2024.3.16 生布施明レポート 2023-2024 刹那の夢がたりツアー @松戸森のホール21
ツアーも終盤になってまいりました。残りの公演数を数え、オーチャードまでの日数を数え…としているうちにあっという間に3月が終わりそうです。
この3月4月は息子の卒園入学もあるのでてんやわんや過ごしております。が、布施さんは欠かせない!(旦那よいつも快く送り出してくれてありがとう!)
今回は千葉は松戸公演。いやもうなんというか、ここで声の若返りを見せてくる布施さんがすごいのと、今回はいつも以上に泣けました。
会場
会場は、来訪3回目の松戸森のホール21。3度目となれば行くのも慣れたもん、と思ったら、会場まで徒歩で行く道を変えてみたら歩道が狭くて車にビクビクしながら行くという、なんとも情けない話。(次は慣れた道を使うかバスで行こうと思いました…。)
過去2回は、布施さんの「祭りのあとの歌ものがたり」ツアー千秋楽と、昨年ののど自慢で来ていました。
その時のレポはこちら↓
のど自慢が案外最近でした。3ヶ月前かぁ。(なんだかもっと昔のことのように感じる)
天気は快晴、気温も暖かく、絶好の布施さん日和!そういえば最近布施さん公演で雨に当たらないような…?(そういうと当たるかもなので雨男撤回はしないでおこう…)
開場が開演30分前、16:00の予定だったのが運営側もさすがに時間が短いと見たか、3分ほど前に開場していました。
席は前から6列目やや上手側。通路に面した席だったのですが、席を挟んでのお隣がオープンチャットのお仲間で、さらにお隣とそのお隣がいつもこのレポを読んでくださっている方とその娘さんでした。お声をかけていただき嬉しかったです。そしてお知り合いの方と隣になる率のここ最近の高さに、自分の引きの強さを感じます。笑
これ以降はセトリなどネタバレが多々含まれますので、お嫌な方は回れ右でお願いいたします。
(以下、恒例のネタバレを避ける間)
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流れ
転がしが前方に2つ。だいたい時間通りの16:30開演。(時計がわりの携帯電話の電源を切っていたので定かではありませんが、少なくとも久喜公演のような遅れはなし。)
ブザーが鳴り、幕が上へ。
太鼓の音→ニューヨークニューヨークのメロディ。(リンク飛んだ先の、00:00:00〜00:00:32までの音)
布施さんが下手から入場。
服装については濃いネイビーのタイ、白いシャツ、濃いグレーのジャケットとズボンで、中にはネイビーというか黒っぽいベストで、ベストだけこれまでと変わった模様です。(これまでは薄めのグレー)
スタンドマイクでMY WAY。背景紫。いや、今回はなんだかこの時点から布施さんがお肌ツヤツヤ若イケオジでした。本当に若くて3度見。
目を瞑って歌われる布施さんが神々しく美しい。
「わぁたぁしぃにぃわぁ」のところの声の太さというか、厚さというか重厚感が半端ない。
「信じたこの道を私は行くだけ」の「行くだけ」で足を力強く踏み出す布施さん。あぁ、かっこいい…。
森のホールはのど自慢のアフタートークでも布施さんがおっしゃっていたように音響がとてもいいホールなのですが、そのおかげもあってか音が非常にクリアに聞こえました。あと単純にお声の調子が最高に良い。
背景が紫で、後ろの方にキラキラのラメのカーテンのような装飾があり、これがなんだか夢の世界のようで。いつも以上にMY WAYの世界に酔いしれた感じです。
あとMY WAYだけではないのですが、今回は笑顔が本当に!優しくて素敵でした。
「迷わずに行くことを」の「迷わずに」のところのスマイル。
「私には愛する歌があるから」の「愛する」のところの笑顔。
いや、いつも素敵ですが今回は笑顔が弾けまくっていました。やっぱり調子が良かったのでしょうか。
最後の「すべては心の決めたままに」の「まーまーにー」の声の伸びること、トルコアイスの如し。
曲が終わってまるで最後の曲だったかのような拍手の中、次の曲へ。
再びニューヨークニューヨークの一節を挟み(リンクの00:00:32〜00:00:39くらいまでの音)、君は薔薇より美しいへ。この入りのところで布施さんが細かく足踏みされるところで「行くよ行くよ行くよー!」的な感じでボルテージを上げていくのが、最高に可愛い×かっこいい×イケオジすぎて鼻血が出そうでした。(幸い出ませんでした。)
ジャケットのボタンを外し(今回は特に頻繁につけ外ししていた)、軽くステップを交えながら最高のニコニコ笑顔で歌う布施さん。この笑顔は国宝にしたい…。
「目に見えない翼広げて」の「広げて」でちょっと指差し。
間奏で、先日(2024/3/14)ラジオでもお話しされていたようにピアノの方へ行きシャンパングラスでお水を一口。飲んだ後、ちょっとグラスを掲げるその姿がまた素敵。服部さんの方を見てアイコンタクトされていたように見えました。
2番の「笑いながら風を追いかけ」の「追いかけ」でステップ踏んでて本当に風を追いかけていて、かわいすぎか!となりました。
曲終わりではものすごい拍手。ついここでブラボーと言ってしまいました。
いや、ここまでの2曲でチケット代本当に元取れる。
次は愛はるかに。最初の「泣きぬれて」の一声で前の曲ともう全く別人のよう。「手を握りしめて」という歌詞のところで実際手を握りしめられていて、良き。ギターの音もすごく綺麗で聴き入りました。
途中、さっき君薔薇で外したジャケットのボタンをどこかで留めてました。
途中背景紫×キラキラ→青への切り替え。
最後の「今愛はそこに」の後で赤に切り替え。
照明もカッコよくて本当にあの空間に身を置くことで幸せな気持ちになります。
そして最初のMC。照明がつくより早く話し始めた布施さん。笑
・千葉を代表してこの会場でやる
・1年に一度くらい(ここで)やっている
・この4年数ヶ月のコロナの渦が過ぎたと思ったら国民の民度が乱れていてため息ばっかり出る
・今日はその辺りのことは忘れてお過ごしくださいませ。
・ツアータイトルは「刹那の夢がたり」。
・刹那は元がサンスクリット語のクシャナ
・指をパチンと鳴らす間に60の刹那がある(と言いながら指を鳴らす)
・大変なことだと思います(と言って笑う)「よく分からなくて」とも。
・そうそうあの時こうだったよね、と思い出のひとかけらになったら(嬉しい)。
・最後までごゆっくりお過ごしくださいませ
(今日は「ませ」がお好き?そしてやや早口な布施さん。笑)
そしてオーゥ!と声を上げて、天を指差して始まったTears in Heaven。体を横に揺らしつつ、前奏の最中に「ウ〜ウ〜(とそして何か英語っぽい言葉でゴニョゴニョ。残念ながら聴き取れず)」。相変わらずの熱唱。"Would you help me stand"のところで(誰かの)手を掴んで立ち上がる仕草。
途中ポケットに手を入れて歌われたところあり。確か、途中で変調する"Time can bring you down…"のくだり。
そして最後の ”Tears in heaven”の弱音の長さがすごかったです。
1箇所歌詞違いがあったように記憶していますが
(”And I know there’ll be no more” のどこか?を"just know"と言っていたような)瑣末な話です。とにかく声も表現力も抜群でした。
それから木蘭の涙。上手側で歌い始め。ちょうど私の目の前あたりで目が幸せ。「愛しさの花籠 抱えては微笑んだ」のところで歌詞に倣ってかにっこり微笑むんですが、そこがせつなくも美しい笑顔でですね…!あぁもう!
今回も「あなたが来たがってた…」のくだりで下手へ移動。
その後の「あなたを探している あなたを呼んでいる」が順番前後して「あなたを呼んでいる あなたを探している」になってましたが、なんとか大きく崩さず持ち堪えた!
そして最後のアカペラ。「私を」「置き去りに」の間で足をトン、と踏んでいらっしゃり、その音も会場に響いていました。
今回は合計で3回くらい泣いたんですが←、最初がここでした。ちょうど命日が近い友人のことを途中でぶあっと思い出してしまい(亡くなったのはだいぶ前です)、涙で布施さんが霞みました。
MC。
・(拍手が大きいのに対して)「それほどの…(ものでもないですよ)」といたく謙遜
・独白コーナー。評判はまだ…ずっと…イマイチ
・夏の夜中にそっと書きました
・独白コーナーが何かというと、独り言、独白、というか戯言で、歌で繋ぐ
・お芝居ではありません
・お芝居は下手なんです
・植木等さんに「芝居はいいから歌もうちょいやれ」と言われた
・皆さんそれぞれの景色を思い出してもらえたら
と話し、メガネをかけて上手側に行き始まった独白コーナー。
独白1
・今おーきく息を吐いてあの日を振り返るとなんだか拳をぎゅっと握りしめてしまう
・夜空を仰いでチクショーと
たった一歩進むのにあの頃涙も道連れにしたっけ
そして歌は負けちゃいけないよ。上手側。
拳で腿を力強く叩きながらの「負けちゃいけないよ」の言葉に泣きそうに。腿を叩く時は若干足を開いてらっしゃいました。
2番の「ゴールは まだ 遠い」の「まだ」が力強い。
3番の「もしかして母さんに…」のところで指を天井に向けてらっしゃいました。
最後の方のちょっと転調する「負けちゃいけないよ あいつになんて」のところで、左手をポケットに入れながら歩いて下手へ移動。下手に移動完了するとマイクを左手に持ち替えてラストの一節。
独白2
寸劇
「しばらく!帰って来てたの?」
「あ、お母さんが…知らなかった…」
「うちのお袋は、もうだいぶ前にさ…」
「旦那さんも?」(と言った後、驚いた表情になって)
「5年前?知らなかった…全く知らなかった…」
「僕?色々あってさ。親父の跡を継いで薬売りさ」
「またみんなで集まって食事しない?」
「海辺のあの店 やってるんだよ 2代目だけどね」
「君を見送ったのはあの店だったよね」
(バスが来る音)
「あ、バスが来た 乗って乗って乗って乗って」
「全然わかる!(多分連絡先のこと)」
「嬉しかったよ会えて じゃあね」
(バスの発車音)
そしてともかくものイントロ。下手側で歌い出し。歌詞をほぼ覚えてしまったほど好き。「情けなさだけ風に舞って」の手の感じが好き。(右腕をちょっと上に上げる)
「許されるはず」のところの笑顔に萌える。今回は本当に布施さんの笑顔が身に沁みる。最後白ライトに照らされる布施さんが神々しい。
独白3
・高島野十郎の蝋燭の絵が、西向きの壁に飾ってある
・儚さ寂しさ切なさ
・懐かしむ未練なんだろうか
・ノスタルジアがしみじみと炎の芯に見えるような気がするからなんだろうか
・「またね」
歌は青空の彼方星。背景は紫。間奏のところは今回も長谷部さん服部さんで手拍子。観客からも合わせて手拍子(私もしました。)「あなたを抱きしめ」の優しい感じ。「あなたが待ってる青空の彼方星」のところの笑顔がせつなげで優しくて好き!
歌い終わってメガネを外し、MC。話しながら、メガネを右の内ポケットに入れるか、左の内ポケットに入れるかゴソゴソしているのがなんとも可愛らしい。結局手に持ったまましばらく話し、そして結局最後は後ろのテーブルに置いていました。笑
・今年の夏暑くてぼーっとしちゃって
・ぼけてると言っても年齢的なものじゃないですよ
・次の、秋からのツアーが60周年
(この辺で、手に持っていたメガネをテーブルに)
・3歳の時から歌ってますからね(観客笑)←正直63歳と言われても驚きはしないw
・よかったよって言ってもらえたら(嬉しい)
・この夏はもう少し(60周年に)ふさわしい独白にしたいと思っていますが
・ペンが鈍い
・次はオリジナルメドレー
・(拍手を受けて)期待していただいてもダメだと思いますが…
・レコードだったのがCDに1年くらいで変わって、今は配信
・200曲くらいレコーディングしたのかなと思っていたら調べてもらったら300曲くらいレコーディングしてた
・調べて(もらって)「こういう曲です」と言われても覚えてないという
・自分で作ったんですよと言われても覚えてない
・ここまで暗めの曲が多かった
・腰も痛いんですけど、力強い感じ(の曲)で
・(メドレーは)楽しげでテンポのある曲
・(少年よについて)数年前(約20年前は数年前?と脳内ツッコミ)仮面ライダーのオファーがあった
・話があった時、あー、主題歌と思ったら物語にも出てもらう、と言われて余計に嫌になった
・でも、屋久島に行ってもらうと言われて受けた。でも撮影場所は埼玉に変わってた。半端に太い杉の前で老人が歌う、という
・役は前に仮面ライダーだった老人で、今は武器の研究をしている。
・小さい子が(仮面ライダーに出てたというと)ワー!と喜んでくれて嬉しかった
・「老人よ」、じゃなかった、君のことを言ったんだ…と小堀さんに向けて冗談を言う布施さん(笑)
・「少年よー!」と言って前奏スタート
今回も「アーゥ!」が飛び出し。そして今回がまるでリリース当時の声なの!声が若いの!(これまで若干どうしても出しづらそうと感じるところもあるように感じてんですが、今回はそれがなかった)
これは全力少年だー!(曲は違うけど)と嬉々として聴いていました。
途中胸に手をバン!とする仕草も。そして今回は久喜の時のようなミスもなし、完璧でした!あぁ、これを聴けてよかった…!
かなり全力で歌ったのか、ポーズなのか、歌い終わった後は手に膝をついてハァハァと息をされてました。(表情的には少なくとも半分はポーズっぽい)
立て続けに霧の摩周湖はマイクありの「あーあー♪」で始まり。青ライトが湖を連想させて綺麗。直前まで「少年よ」を全力で歌っていたとは思えないしっとりさ。そして上手側からのお顔が美しくてうっとり。締めの「よぉ〜おるぅ〜〜〜〜〜〜〜〜」の長いこと。
そして愛の詩を今あなたに。赤ライト。下手側で歌唱、「抱きしめながら」のちょっと低音かかるところがセクシー!76歳にこんなにセクシーさを感じるとは思わなんだです。「二人の心燃え上がる時」の「二人」で手をピースにしていて、微笑みと相まって素敵。
そして最後の方の「今日まで一人生きてきた」の「一人」で人差し指を立てていてそちらも格好良かったです。
今回はとにかく微笑みの優しさにやられる頻度が高かった…!
次に落ち葉が雪に。バースだと思って布施さんが最初に発した言葉が「ひとり〜〜〜〜」で、会場に妙な沈黙が。
布施さん、間違えちゃった的な笑みを浮かべつつ、「意気地なしだよ〜」と仕切り直し。冒頭の仕切り直ししやすいところでよかった(笑)。
しばらく間違ったのを気にしてかうっすら笑っていらっしゃいました。そんな布施さんも可愛い。
背景はオレンジやグレーっぽい青でちょっとセンチメンタルな感じ。やや上手側で歌ってくださったので私のほぼ真正面。
「そしてうららの」の手のしなやかな動きが綺麗。間奏の笛を吹く仕草もいつも通り。
最後の「どうして僕はここにいるのだろう」の「だろうー」の弱音が長い!
今度はしっとりからアップテンポの恋のサバイバル。「アヴ!」とどこから出ているか全く不思議な76歳らしからぬ声で始まり、左脚をトントンとしてリズムをとりながらの熱唱。オレンジライトが上下から点滅してノリノリな感じ。「さよなら、平気だわ」の手が好き(ちょっと横に開く感じ。)これも声が若かった…!花粉症の影響はないんだろうか…。(それとも花粉症の影響で逆に声が若返ってたらすごい←)最後は赤ライトに照らされる布施さん。ここがめちゃくちゃカッコイイ!
と、ここで外れていたジャケットのボタンをつけていました。(どうしても気になるボタンの動向(笑))
そして愛は不死鳥。今回は会場がやや広いと見てか、マイクありアカペラで歌い始め、「愛は、愛は永遠に死なない」の後に「アウ〜ウ〜ゥ〜」がきた!このタイミングは珍しいのでは?
背景のライトが緑色で、ハートの上側みたいに半円が二つ並んで見えました。(前の方だったので、後ろだとどう見えていたんだろう)
「舞い上がる」のところで本当に飛び立つんじゃないかと言うくらい腕をはためかせていらっしゃいました。
そして私はこの曲のライトニングがかっこよくて大好きなのですが、「ごらん不死鳥」の「ごらん」のところで赤にバッと布施さんが照らされるんです。まさに不死鳥の雰囲気が出てて最高です。ほんと、布施さんあなたが不死鳥です。
最後の「しなーなーい〜〜〜〜〜」もだいぶロングトーン!
それから恋(ワンフレーズ、背景紫。一瞬左手をポケットに入れていた。かっこよかった)、上手でカルチェラタンの雪。今日は声が太いというかめちゃくちゃセクシーで安定した声で聴き惚れました。一人ミュージカル感!
「くちづけは歩きながら」のところのくちづけがセクシー!
「歩きながら」のところで女性の手を引こうとする仕草がまた、セクシー!
そして最後の「凍りつかないうちに」もロングトーンで締め。マイクを徐々に離していき、音が入る場所からスッと切るように話す仕草がまたセクシー!にしてもどれだけマイク遠いんですか(笑)
余談ですが、マイクが遠いといえば、公式さんから出ていた袖からの映像がマイクの遠さをはっきり映していて、やっぱり肺活量おかしない?と思う私でした。
その動画はこちら↓
話を戻しまして。シクラメンのかほりは舞台中央で。やっぱり上手側から見る布施さんは美しい…(何回目?)
「疲れを知らない子供のように」のところで子供の頭に手を添えるような動きが大好きなのですが、その後背中に手を当てて子供を送り出すような仕草も今回はあってまたそれも好きでした。そして変わらずマイクはまだ遠い。
歌い終わって布施さんは下手袖へ。
そしてバンドメンバーによるリベルタンゴのインストゥルメンタル。布施さんの衣装替え中の曲とはいえこれだけで本当に聞き応えあります。冒頭の小堀さん(途中もですが)カッコイイー!
今回もノリノリで手拍子を合わせるなどしました。皆さんそれぞれ演奏が冴え渡ってました!服部さんのマレット捌きも上手側からよく見えて満足。
演奏終わって、下手から踊りながら出てきた布施さん。「踊ろうとしたら終わっちゃった」なんておっしゃっていて可愛い。衣装は黒の蝶ネクタイに白のシャツ(遠目で分からなかったですが多分久喜と同じプリーツあり?)、黒のジャケット(脇にラインが入ってるかっこいいやつ)に黒のズボンの衣装。
そこからメンバー紹介。
・拍手をお願いします
・メンバー紹介
・男性から
ベース川嶋さん→ドラム長谷部さん→ギター小堀さん(リーダーを務めてます、と説明。)
・ここまで男性でむさ苦しい感じ
・女性グループ
パーカッション服部さん「シロフォンとかもやってる」
→キーボード永田友紀さん
→ピアノ金子泉さん「ピアノいがわ…いかわさんの代わりに」
「上手です」「いがわさんより上手いかも」
と布施さんが話した時金子さんは首を横に振っていらっしゃいました。
にしてもやっぱり布施さんにとっては「いがわ」さんなのかw(後半は言い直しすらしていないw)
金子さん紹介からすぐピアノが始まり、赤鼻をつけ、手品でお花を出す布施さん。そうそう、この時の曲がハウルの動く城の「人生のメリーゴーランド」だとファン仲間の方が教えてくださいました。(↓の映像の冒頭〜40秒あたりを使われてました)
そこからピアノはピエロのイントロへ。ここで布施さん、マイムをしつつ赤鼻は取られていました。「ウーーーー」と優しい声を一声。
踊ってあげようの踊りはやっぱり社交ダンス。酒場の笑い声の再現までお一人でするのがなんともすごいなぁと改めて。
「でもねそれでねよかったんだね」のところの笑顔がせつなげでキュンとしました。どこだったか忘れましたがお顔を指さして笑顔のところがあり、それもまた素敵でした。
歌い終わられてMr. Bojanglesのご準備。帽子、杖、メガネ、鞄を身につけ、観客側を見てワァー!という感じの弾ける笑顔。(可愛い)
ドアを開ける仕草(とドアが開くギィーっという音)、そして「ハロー!」のいつもの流れ。最初の方、少し踊りが控えめ?と思ったりもしましたが、だんだんいつも通りの踊りになっていきました。「おどけたステップ」で踏まれたステップが本当におどけていました。(図解したい)
「心が寒い夜は」のところで帽子を取り。最後の「ダンス」のところで小さめの声で「ウゥ~ゥー」。この曲は最近のツアーなどで歌われることが多くて、もはやBojanglesさんが布施さんのイメージになっております笑。
曲が終わってMC。
・(髪をなでつけながら←ここがめっちゃ好きでした)ありがとうございました。(ここでちょこっとダンスステップ)
・最後のコーナー
・冒頭にも申し上げましたが、コロナが4年以上あり
・今また他の病気もあるみたいで
・芸能界もゴロっと変わった
・Chat GPTとかAIなど
・布施さんの声で、歌った記憶のないものが出たりしていて「いいなーこれ」(と思った)
・でもあいつ(AI)は絶対失敗しない
・人間は「ごめんね」みたいなことがある
・だからこそのライブ感
・昭和の香りがするなと思われるかもしれませんが
・まだまだやり尽くしてないという気持ち
・本日はありがとうございました
・次の時もお待ちしております
そして舞台中央で慟哭。一つのライトで布施さんを照らす感じがやっぱりかっこいい。
途中の運んでいく、で少し屈まれて運ぶジェスチャー。
「ゆめのぉ、せかいへ〜とぉ〜おぉぅ♪」の語尾が丁寧で好き。右手をポケットに入れられている時がありました。「人それぞれだと言い聞かせても」で手を胸にドン!とされる。
後半、小堀さんの指揮がかっこいい。背景のカーテンが開き、鉄橋のようなイメージが浮かび上がり、ボルテージの上がる布施さん。熱唱しつつネクタイを気にしている(熱唱すると喉がきついのかな)
最後、マイクなしで「夢の世界へ」。これがまたかっこよかったー!
それからついて来るなら。ああああ若い!荷物をまとめておいで、のところの荷物が、手に持って方にかけてる感じで素敵。
間奏手前で飛び出る「オーイェーー!」そして慟哭から引き続きタイをめちゃくちゃ気にしている(笑)
「ついてくるなら 俺のこの手を離さないでおくれ」で離すもんか!という気持ちになる。恐るべし76歳。
そしてここで!タイを解いた布施さん!セクシー!イケオジー!(語彙力が低下しておりますがご了承ください。)
からのWALK。背景オレンジ、舞台中央。布施さんが若すぎて50代に見える…。
「そこには生まれてきた理由が必ずある」に、また亡くなった友人を思い出し号泣してました。布施さんもここでめちゃくちゃ想いが溢れていたのか、足を数歩ステップっぽく足踏み。
もう最後まで、感動しっぱなしでありました。私も前を向いて行こう。
最後はスタオベしてブラボーもしました。素晴らしすぎて。
布施さんはいったん下手に引っ込んだと思ったら、割とすぐに(←)赤いジャケットに着替えて再び舞台へ。
「ブラボーなんて言われちゃったらっ…特別だよ!」と、とっても嬉しそうな布施さん。アンコールは君は薔薇より美しい。アゥ!ウ〜〜とノリノリな感じからの、ニコニコ笑顔が弾ける熱唱でした。本当に輝いていらして、お疲れのはずなのに微塵も感じさせないプロフェッショナルさ。
「かすかに色づく唇」のところの「くちびる」のところが好き♡最後の伸びも最高でした!最後のお辞儀も手を横に一旦開いてから胸に当ててペコっとキレのある動きで素敵!
そしてTime to Say Goodbye。タイなしでまたセクシーなイタリア人アキラ。一瞬どこかで指を胸の前で組んでいて可愛かったです。最後はイヨコンテからの赤く照らされる布施さんをじっくり目に焼き付けてフィニッシュ。
布施さんは天を指差しながら、目を瞑って幕が降りるのを待っていらして、それがまた神々しかったです。
18:15に終演し、出待ちを試みましたが、楽屋口の近くまでは行けず。布施さんが車に乗られるところは見ることができましたが、車通りの少ない道を通られたようで近くではお見送りできませんでした。でも見れただけでもよかったです。(なお18:22に会場を後にされるという早技でした。(月光仮面かな?←歌しか知らないのにすみません)
セトリまとめ
MY WAY
君は薔薇より美しい
愛はるかに
Tears in Heaven
木蘭の涙
負けちゃいけないよ
ともかくも
青空の彼方星
<メドレー>
少年よ
霧の摩周湖
愛の詩を今あなたに
落ち葉が雪に
恋のサバイバル
愛は不死鳥
恋
カルチェラタンの雪
シクラメンのかほり
ピエロ
Mr. Bojangles
慟哭
ついて来るなら
WALK
君は薔薇より美しい
Time to Say Goodbye
※府中、久喜と違いなし
感想とまとめ
今回は正直お声の調子としては今期ナンバーワンだったかと思います。とにかく声が若いのと、出づらそうなところが全く見受けられなかったです。毎回毎回前回を更新してくる布施さんは本当にすごいなぁと思います。
そして森のホール21はやはり音響が抜群に良くて、それも良く感じた一因かもしれません。
次の参戦は3月31日のオーチャードホール。そして4月6日の福岡が私の千秋楽となります。(本当の千秋楽は4月18日の大阪)
コンサートも終盤になってきましたが、終盤になるほど調子を上げられる布施さん。残りも楽しみです!
余談:
3月14日のラジオ「くにまる食堂」でメッセージを送ったところ読んでいただけまして(奥様にホワイトデーに何か贈られたか、という野暮なご質問)、松戸の会場でも「メッセージ読まれてたね」とお声がけいただいた方が何名か。お声がけいただき嬉しかったです!ありがとうございました。