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Photo by
unkodayo
東京えんじにあ日記♯本当のことはわからない?
「お前の写真みちゃったけど、心配だよ」
20歳くらいのころ、気心の知れた他学部の友人から言われた。
はて、どんな写真なのか。
彼の言い振りからして、一般的な女性が、
他人に見られると恥ずかしい写真なのだろう。
何度かそんな嫌な思いをした。
かつての恋人が、私にまつわるあまり良くない噂に頭を悩ませていたこともある。
若かりし頃のわたしは、
(もちろん今も恥ずかしいほどに若いけれど、)
それはそれはじぶんの過ちを後悔したものだった。
大体はお酒の失敗だったけれど。
でもその写真がどんな写真だったかはわからないし、
かつての恋人が聞いた噂話もどんな話だったかもわからない。
同恋人が猜疑心たっぷりに〇〇って男、知っている?
と聞いてきたこともあったが、
本当に微塵も知らなかった。全自分に誓えた。
結局そんなもの。
真実なんてわからないものだ。
「目に見えるものが真実とは限らない」
最近FODで見たコンフィデンスマンJPのセリフ。
「みたいものをみせてあげる」
ヘルタースケルターのセリフだったかな。
そんなもの!
どうしたって、みんな各々のフィルターを通してでしか
事実を捉えられないから、真実なんて存在しない。
何を信じるかは自分で決めるしかないんだ。
潔白な人生は歩んでないし、暴かれるとちょっと痛いこともある。
でも本当のことは誰もわからないから、
好きにさせてよ。
わたし自身、もっと自分のものさしを精度良くしたい。
外が明るいうちに帰る月曜日