農ファッション農ライフ no fashion no life vol.11
ファッションにNoは無い!!
私たちは農業も、ファッションも好きだ!
農業ファッションにスポットをあてた農ファッション農ライフ2021年1本目、よろしくお願いします。
snsが日常になってからというもの、私はsnsありきの生活をしているように思う。
生活の中のこのシーンはインスタに。
紹介したいことがあればFacebookに、という風に使い分け、シーンを切り取って紹介したい、という動きがもはや普通だ。
そういった動きの中で、snsを通してその人を知るということがあるのだが、今回ご登場いただいた八木さんは日常ほとんど会うことがなのだが、snsで繋がっている為何だかその人を知っているような気持になっていた一人だ。
八木さんと初めて会ったのは、年末恒例の古民家で開催される農園ふぅさん主宰の餅つきだった。
《農園ふぅの文ちゃんの農ファッションもご覧ください》
そんな八木さんの農ファッションチェックいってみましょう!
八木 弘明(Hiroaki Yagi)
ネックウォーマー no brand
ベスト ユニクロ
ジャケット mont-bell
パンツ Columbia
帽子はこの形を基本的にかぶっているそう。
つばのあるタイプは日陰のない畑だと便利を超してむしろ命綱!!になることがある必須アイテム。
この日は日差しはあったが外に氷が張るくらい寒かった。
長くつは農のマストアイテム。
帽子・手袋・長くつ(足袋)ってのが三種の神器と言ってよし!
で、この長くつにパンツをブーツアウトしているのに注目していただきたいのだが、アウトしつつクリップ留めが八木さんスタイルだ。
インしていると結局隙間から土なんかが入りこんできて結果靴下に泥が~なんてことになりかねない。
で、結局アウトしつつクリップで留めれば靴下も長くつの底も汚れず作業もしやすい、ということになる。(すげー!)
個人的に男性が着るアウトドアブランドはColumbiaが一番好き。
Columbiaの迷彩なんかはカッコよすぎて萌えである。
カーゴタイプのこのパンツはポケットが使いやすく、農の作業にピッタリだし、ポケットにはいつもカメラが入っていて、ちょっとしたときにサッと撮れるようにしているそう。
このカメラで撮ったという写真をいくつかご紹介です。
Photo By 八木 弘明
これは八木さんのsnsに掲載されている「野菜の顔」シリーズ。
季節によって顔が変わる、いつも楽しみにしているシリーズ♪
ねぎの顔に使用したねぎは帰りにお土産にいただき、既に私の細胞と化した。(ありがとうございます)
こちらは風景シリーズ。
風景に合わせていつも短歌が添えてあるのだがソレがまた良い。
畑の他、焼き物、写真、短歌、野鳥観察等々、興味のあることが多く「時間が足りない。」と言っていたのが印象的で、実に心強いなと感じた。
八木さんの手掛けているのは畑だ。
自宅からも歩いて行けるという畑にお邪魔させてもらった。
このグリーンの部分が春になると満開のつつじが美しく咲き、鮮やかに飾られる。
そのつつじが御縁でこちらの畑を借りることになったそう。
農業の方法数あれど、八木さんが行っているのは「自然農」である。
オーガニック畑と一言に言えどもこれは人それぞれキャラが出るというか、「オーガニックどや!」みたいな方もいるのだが、八木さんは「どや!」感が無い。
畑の野菜もより素直に育つんじゃないだろうか。
この日色々と畑でお話伺っていたら、何やらご近所の方が袋を持っていらっしゃってなんとセリとカブを分けてくれた。
く~~~~セリ大好き!!ありがとうございます!!!
こうゆう「よかったらどうぞ。」ってやつも人柄によるもので、完全に八木さんの普段の温厚さによるものだろうと思う。
丸い眼鏡は八木さんのトレードマーク。
丸型眼鏡と温厚な人柄の彼に、平和を歌ったあの人を重ねる。
僕たちの上にはただ空があるだけ。
地面の下には地獄じゃなくて大根やゴボウだぜ!!
stay farm keep peace