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「発信」が「履歴書・面接」になる時代
もうみんな気づいてるかもしれないんですが、今の時代は、人を知る時に、「会う前に知ってる」というのはよくあるよなあ、というのがあります。
たとえば、大学に入って、本人と会う前にSNSでつながって、会う前からその人のことを知ってる、というのがあります。SNSがないときは、会って初めてその人のことを知る、というのが普通だったと思うのですが、今はTwitterなどがあるから、会う前から知ってるのが多い感覚があります。
Twitterを駆使して大学の人とつながってる人でも「結局会わなかったりするけど、ツイート見てるからどんな人なのかわかるよね」みたいなことをいっていました。たしかに、その人がTwitterのつながりほど人と接しているかといわれると、他の人とあまり変わらないように見えます。
そういう時代になると、「会わなくも知っている」は普通になり、「履歴書ってもういらないんじゃない?」という主張です。
そして、さらに最近だと「Twitter就活」というのもあったりします。
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— 理系就活のLabBase【公式】 (@LabBase_rikei) April 11, 2019
「新卒800万」で有名なコミさん @komi_edtr_1230 登場!
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twitter就活に、おかわり面接。
型破りなようでいて真っ当な”就活無双”のお2人による激論「これからの理系就活はどうなっていくのか」必見です!
(にしても、コミさん、想像と違うキャラで驚いた)https://t.co/Ve8J7S9W1u
これはめちゃくちゃ大事だと思っていて・・・。たとえば、僕がスカウト側だったとして、履歴書見なくてもTwiterアカウントを見れば、その人の性格、実績、活動が分かるので、履歴書も面接もいらないと思うんですよね。
もちろん、Aさんのフォロワー数がBさんより圧倒的に多ければ、わざわざ面接なんてせずに、とりあえずAさんが選ばれる、ということです。
そんなことを考えて、言語化してみたので、このnoteにまとめようとおもいます。
①「学歴<フォロワー数」
まず、「学歴<フォロワー数」というのはもう来るんだろうな、と思っています。
というのも、今まで学歴は、大学の偏差値順に就活生をならべて、上から採用していくっていうコスパの良い採用に役立ってたと思いますが。でも今の時代、学歴よりもフォロワー数のほうが信用できますし、大学数よりもフォロワー数のほうがきめ細かく評価できるかなー、と思います。
たとえば、「大学数が10個なら、評価は10段階」ですが、「フォロワー数の上限が100なら、評価は100段階」といった感じです。
学歴とフォロワー数はたぶん相関しますので、きめこまかく見られて便利そうです。
②Twitter採用が簡単になる
こんな話をすると、「Twitter就活なんて一部のエリートだけじゃん」みたいになると思うのですが、今は確かにそうです。
で、Twitter就活がエリート向けなのは理由があると思っていて、それは「Twitter採用が手動」というのがあります。
今までは学歴でざっくり分けて、コスパよく上から採用という感じだったと思うのですが、「Twitter採用」はそれがしづらいと思います。
というのも、わざわざ大量のTwitterアカウントを見るのはめんどくさいのですね。だから、面接するよーと呼びかけて、勝手に集まってもらったほうが助かる、というわけです。
じゃあ、どうなったら「みんながTwitter就活する時代」になるかというと、「ビックデータ」とか、「A.I.」とかが効いてくると思っています。
たとえば、A.I.が就活生のつぶやきから、性格や発信ジャンル、興味でフォルダわけして、「やさしい人を10人、プログラミングできる人を5人、あと、飲み会行き過ぎな子はナシで!」みたいにA.I.に頼めば、内定者に一瞬で本人にDM送ってくれると思います。
これなら簡単にTwitter採用できます。
今でもできそうな感じありますが、人が履歴書や面接でやってたことを電子化しただけです。
そうしたら、一部のエリートじゃなくても、労力をかけずに採用していけます。
【結論】「発信」=「履歴書・面接」の時代
それが主流になったとき、発信してない、またはTwitterアカウントを見せるわけにはいかない、という人はどうしたらいいんでしょうか。
それって、「発信してない」=「履歴書書かない・面接行かない」ようなものなのかなー、と思います。
たとえば、今なら採用側としても、面接にこない人のためのコースを用意する意味がありませんし、僕は聞いたことないです。
で、Twitter就活時代は履歴書見たり面接したりもめんどくさいので、発信してない人は「履歴書書かない・面接行かない」ようなものなので無理ゲーになるかな、と思います。
就活シーズンになって、「受かるツイートのしかた」みたいな本が「就活面接対策本」のノリで売られていくのかなー、と思いました。
まあ、そういう本のテキストを解析して、信用できないアカウントの傾向が分かったらもれなくA.I.にはじかれますが・・・。
これも、人が履歴書や面接でやってたことが電子化されただけです。
【おわりに】発信は日々のおしゃべりのようなもの
いつもしゃべる友だちの性格は知ってますし、面接に来たのが友だちなら判断しやすいです。
「発信」というとなんだか固いイメージがありますが、要はおしゃべりみたいなものなのかなー、と思っています。
楽しいですし、自分のことを知ってもらえる「おしゃべり」が、リアルの会話・LINE・Twitterなどの発信なのかな、と思いました!
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