東京えんじにあ日記♯手の届く範囲のあれこれ
休日、
ウーバーイーツでナンカレーを頼んだ。
アマゾンプライムで「万引き家族」をレンタルして、
メルカリで洋服を買った。
平成生まれのインターネットネイティブ、
あいみょんにまだまだ感情移入。
部屋の、ほとんどベッドの上で、
わたしが得られるものはかなり多い。
配達員さんに「あ、どうも〜」と発しただけで、
ラムナンカレーも、カンヌ受賞作品も、Shinzoneも手に入る。
便利すぎるベッドの上で、
アマゾンからレコメンドされるもの、
配達時間は30分以内のもの、
新しい順に並んだ5000円以下のブラウス、
スワイプ、タップ。
こんな休日たちを打破しようと無心で泳ぐ途中、
800メートルくらいで思い出した。
わたしのスマホのほしいものリスト、
その中の1つ、エターナルラブ。
揺らぎや終わりのない、深い愛、慈しみ(訳:たかつももこ)
思い出して、反省。
リストに書いた頃の自分は、
エターナルラブをいつの日か手にしようとしていた。
手の届く範囲が広すぎて、広すぎるように感じて、
手の届いてない場所があることを忘れていた。
エターナルラブは
おそらくどのアプリでも見つからない。
外に出ましょう、じぶん。
出会いたい人がいそうな場所にでかけましょう。
新しいことを始めよう、
若いというだけで価値がある今、
若さの次の価値を手に入れよう。
もちろんエターナルラブのために。
人生はきっと短いから、
ベッドとはしばらくさようなら。