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狼の中でいちばん良い奴。
狼って何か悪いイメージ付いてますよね一般的に。赤ずきんとか人狼とか。
そんないろんな作品に登場する狼の中で、いちばん優しくて良い奴は『BEASTARS』のこのレゴシに違いない。しかも人間味が深い!純粋な狼ではなくて、祖父がコモドオオトカゲなのでクォーターかな。その影響もあってか、狼らしい一面もあるが基本的には大人しくて繊細な性格。
世の中には草食獣と肉食獣がおり、法律や暗黙のルールで意外と秩序の保たれた世界になってます。ある日、レゴシが通うチェリートン学園で草食獣のアルパカが肉食獣に殺されてしまう事件が起きます。
これがきっかけで、学園内には草食獣と肉食獣の疑心暗鬼な空気が一気に広がることに。
単に草食と肉食だけでなく、鳥類や爬虫類、また爬虫類でも毒があるかないか、哺乳類にも種族ごとに縄張りがあったりで、それぞれ特性ごとに適した社会生活を送ってます。陸以外にも海洋生物もおり、こちらは海洋語という別の言語があり、陸の生物とは違う思想を持って生きてます。
こんなに詳細な設定があったり種族ごとの特徴だったり、作者の板垣さんは凄く動物が好きな方なんだろうなと。🐕 それぐらい動物を知り尽くしたような設定が魅力でもあります!
因みに、板垣さんのお父さんはあの刃牙の作者、板垣恵介さんです。👏
最近アニメ化もされていたので、見たことある人も多いかと思います。アニメは最後まで観てないのですが、是非、原作を一度読んでみて欲しいです!
動物界の話ではあるけど、この人間界に置き換えれる話でもあり、凄く考えさせられる内容です。
『BEASTARS』全22巻で、完結したので是非一気読みをオススメします❗️
どんどはれ。