オールドレンズで精細な写真を撮る方法
オールドレンズ(PentaxTakumar)を使い始めた頃から、モヤっとした写真しか撮ることができず「やっぱり、50年前のレンズはダメか...」と思っていました。
でも時々、精細な写真が撮れることもあり、この違いは何なのか?
最近、ようやく分かってきました。
ポイントは、以下の2点。
1.主題との距離を意識する
感覚的なものとなりますが、目安として「最短焦点距離 ~(焦点距離÷4)」の間に主題とする被写体を置く。
※28mm:~10m、50㎜:~15m、100mm:~25m
2.画角の外からレンズ前面に当たる光を遮る
レンズ面に影を作り、画角外からの光を遮ってあげると良いようです。
レンズフードも試しましたが、
①斜め前からの光は遮光しきれない(特に広角レンズ)
②レンズの焦点距離に合わせて購入する必要がある(お財布に優しくない)
ということで、ダイソー工作でこんなモノを作りました。(400円)
※材料:アルミ自在ワイヤー(2mm)、黒い下敷き、クリップ、接着剤
見た目はイマイチですが、28mm~200㎜のTakumarレンズで汎用的に利用でき効果も満足いくものでした。
もちろん、現代レンズには到底およびませんが、"オールドレンズにしては"、少し精細な写真に近づいたと思います。