農ファッション農ライフ no fashion no life vol.6
「自分が男だったらどうか?」という設定でよく妄想をする。
その中で自分の嫁にするならどんな女の人が良いか、というのがあっていつも気分っちゃあ気分なのだが一つ辿り着いたのが「精神的に安定した女の人と一緒にいたい」というところに辿り着いた。
ソレは建付けが悪く不安定な精神状態に陥りやすい自分をあっけらかんと笑って立て直してくれそうだな、という生活を一緒にするパートナーとして最も外せない部分だと思ったからだ。
要するにソレは女の私が旦那という存在に求める最も重要な点であるので別に妄想せずともよいと言えばよいのだが、、、。
そこで登場するのは今回農ピックアップさせてもらった、農園ふぅの文ちゃんだ。
俺は彼女と結婚したい。
畑で野菜を育てて、お料理上手な彼女の作ったご飯をたらふく味わいたい。
畑だけではなく、田んぼも手がける農園ふぅの農主、文ちゃんのファッションにせまってみましょう!
農園ふぅ 文ちゃん
・キャップ 6~7年愛用中♪
・つなぎ stron-gyuプロデュースつなぎ
・Tシャツ 静岡オーガニックフェスティバル オフィシャルTシャツ
・長靴 ホームセンターで購入した田靴
文ちゃんはいつもつなぎを着ているイメージが強い。
最近ヘビロテ♪しているこちらのデニム素材のつなぎは北海道の酪農女子チーム「stron-gyu」プロデュースのものである。
stron-gyuのタグは牛に赤いハイヒール。
この刺繍があると無しじゃあ、大分違う。
これは“ルージュの伝言”的なエッセンスではないのかと思う。
ミラーにではなく、ヒップにルージュの伝言、な女エッセンスがinしていて“農”なんだけど、その中でのオシャレというか“可愛い”が存在している。
農のとき、普段着、デートのときとオシャレが好きな女子なら、TPOに合わせて色々着るよね~だよね~激しく賛同だよね~。
しかもここのつなぎはめちゃめちゃディテールに気がきいているのです!
腕にストッパーがあってkeep on出来る!
農作業のとき長袖は便利なんだけど、腕をまくる場面が出てきて意外と手間だったりします。
それをささっとkeep出来るの超便利!!
バックスタイルはこちら。
ウエストと、ヒップの上がさらにパターンで分かれているのがお分かりいただけるだろうか?
ここがzipになっていて、わざわざ脱がなくても上と下がトップとボトムに分かれる仕組みになっている。
これはつなぎというアイテムの最もネックな部分、、、上から脱がなければいけない、という厄介な部分がこのzipによって解決されているのだ!!
やばいくらい気が利いていないか!?
つなぎってゆうか、オールインワンという呼び方で出回っている世のオシャアイテムもうっかりすると「トイレで何ブラ1枚なってんねん、、、。」ということになったことは無いだろうか?私はあるw
さらにフロントがボタンだったりすると脱いだり着たりでモタモタするのでトイレに行くことさえ嫌になったりするが、ココがクリアーになっているだけでも星を差し上げたい。
作業は立ったりしゃがんだり、姿勢的にはかがむという姿勢が多くなる。
で、ここで役立つのは“ストレッチ”という機能だ。
このデニムはストレッチデニムを採用!このうえなく動きやすい。
虫が多い作業の場では、薄手の長袖だと意外と服の上からも刺されたりなんかしてジーザスな気分になるのだが、デニムだと程よい肉厚素材なので虫からもカバーしてくれそうで良い◎
熱くなったらトップを脱いで腰に巻けば半袖になれるし、ちょ、ま、つなぎやばくね?っていう声が多方面から聞こえてきている感があるので星の数的には五つ星のアイテムと言ってよし!!
この日つなぎの中に着ていたTシャツは、2019年 第2回開催の静岡オーガニックフェスティバルのオフィシャルTシャツ。
バックプリントに出店された方々の名前が螺旋状にプリントされていて、静岡のオーガニック渦を感じる。
第1回開催時にはフェスティバルの実行委員だった彼女。
第2回開催時には“SOFカレー”を担当していて、えらく繁盛していた。
俺の嫁の作るカレーは美味いに違いない。
はて。
この紐なんスか?
この紐を結んでいるだけで、楽な姿勢がキープ出来るというものなんDEF。
「やってる方が楽。」なんだそうだ。
猫背にならずに、胸を開く、そうゆう崩れない姿勢が保てる便利アイテムで、田んぼの作業のときもそのままやっていたし、普段から文ちゃんを見かけるとだいたいこの紐とつなぎがsetになっていて、別段違和感もわかないのだが伊豆周辺にはこの紐をやっている人たち(紐トライブ)が割といる。
初期つなぎ
文ちゃんの初期つなぎ。
子供のころ、「よろしくメカドック」という車系の漫画が家にあって、そこに登場する人々がつなぎを着ていて私はそのつなぎの世界観に痺れていたことを思い出す。
“女子の着るつなぎ”というジャンルには、可愛いピンクなどもカラバリがあるのだが、彼女のチョイスはブルー系が多いようだ。
このつなぎも6年程愛用していたものだ。
お尻の部分は薄くなってしまったので、ワッペンでホールドしてある。
キャラクターのワッペンは元保育士だった彼女がエプロンなんかにしていた物の名残りなのだろうか?と思っていたのだが、「大きいサイズのワッペンがコレしか売っていなかった」のだそうだ。
そうゆう狙ってない部分が凄く和む。
農園ふぅの夢
彼女の田んぼのお米は毎年餅になっている。
静岡県伊豆の国市の和みスポット、Guesthouse + café waで開催される彼女プレゼンツの餅つきの餅はお世辞無しで今まで食べたどの餅より美味い。
全て手作りで苺大福なんかやっちゃう。
苺は苺農家さんが持ってきて、あんこは小豆を育てた人が炊いてくる。
昔はこんな風なコミュニティーがあって、こうやって皆で暮らしていたのだろうか?としみじみする。
馬鹿みたいに美味い物が次から次へと出てきて、めちゃめちゃクオリティーが高く腹パンよろしく、永遠に食べてしまう増量覚悟の餅つきである。
畑も田んぼも自然農法で育てている彼女のこれからの夢は「子供食堂をやりたい」だった。
目からしょっぱい雫がたれてきそうだった。
俺の嫁はstron-gyuを着たハートウォーミングでチャーミングなガール。
子供食堂を開催するまでの物資、資金集め、お手伝いの手が必要だと思う。
もしも、この記事に投げ銭してくれるそんな方がいたら、それは彼女にお渡しさせていただきますので、よろしくメカドック!