書き散らし
こんばんは。
今回は15分間ひたすら思ったままに何かを綴っていこうと思います。
15分というとあれですね、人間の集中力の限界と言われるような時間です。本当なのでしょうか。それならば自分の集中力のなさを肯定できる材料が増えたようでホッとする一方それに抗い何時間も集中力を保っている人達は何者なのだろうとも思います。
こういった集中力の逸話であったり、何か小耳に挟みはしたけど事実を調べ損なったものというのは案外多いものですね。今は調べようと思えばすぐに手元の小さな端末で調べられるというのに怠惰なことだなと我ながら思います。
しかしその調べ癖がマイナスの方向に働くという事実も私は自分の身をもって思い知っております。例えばなんでしょう、ものであったり事であったり様々です。お店の名前や芸能人の名前、道順や数式、言葉の意味や由来など。それらは少し顔を上げてみればすぐそこにあるかもしれないけれど、私たちはすぐに手元に目をやり指をせっせと動かします。人によってはSiriなどを起動して言葉をちょいと紡ぐだけで終わらせてしまうことでしょう。
さぁこのお店はどこだ?地図で調べよう。なになにすぐそこにあるようじゃないか。
そして顔を上げれば探していた看板はすぐそこに。そんなこともまぁ多々あります。
考える力も視野もすっかり自分で手放してしまったのだと愕然としてしまう瞬間です。
さてここまでで10分です。これは手打ちなので実際喋り続けた場合のスピードよりずっと文字数は少ないのでしょう。いや、ゆっくり喋れば同じくらいでしょうか。なんにせよ思ったよりも文字数は少なく済んでしまいそうですね。何も考えずにお話してこの程度なのだから小説などとなればそれは少なくて当然だと思いました。なんだかもどかしい思いです。
で、ここまでの自分の語りを見てみると斉木楠雄のΨ難の明智くんを思い出します。彼は斉木の理解者、というべきか、そういう立場の子ですね。出番は少なかったけれど面倒さはあれど好きな子でした。あぁ、斉木の話はまた今度腰を据えてしたくなって参りました。
はい、ということで15分が経ちました。わりとあっという間でした。そしてなんだか謎の楽しさがありました。それしか考えない、という時間を取るのは精神的に落ち着けるものがありますね。
今回は本当に思ったままの書き散らしだったので次回があれば今度は何かテーマを決めてお話してみたいと思います。
それでは。