赤いきつねと緑のたぬきとアナログ記録とデジタル保存(エロネタなし)2
お菓子の「アスパラガス」や「たべっこどうぶつ」をご存知だろうか?
どちらも今でも大人気の、株式会社ギンビスのロングセラー菓子である。好物だという方も多かろう。
さて、その、ギンビス。
Twitterで最近、ちょっと洒落にならない事件に巻き込まれたのをご存知だろうか?
ギンビスは今年創業90周年、ということで、様々なキャンペーンを行ってきた。ところが、公式Twitterをフォローすることが条件となるキャンペーンが、あろうことか公式アカウントがTwitterの運営によって凍結されてしまって、応募しようにも何もできないという前代未聞の事態に見舞われてしまったのである。
ニュース記事は見当たらなかったのでTogetterのまとめを持ってきておく。興味ある方はご覧いただければと思う。
https://togetter.com/li/1598749
凍結された日時は定かではないが、公式アカウントが8月21日にぺんてる公式氏のツイをリツイして以降、10月2日に再開されていることから、恐らくは約1ヶ月半に渡って凍結されていたということになる。
凍結に関しては、Twitterを長くやっている人だったら多かれ少なかれどこかで見ていたりもしかしたらご自身が食らったりしたことがあったりしたかもしれない。私もサブアカウントが凍結されたり解除されたりということを何回も経験して来た。
まぁ私の場合は内容が内容なので仕方ない局面もあるだろうが、ギンビス公式がなぜ凍結されたのかは本当に謎のままである。公序良俗に反するわけでもなく、誹謗中傷があるわけでもない。凍結の時によくTwitter社が言う謎の「Twitterルール」に反しているとも思えない。
強いて言うならば、Twitter社が「これは凍結だな」と判断したから、と言うことになるのだろう。
Twitter社がどういう基準でアカウントの制限や凍結をしているのかは厳密には公開されていない。公式マークが付いていても凍結されるときはされるし(ギンビス公式にはTwitterの公式バッジは付いていない)、私達から見たらあれだけトンデモなツイートを続けているトランプ大統領の公式バッジがついたアカウントは警告が出るにとどまっている。
安倍元総理終焉の頃は、安倍氏に親しい書き方のツイートは普通にスルーされ、安倍氏を強く批判するツイートはセンシティブとされたりアカウントに制限が出たりした、というまことしやかな噂話まで出てくる始末だった。
中にはそういう状況を好ましく思わない向きもあろう。しかし、Twitter社がイチ私企業であって広告収入で経営を成り立たせている限り、公平性や中立性を求めるというのは少し違わないだろうか?
Twitter社は、あくまでも自社の存続と利益のために動くはずだ。確かに利用するにあたって様々な留意事項や条件が課されてはいるが、基本的に「Twitterの中の人の言うことを聞いていい子にして使いなさいね」と言うスタンスは変わるまい。
テレビ番組のプレゼント応募や意見の募集などにTwitterは幅広く使われている。しかし、あくまでも私企業が利益のために提供しているサービスだということを忘れてはならない。企業公式を歌っているアカウントだろうと凍結に躊躇はないのだ。
でもね、それがTwitter(続く)