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フリーランスになった1ヶ月の心境
フリーランスエンジニアとして独立してから1ヶ月が経過した。
備忘録も兼ねて、この1ヶ月の出来事や感じたことを日記のように書いておきたい。
やりたかったことを徹底的にやる
フリーランスになったことで、これまで
「時間があればやりたかったこと」
「少しお金があればやりたかったこと」
「会社のしがらみがなければやりたかったこと」
を、片っ端から実行した。
仕事内容に関しては、前職の案件を合意のもと私個人で引き継いだため、大きな変化はない。
ただ、所属会社の取り分がなくなった分、収入は20〜30%ほど増加した。
また、会社員時代の中間管理職的な業務がなくなり、毎日2〜3時間程度の自由時間が生まれた。
時間があったらやりたかったこと:「人に会う」
フリーランスになり、自由な時間が増えたことで、**「人に会う」**ことに時間を割いた。
具体的には、学生時代や前職以前の友人たちに連絡を取り、再会を果たした。
大学を卒業してから15年近く経つが、声をかけると多くの友人が快く応じてくれた。
とはいえ、声をかけたのは、もともと親しくしていた友人たちに限られるが、それでも懐かしい時間を過ごすことができた。
皆、私のように転職をしまくるわけでもなく、新卒で入った会社or同じ業界にとどまっている。
多くても転職回数は2回だった(私は4回辞めている。何ならフリーランスも辞めたことがある)
少しお金があったらやりたかったこと:「見た目に投資」
エンジニアの仕事は、見た目と能力が比例しない。
そのため、ここ5年間ほどは見た目にほとんど気を使わずに過ごしていた。
妻からも「もう少し見た目を気にした方がいいのでは?」と苦言を呈されるほどだった。
そこで、フリーランスになったのを機に、見た目に気を使うことを決意した。
ただし、過去にエンジニア以外のフリーランスを経験した際、高級時計やブランド服、靴などに散財したことがある。
しかし、これらは人生に何のインパクトも残さなかった。
買った瞬間こそ高揚感があるが、数週間も経てばすぐに慣れてしまい、費用対効果が悪いことは過去の経験から理解していた。
一方で、視力矯正のレーシックや、花粉症予防のレーザー治療など、身体に直接関わる投資は、長期的に見て生活の質を大きく向上させた。
この経験を踏まえ、今回はヒゲ脱毛とヒアルロン酸注入に挑戦することにした。
■ヒゲ脱毛
ヒゲ脱毛を決断した理由は単純で、ヒゲを剃るのが面倒だったからだ。
極度の面倒くさがりなので、将来的にヒゲを生やすつもりもない。
全6回の施術のうち、まだ1回しか受けていないが、すでにヒゲの伸びる速度が1/3程度に減少した。
感覚的には、あと2〜3回施術を受ければ、ヒゲ剃りの頻度は週1回程度に減らせそうだ。
■ヒアルロン酸注入
ほうれい線が気になり始めたため、ヒアルロン酸を試してみた。
施術後、妻からも「本当にほうれい線が薄くなった」と言われたので、一定の効果はあったようだ。
30歳前後の頃は気にもしなかったが、40歳に近づくにつれ、明確に「老い」を感じるようになった。
ヒアルロン酸は約6ヶ月ほど持続するらしいので、美容目的も兼ねて継続していきたいと考えている。
ヒアルロン酸も安い、普通、高いの3段階のランクがあり、美容外科では問答無用で高いプランを進められてが秒で断って普通のプランにした。
本当は安いプランを選択したのだが、カウンセラー曰く、廃止になったとのことで選べなかった。
(廃止したならそもそも提案するなよ、とは思った)
会社のしがらみがなかったらやりたかったこと:「世の中へ発信」
フリーランスになったことで、顔出しでの発信を含めて発信をしている。
ただし、YouTubeやTikTokではなく、海外のプラットフォームで発信を行っている。
英語はビジネスレベル、中国語は挨拶+α程度ならできるので、以前から挑戦したいと思っていた分野だ。
また、このnoteもその一環であり、今まで漠然と考えていたことを実際に行動に移せるようになった。
おそらく、この程度の発信であれば会社員時代からできたはずだ。
しかし、実際には心理的な抵抗があり、なかなか踏み出せなかった。
発信は広義で「メディア活動」にあたり、目に見えた成果が出るまで半年~1年はかかるのが通常だ。
今このnoteも5-6記事目だが閲覧いただいているのは合計で20人にもいかない。
ゆっくりと続けるつもりだ。
息長く、とはいえば確実に進める予定である。
今回の振り返りを書いていて気づいたことがある。
それは、「会社のしがらみがなかったらやりたかったこと」のインパクトが非常に大きいということだ。
フリーランスになったことで、
**「自分が思い立った瞬間に、自由に発信できる」**
ようになった。
これは想像以上に大きな変化であり、精神的な解放感も得られた。
おそらく、会社員時代は無意識のうちに、
「自分の発信が会社の利益にならないことへの負い目」を感じていたのかもしれない。
そしてフリーランスになってわずか1ヶ月で
「時間があればやりたかったこと」
「少しお金があればやりたかったこと」
はほぼやり終えた感がある。
人間の欲望は案外大きいようで小さいものである。
5-7年前にフリーランスだった時もそうだが、家・不動産・高級品にでも手を出さない限り、大体は何とかなってしまう。
円安で海外旅行が割高なこのご時世でさえマイルor格安航空券を使えば国内旅行より安くいけるからだ。
故にあとは「会社のしがらみがなかったらやりたかったこと」を大成させるのみである。
自己紹介で「スモールビジネス」を立ち上げるといったがこの「発信」もスモールビジネスの1個である。
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