようか。」(細かな語句の違いはお許しください。)

流離の彼方で
 
このツアーにより大好きになった曲のひとつ。ちょうど、立ち位置が私の目の前くらいで、布施さんが上手側(向かって右側)を見ながらの歌唱だったので、素敵な横顔をしかと目に焼き付けました。「夢を閉ざさないでほしい」の部分がとにかく好きです。
歌詞について、前回(三島)のレポで「僕があなたを連れていくからね」と書いていましたが、今回は「僕があなたを迎えに行くからね」でした。前回を間違っていた可能性もあります。すみません。
一番の最後だけ、かなりズレた感じがありましたが、最後にはうまく辻褄を合わせていた感じでした。

独白③:
 
女性と街で偶然の再会をする設定のミニひとり芝居。(以下セリフを分かる範囲で。)

「あー!君か!街を出て行ったって、イトウ先生が言っていたから…」
(女性から話を聞いている様子)
「そうか、頑張ってるんだね…(と言う感じの内容)」
「僕?前の街と同じで、パンを焼く毎日さ」
「お茶でもどう?あ、そうだよね仕事中だもんね」
「今度ゆっくり…僕はね、ピカソの看板のところの…」
(女性が立ち去ったらしい)
「じゃあねー!」(ここで会場から笑いが起きる)
「当分、ここにいるから!当分…フッ(冷笑的な笑み)、ここにいるから…」
(細かいセリフは違うかもなので、もし間違いあればご指摘ください。)

それが僕です
・これまで同様、中央、左右と移動をしつつの「それが僕です」攻撃。大好きです。(なんの告白)
・最後の「そう、それが僕です」のところで頭を掻く仕草に今回もなんだかキュンでした。

MC:
・(独白コーナーが)どうかな〜。でもあと2-3年で(2年ですね)デビュー60周年。
「あと2個ですよ。」
「あと2回いいのを作りたい。」
「なのでまた仙台、呼んでいただけたら。」(会場拍手)
・「次はオリジナルソングメドレー。…ハハハッ、オリジナルソングメドレー。」(なぜか復唱)
・これまでの曲をリストにした。(ソノシートで出てた曲も含めて)
・ソノシートは、キングレコードの得意技。
キングレコードは講談社系列(初めて知った)
・リストにしてもらっても、覚えてないもんです。
・覚えてないから音を取り寄せてもらっても、やっぱり覚えてない(曲もある)
・『演奏旅行でギターを持って行って、旅館とかで作った。その頃寂しかったのかな、寂しい感じの歌が多い。「負けちゃ〜♪いけないよ〜♪」とかね。何にだよ、っていう』(セルフツッコミに笑いました)

(個人的には一節だけでも「負けちゃいけないよ」を聴けて、めちゃくちゃ嬉しかったです。)

・仙台にもジャズ喫茶があった。17か18の時に1週間ほどのスケジュールで歌った。

・最初に歌うYOKOTA AIR FORCE TOWN (CAN REALLY BRING YOU DOWN)について

 ・東京の多摩地区に横田基地があり、行った時横田は外国のようだった。
 ・その頃流行っていたのは、ビーチボーイズ。中3の時。
 ・横田基地近くに住む女の子の話。

"YOKOTA AIR FORCE TOWN (CAN REALLY BRING YOU DOWN)"のタイトルコールをされたのですが、"DOWN"を「ダァ〜ウン〜」と強調してお茶目っぽく発音して、左手で下を指差していたのが結構印象に残っています。

 前奏で白いジャケットへお着替え。

YOKOTA AIR FORCE TOWN (CAN REALLY BRING YOU DOWN)はノリノリで、エアギターをたくさんされていました。特に間奏あたりの小堀さんのギターに合わせてエアギターされる姿は、ロックのセッション!と言う感じが堪らなかったです。服部さん、金子さんのコーラスもクールでありつつ情熱がこもっていて、本当にかっこよかった!ロックな布施さん、あまり世間に印象がないと思うのですが、いろんな方に聴いてもらいたい一曲です。(翻訳:映像化&販売求む!)

 続いてこれが青春だ。足踏みをされながら歌っていてそれがすっごく!すっごく!笑顔で可愛かったです!私の記憶を映像化したい!歌もすごくノリが良くて、YOKOTA AIR FORCE TOWNからの流れがとても好きです。

雪がおどる
 
ノリノリ曲から一転して、切なげな曲へ。前奏でお店のドアを開けて入って、途中の「雪がおどる」のサビのところの前で店を出る仕草をして…とひとりミュージカル度満載でした!なお4拍子でした。カーテンコールに収録の3拍子の「雪がおどる」もいつかライブで聴いてみたい…!

霧の摩周湖
 最初の「あ〜あ〜」はマイクなし。会場からは大きな拍手が。
この曲は私の目の前で歌ってくださっていたのですが、よ〜く見ると蝶ネクタイがちょっとだけ左右非対称で、愛おしかったです。歌唱は安定の素晴らしさでした。
 
 続けて、カルチェラタンの雪(歌い出しあたりで拍手が!)、ワンフレーズの、そしてうりずんの風。うりずんの風、今回も間奏のところで、両手を上げてカチャーシーっぽい動きをされていて素敵でした。

 シクラメンのかほり。こちらも前奏〜歌い出しのあたりで拍手がありました。かつてのヒット曲への拍手が、他の会場に比べると多かった気がします。

蝶ネクタイを解いて、愛情物語を観ましたか。安定の良い歌唱でした。

ここで2つ、懺悔です。

 ひとつは私の膀胱がこの辺りで限界になり、ここで一旦離脱しお手洗いに行ったことです。お恥ずかしい限り…。なのでインストゥルメンタル、愛情物語(To Love Again & Manhattan)の真ん中のマンハッタンは聞けておりません。(泣)
寒さと、水分摂取量調節の失敗が原因かと思います…。もうちょっと水分を控えるべきだった…。そして頭を掠める、オムツ導入案。(それはさすがにちょっとしない方向で検討したい。)

 お手洗いから戻ってから、演奏中は席に戻れないため、会場後ろから舞台を見ていましたが、照明がすごく綺麗でした。(確か紫色が多かったような)後ろの方の席の方が、照明は堪能できますね。

 演奏の終わりとともに、お着替えされた布施さんが下手から登場。(黒ジャケットに濃い目の緑のチーフ。中に白のベスト。衣装はこれまでと変わりない模様。)
 ここで急いで席に戻りました。

 そして懺悔ふたつめ。席に戻った時、メモ用のペンを見失い、このあたりからはメモ記録なしの記憶からだけの記事なります。「内容、うっすいな?」と思われたら申し訳ありません。

MC: 
・メンバー紹介。お名前だけの簡潔バージョン。
 井川さん飛ばしはあり。笑

・学者によると、2050年には平和な、お平な世の中になるという話がある。「2050年だと井川さんは…私?私のことはどうでもいいんです。」
「どうですか、あと25年?」(計算がw (デジャヴ))
・次の曲はコロナ禍の中で、夢を握りしめながら亡くなった友人へのレクイエム
(西城秀樹さん向けの曲と思っていましたが、そうではない方にも向けて歌われているのかも、と今回のMCで感じました。真相やいかに。)

そしてWe Will Meet Again。2番のサビが「頑張って駆け抜けた人生」、でしたが本来の「青春」と混ざったか「ぜんせい」となっていたように聞こえました。(多分初めて聞く方には分からないくらい。)この曲は上手側で歌われていたので少し布施さんが遠かったのですが、ライティング(確か白っぽい光)を纏って歌う布施さんが神々しかった…!

次は慟哭。最後の「時の流れ 儚くあなたを…」のところで、少し脚を曲げて屈むような動作をされていました。屈み具合は浅め。
 最後の「夢の世界へ」は、マイクなしで、両手を広げて歌われていて、ただただ美しいなぁ…と眺めておりました。(歌については言うことなしでした。)

MC: 
・最後のコーナーです。
・疲れ果てた人の心があるけれども、民度を保って生きたいと思う。
・いいんじゃないの仙台、と言われるような。
・外から(つまり外国から)来る方もいらっしゃるから、「いいんじゃないの、あの国。力強いし、明るいし、優しいし」と言われるようでありたい。
・次の曲は皆さんへのプレゼントです。
(記憶が正しければ、ここか、最初の方のMCかで、「もうこの冬最後の雪だと思いますが」的な話をしていらしたのですが、やや曖昧)
・本日はありがとうございました。

 そしてまほろばの国。熱唱でした。「奮え、奮え」は「フレーフレー」にやや音が似ているな…などと考えつつ。(ネットで調べたら「フレーフレー」の語源は英語の英語の『hurray』=万歳・愉快説がやや強そうです。余談でした。)

 
その後、ついて来るなら。この曲は全体通じて、少し声が掠れているような感じ。でも敢えてそうしているのかもなと思いながら聴いていました。
「時は今まさに 船出の時」の「とぉーきぃー!」の熱の入り方と言ったら、痺れました…!

 そしてMy Way。いや正直、何回聴いても、この曲だけでチケット代十分回収できる。魂が震える。前半は優しく、後半に行くにつれて想いが溢れていくその歌唱は、もう堪らないです。
 2番のサビは今回、「あなたには愛する人がいるから 信じたその道をあなたは行くだけ」。自分の家族や、大切な人たちが脳裏に浮かんで、ただただ聴き惚れました。

 マスクの着用が個人の判断に委ねられた昨今ですが、今回の公演ではマスクの着用が会場側からお願い事項として提示されていました。しかしながら、声出しについては特に規制がなかったためか後半「ブラボー!」「アキラサイコー!」の声が時々聴こえ、コロナ前の日常も徐々に戻ってきているんだな…と感じました。

 My Wayの後、中央、右、左、2階席の方へお辞儀をされたのち一旦布施さんは袖へ。少し間を空けて、ピンクジャケットに着替えた布施さんが戻ってきました。そこから君は薔薇より美しい。前奏の途中で「特別だよ!」いただきました!会場はノリノリ。変わったーのロングトーンも、1番2番とも伸びやかでした!間奏の時はMr. Bojanglesで使われた帽子をかぶっておどけて歩いていらっしゃいました。

 そしてラスト、Time To Say Goodbye。ただただ終わってしまうのが寂しい気持ちと戦いながら、聴き惚れました。最後の「イヨコンテ」の高らかな声と、バックの重厚な音と。そして緞帳が上から降り、終演となりました。

 公演は1時間42分ほど。気持ち、MCが短めだったような印象です。

終演後〜東京駅まで

 今回、慣れぬ土地ではありましたが、出待ちを試みました。しかしなかなか布施さんらしい方を乗せた車は駐車場から出て来ず…。自分も日帰りで新幹線の時間の都合があったため、その場は諦めタクシーで仙台駅へ向かいました。

 タクシーの運転手さん(男性)に、「誰のコンサートだったんですか?」と尋ねられ、「布施明さんです」と答えたら、「えー?布施明ー?!(爆笑)」と大変驚かれました笑。

運転手さん:「えーだって布施明って親御さんくらいの歳でしょー」
私:「布施さん75歳ですけど親が72歳です」
運転手さん:「えー!親より年上の人の追っかけしてるのー!(爆笑)」
みたいな会話を終始して、あっという間に駅に着きました笑。
(東京から仙台に遠征に来てたことも驚かれた笑。)
なおそのタクシー運転手さんは、嵐の大野君を乗せたことがあるそうです。すごいな。
 
 そして駅でお土産など買い、改札に向かうと、ファン仲間の方たちが。聞くとそろそろいらっしゃるかも?と言うことで一緒に待たせて頂いたら、本当にいらっしゃいました…!(バンドメンバーの方々も。)
 
 今回もホームでお見送りができたのと、これは全く偶然なのですが、帰りが布施さんと同じ新幹線だったのです。(号車は違いましたが)
 本当は上野で降りる予定だったのですが、東京まで行くことにし、そこでも少しお見送りできました。三島に続き、本当に幸せな経験をさせていただきました…!布施さん、バンドメンバー、スタッフの皆様、本当に本当に、お疲れ様でした。

まとめ

 今回の仙台も、三島同様、友人がいるからと参戦を決めた回でしたが、地方独特のMCが聞けたり、それぞれに味のあるホールを堪能できたり、いいことづくめでした。また遠征、ぜひしたいと思います。

 次はいよいよ今期ツアーの千穐楽、オーチャードホールです。次で最後と思うと、すでに寂しい気持ちが…。

 それではまた。今回もお読みいただき、ありがとうございました! 

 

 





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