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【終身雇用・年功序列崩壊】今の20代は何をしたらいいんだろうなーという話
最近、終身雇用・年功序列があてにならなくなったのを境に、20代の立ち回りが変わったのかな、というのがあります。
んで、いろいろ考えてみたのですが、まとまらなかったので、noteに書いてみます。人生経験的にも知識的にも、大学1年生がなんか言ってんなーぐらいにとどめてください。
※なんだかんだ結論までまとまりました
①年収がどうでもいい
まず、YouTubeの動画なんですが、
なんだか、年収という言葉を全然聞かなかったりします。
二本目の動画の箕輪さんの言葉なんですが、
編集者志望で?今どき?分かってないパターンか、すげえ分かってるパターンか分かれるとおもうんだよな。
箕輪さんのこれまでの言動をたどると、「幻冬舎のサラリーマンとして籍を置くのは、会社のリソースが使えることがメリット」ということです。
おそらくそれが「すげえ分かってるパターン」だと思います。
じゃあ「分かってないパターン」は、「幻冬舎のサラリーマンとして籍を置くのは、会社のリソースが使えることがメリット」というのを考えずにサラリーマンになるパターンかと思います。
で、、、、僕は20歳なわけで、大学に入って意識高くいろいろ勉強したりして、わかってきてしまっているのですが、なんだか就活して定年まで勤めあげるっていうムードはあまりないように思います。
つまり、「分かってないパターン」へ進むひとは少ないように思います。
ブログで稼いだりとか、フォロワー集めたりとか、自分で稼ぐ方法がたくさんある中で過ごしてきたわけです。「就活なんてしない」とまでは言わないですけど、終身雇用・年功序列がなくなり、自分で稼ぐ集団があって、おまけに好きなことをして過ごそうなんて言われてる中で、就活に何らかの変化が起こってくるのは間違いないです。
あと、「お金の価値が下がってる」というのがあります。この100円のnoteが勉強になります。
②すごい人達が応援したい人を応援してる
んでんで、次はこういうニュースが来ています。
#前澤お年玉 が世界中でニュースになっています。ベーシックインカム的な生活最低保証所得や、一時所得が支給された時に、その「きっかけ」によって、人の幸福度や生産性は上がるのか。世界的に注目される社会実験になりそうです。 https://t.co/nbD2qjX73m
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 10, 2020
お金払うので僕に教わりたい人募集!常識を覆す本田圭佑の次の展開 - NAVER まとめ https://t.co/3v3AZ0ciIO
— NAVER まとめ(公式) (@matomenaver) May 30, 2019
要は、すごい人たちが、すごくなろうという人を応援してくれてるんだな、と思っています。
国がベーシックインカムやんなくても、民間でやり始めてる感じだと思います。さきほどの「お金の価値が下がってるよね」みたいな話もありますが、んじゃ、なんでお金を稼ぐの?ということになります。
それは、自分が働くためにお金が必要だからです。「お金が必要だから働くのはちょっと・・・。」という感じです。
で、この2つの話から雑に推測すると、
- 意識高い系20代「年収とかいいよ!でも何をするにもお金が必要!」
- すごい人「いい意気込みだね、応援したい、このお金使いな」
- 意識高い系20代「まじすか!がんばります!」
という感じなのかなーと。
③A.I.について
まず、みんな言ってる「AIが仕事を奪う」というやつですが、これはまあそうなると思います。AIが急に奪うっていうか、Suicaが改札員を必要なくしたり、セルフレジがレジ係を減らしたといったノリとは少し違います。
例を出します。
たとえば、今の時代どの散髪屋さんも上手なのですが、画像解析も進んで、A.I.が髪を切ってくれるようになったらどうなるんでしょうか。
A.I.散髪ではSiriみたいな感じで、「かゆいところはありませんか?」「今日も決まってますね」「この間の猫ちゃんの話、聞かせてください」っていいながら髪切ってきます。
トーク機能がない量産型製品でも、まあ上手に切ると思います。
こうなると、下手な人は全員消えて、まあまあの腕でムッとして髪を切ってGoogleMapに「星3以下」を付けられるような人の仕事もなくなります。A.I.よりうまく切るのは無理ゲーですし、A.I.より態度が悪いって、誰が行くんでしょうか。
残るのは「芸能人に選ばれるようなオネエのスタイリスト」とかになると思います。オネエという言葉はともかく、あれはコミュニケーション能力とかスタイリストの人柄で選ばれてると思っています。
正確に髪を切る、ということを職人のように突き詰め、「堅物で頑固だが腕はいい」みたいな人もいきなりニーズが激減します。
真面目に仕事をしてきたのに、「芸能人に選ばれるようなオネエのスタイリスト」以外の人はテクノロジーによって仕事が奪われたという感じです。
しかも、みんなからは「技術だけだったおまえの責任」とかいわれます。その風潮はよくないな、と思います。
で、終身雇用・年功序列がなくなった今、サラリーマンもそうですが、自己責任の風潮なので「技術だけだったおまえの責任な」という理屈でクビにしていく感じです。
「いや、会社のために尽くしたから技術以外やらんかったんやん!」と叫んでも、「リストラされた技術も何もないサラリーマン」となるわけです。
というので、テクノロジーで仕事がなくなったらあっさりリストラされそうです。
で、加えてNewsPicksが特集しているオックスフォード大学准教授のマイケルオズボーンさんの記事「2030年に必要なスキル」みたいなのがおもしろかったです。
1位:戦略的学習力
2位:心理学
3位:指導力
4位:社会的洞察力
5位:社会学・人類学
6位:教育学
7位:協調性
8位:独創性
9位:発想の豊かさ
10位:アクティブラーニング
プログラミングとかではなく、テクノロジーを担う自然科学でもなく、「芸能人に選ばれるようなオネエのスタイリスト」みたいな対人スキル、さらにいうなら、それによって出てくる人としての魅力、といった感じでしょうか。
【結論】どういう人が残る?
そうなってきてるな、と思っている中で、じゃあ20代は今どういう職業・スキル・働き方がいいのか、というの話なのですが・・・。
なんとなく、「応援される」人は大丈夫なのかなって思います。
何をするかはともかく、今回「キンコン西野さん」や「前澤さん」、「本田さん」に応援された感じの人は安泰かなって考えています。
で、そうなるには、「芸能人に選ばれるようなオネエのスタイリスト」みたいな対人スキルと魅力が必要、と思います。
対人スキルは場数次第なところがあると思います。
で、魅力を生むために20代の好きなことをする大体の指針なんですが、キャリアのVSOPっていうのがあります。
簡単にいうと
【20代】バラエティ。いろいろやる。
【30代】スペシャリティ。専門性。
【40代】オリジナリティ。自分らしさ。
【50代】パーソナリティ。指名される人格。
です。
なんだか20代からスキルつけるより、やりたいことに突っ込むのがいいっぽいです。
魅力をつけにいこうと思わなくても、好きなことやってたら魅力なんてついてくると思うので、あんまり深く考えなくていいかな、とも思います。
というので、好きなことをやっている人は魅力的で応援されやすそうなので、好きなことを全力でやるのがいいかなと思いました!
書きながら考えると意外とまとまるな、と思いました。
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