トラベルレンズは日常使いにも便利、という話
Nikon Z 30はとてもコンパクトなので、基本的に通勤時も含めて普段から持ち歩いています。
そのコンパクトなボディに合うように、また持ち運ぶ際の利便性という面でも、これまではNIKKOR Z 40mm f/2またはNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRのどちらかという、コンパクトなレンズを付けていることが多かったです。
どちらのレンズもとても素晴らしいものです。
私のようなアマチュアにとっては十分です。
ただ、単焦点だと(当たり前ですが)画角が固定されているので、40mmでは合わないなぁというシーンも多々ありましたし、またズームレンズを持ち出したとしても望遠50mmでは足りないことも多々ありました。
また40mm/f2は手ぶれ補正がなく、Z 30ボディにも手ぶれ補正が搭載されていないため、ぶれた写真になってしまったことも少なくありません。
”トラベルレンズの新スタンダード”
そんなわけで、
ズームレンズである
望遠側で50mm以上は欲しい
手ぶれ補正が効いて欲しい
これらの条件に当てはまるレンズである、最近購入したばかりの NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR が良いのではないか、ということになるわけです。
Nikon自身も「トラベルレンズの新スタンダード」とキャッチフレーズ(?)を付けていることもあり、本来は家族旅行とか子どもの行事のときの撮影のために使おうと思って購入していたものです。
でも、普段の外出や通勤もプチトラベルと勝手に定義してしまえば、トラベルレンズが似合うはずです。
40mm/f2や16-50mmよりも倍以上大きい(長い)レンズですし、重量も増すのですが、ただ撮影できる写真のバリエーションが一気に増えます。
Z 30はAPS-C(DX)センサーなので焦点距離がフルサイズ比1.5倍になるため、望遠側はフルサイズ換算 300mm にもなります。
また、コンパクトなZ 30に付けるとバランスが悪く見えますが、Z 30の立派なグリップのおかげで持ちにくいということは一切感じません。
これは楽しい。
撮影体験爆上がり。
手ぶれ補正が効くため、これだけ暗くなってシャッタースピードが遅くなっても、手持ちでもほぼ手ぶれせず撮影することができました。
そんなわけで、しばらくは Nikon Z 30 + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR を基本構成として、スナップ撮影を楽しんでいこうと思っています。
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