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極限におけるチームワークとは?あのリアリティ番組のシーズン2が来た!サバイブ・ザ・ワイルド

今回は・・・泣けた。
BOSスタッフのバービィです。

Netflixのリアリティショー、サバイブ・ザ・ワイルドを通して極限におけるチームワークについて記事を書いたところ、意外といろんな方に見ていただいていることがわかりました。
今回、シーズン2が9月に公開され、視聴したので年末年始に向けて、こちらもご紹介してみようかと思った次第です。

シーズン1は、見てる途中でなんともいえない苦い気持ちがこみあげてくることが多々あったのですが、シーズン2は・・・もちろん途中「ええ?!」という展開もありつつ、シーズン1より爽やかに見終えることができました。
相変わらず過酷な大自然(アラスカ)にほっぽりだされて、最低限の物資のみ、あとは自力でよろしくーって感じでスタートするのですが。

やはりサバイバルな環境下でのリーダーシップには、例の3条件が必須なことは変わりません。
1.家を作る
2.火をおこす
3.狩りをする(飲料水の確保も含む)
これができないとみんなついてきません。
何もかも自力調達究極のサバイバルな世界では、「肉」を獲ってくる人はヒーローだとあらためて思いました。

16名の挑戦者が4チームにわかれて過酷な環境を生き延びて賞金を獲得するという番組なんですが、賞金はなんと100万ドル
ただ、独り占めはできません。
なぜなら、賞金を獲得するための条件には『チームに属していること』という条件があるから。
チーム移動は自由ですが、24時間以上どのチームにも入れないと脱落になります。そして、まぁ、チームで賞金を山分けすることになるので、どのチームも必要以上にメンバーは増やしたくない…という事情も絡んできます。でもメンバーが少なすぎても生き残れない。チーム運営が、うまくいかず一人また一人と脱落し、最後に残された人は他のチームに入れてもらうしかありません。ここの駆け引きもスリリングです。

以下、少しだけネタばれが含まれます。(未視聴の方はご注意ください)

今回、最後まで残った2チームのうちのひとつのチームは最初からチームメンバーが安定していて、チーム内からの脱落者は最後まで一人も出しませんでした。
脱落どころか、全滅チームから流れてきたひとりを追加で受け入れたのです。追加で受け入れるということは、人数が増えるということ。人数が増えることはサバイバルでは必ずしもいいこととは限りません。その分食料の消費が増えるから。
ただ、このチームは人数増加を受け入れました。

このチームのメンバーが全員素晴らしかったのか?
そうでもありません。
結構頻繁にもめごとは起きていました。

料理長の男性がいるのですが、彼は料理長というだけあって、とってきた食材を美味しく調理して提供します。海水から塩を作り、狩りでとってきた肉に塩で味付けもするのです。食事は命を左右するので、それを握っている彼はリーダー風を吹かせます。でも、怒りっぽい性格で仲間からはリーダーとしては認められていません。
それが不満でメンバーと何度も衝突します。

さらに、このチームに受け入れてもらって、後から参加したメンバーは最終決戦の直前に驚きの行動に出ます。
「このチームでは勝てない」と判断し、なんと敵チームに寝返ろうとします。ただ、敵チームから今さらと相手にされず、追い払われて終わりなんですが、それが今のチームにバレてしまいます。
彼をどうすべきか?チーム内の緊張感が一気に高まります。
最終決戦の直前にこんな行動をとる人間を、信じられるのか?と。

私だったら、こんな土壇場で裏切るような人をそのままチームに入れて最終戦に臨むことはできませんが・・・このチームはその『裏切り者』をどうするのでしょう?(だって、残り2チームとなり最終決戦です。自分たちのチームが勝てば、賞金100万ドルを分けあうことになるんですよ?)

それ以外にもチーム崩壊の危機は何度もありました。
そこからどう立て直していったか?
ぜひ、注目してほしいポイントです。

この番組の見どころは「どのチームが賞金を獲得するか」ではありません。
賞金を獲得するまでに巻き起こる各チームの人間模様です。

そして、「最高のチームが賞金を獲得できるのか」と言えば・・・
サバイバルの世界では残念ながら、ちょっと違うかなぁと考えさせられる作品です。

年末年始、暖かい部屋の中で、芯から凍えそうな大地で行われる究極のサバイバルチームワークをぜひご覧になってみてください。