Mixing Colours : Brian Eno & Roger Eno
現代音楽/環境音楽の第一人者であるイーノ兄弟が、初めて共同名義でリリースした作品。リリース元はドイツのクラシカルレーベルであるグラモフォンから。
ロジャーのキーボードが紡ぎだすMIDI音源を、ブライアンが受け取り音像加工。15年にも亘りこのやり取りを続け、作り上げたそう。リスナーに聴く作業を促すのがアンビエントミュージックならば、ここにはメロディの残像があるのでヒーリングミュージックのようになっている。実験性が薄れ、クラシック音楽寄りになっているので万人受けするんだろうな。