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行政書士開業10周年、という話

もうタイトルのとおりで、本日2024年9月1日で行政書士開業から10周年を迎え、11年目に突入しました。

あっという間の10年

改めて振り返ってみても、10年というのはあっという間だったという印象です。

この10年、大きく変わった点は支部を移動した(墨田支部→江東支部)ことくらいで、私の業務内容はほぼ変わっていません。

開業当初から著作権や契約書関連のサポートを標榜しており、建設業許可やビザ関連など行政書士の王道業務は今でも対応していません。

許認可系で対応しているのは、車庫証明くらいです。
これは、王道許認可系を対応していないことの裏返しで、各地の役所に出向くとか、その役所で長時間待たされるといった”役所あるある”業務を行っていないことで、逆に近隣の警察署であれば即日対応できるため、社会貢献的な面での思いがあるためです。

スタートの違いも?

10年があっという間だったという感覚の1つの要因としては、多くの行政書士と開業時の状況が違うから、というのもあるかもしれません。

多くの行政書士は、元々会社員や公務員をやっていて、その上で資格を取得して開業する、というパターンだと思います。
この場合、仕事の状況も立場も大きく変わりますので、切り替わりが明確でインパクトも大きいものと想像できます。

それに対して、私は行政書士開業以前からずっと個人事業を続けているため、感覚としては

  • 新たな屋号がついた

  • 業務内容が増えた

  • スーツ着る機会が増えた

ことくらいで、個人事業という点も変わりませんし、仕事場所も変わりません。

いわば、行政書士という世界に”ぬるっ”と突入しているため、長い個人事業歴の中の一部でしかなく、時間の経過に対する感覚が曖昧なのかもしれません。

この先の10年

現時点では行政書士を辞める予定はありませんので、もうしばらく続けることになると思います。

ただ、この10年で、行政書士の人数は増える一方です。
そして、DX、AI、その他まだ見ぬ技術や制度などによって、行政書士を取り巻く状況は今後必ず変わるはずです。

それがどのような影響を及ぼすのか、楽しみでもあり、また怖くもあります。

おそらく、今後の10年もこれまでの10年と同様に、著作権関連や契約書・利用規約・プライバシーポリシー関連のサポートをメインに続けることになると思いますが、ただ現状維持ではなくもう少し違ったベクトルでのサポートにも繋げることを考えています。
その一つが、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)としての活動で、行政書士業務と掛け合わせることで面白い方向に進めるのかもしれません。
または全く無意味になるのかもしれません。

それは挑戦してみないとわからない。

そんなわけで、今後とも何卒よろしくお願い致します。

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