新潟編:こばちゃん&喜ぐち@古町
時計の針は7時を指している。
古町の夜はまだ始まったばかりだがすっかり飲み屋街の街へと姿を変えている。
古町通りから少し外れたとこに次の店はある。
こばちゃん。
佐渡出身の赤ら顔の若いご主人の店。こばちゃんっ!
家庭的な小さな店だが、佐渡の酒と新潟の旬の食材を使った肴を美味く出して頂ける。
店内には常連客であろう方がカウンター。
こあがりにも顔が綻び、ゆっくり呑んでいるサラリーマン。
皆、こばちゃんの出す料理とお酒で一日の疲れをまるで温めの湯に浸かって汗を流しているようだ。
では、まずビール!
肴は茄子の味噌炒め。
俺の中で新潟の夏を象徴する一品。
おばあさん、母へと受け継いで自らも得意とする家庭の味。
それとビールはやはり合い、夏到来。
また、ご主人の料理する姿を見ながら呑んでも愉しめる。
テキパキと動く姿、風呂上がり、酒は呑んでないが赤ら顔。
こばちゃん。
こばちゃん。
こないだ食べた、のど黒の刺身。春の山菜天ぷらも懐かしい。
もうすっかり夏だな!食べ物で季節を感じるって素晴らしいこと。
では、ビールもう一杯!
こばちゃんを出て再び古町通りへ。飲み屋か゛沢山あって初めて入るとなると迷うくらい。
いつもの五郎の今日の品書きの素晴らしさに、うん、うんと頷く。
五郎は若い男衆が新潟の地の食材を上品に出してくれる。店の雰囲気も隠れ家的で落ち着き、毎回行きたい店。あの高級魚のど黒の塩焼きもここだと安く食べれる。
が、
これ以上はお腹も財布ももたないから古町の夜の最終駅とも言える喜ぐちで締めよう!
雰囲気は抜群によい。まるで田舎に帰って来たかのような感覚になる。
広い座敷に、老若男女問わずまるで大家族の宴会だ。
ここは居酒屋だが、餃子にラーメン、タレかつ丼、釜めしなど、締めの居酒屋として利用させて頂いております。
もちろん旬の食材を使った肴もあります。
何でもあります。
必ず頼むが〆のビールと〆の餃子!
モチッとした皮に包まれたジューシーな餡。タレは豪快にすでにかけられています!
それともちろんビールで!
しかも今回は、
タンメンも!
めちゃめちゃ美味しい!
優しいスープだかしっかりと野菜や豚のダシが効いていてその満足感は保証します!
あー、このままここで寝たいわ~。と思ってしまうくらい居心地が良いのです。
しかし、美人の若女将がいますからそこはしっかりとしなければっ。。
まだつづく。。
■居酒屋ロマンティクス2010年6月17日のblogより
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