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東京えんじにあ日記 #コロナ禍の日常

コロナだとかいう新型ウイルスのせいで、
在宅勤務がとたんに広まったのは、2020年になりたての3月ころ。

わたしが入社3年目になったころは、
出社は完全NGで、ちょうどプロジェクトの工事が始まった(本格化した)ころだった。
会社の借上げマンションの、1Kのせっまい部屋で、
遠い土地で起こった問題は、あんまり現実味がなかった。

窓をみれば、天気がいい日は富士山が見える。
電話の向こうでは至急確認~とか言われている。
幸せそうなベッドがすぐそばで、
不整合のあった図面を眺めている。

仕事と生活の境界線がほとんどなくなっていくのは
どちらにとっても悪影響で、
夏くらいに、首都圏の緊張感が緩んでくると一緒に、ほぼ100%出社し始めた。

GWもお盆も、普通に忙しかったこともあるが、
どうせどこも行けないから働き続けていたら、
年5日以上年休取得とかいう労働のルールを破りそうになって、
強制的に休みをとれと怒られたのは12月のこと。

2021年になって、また在宅勤務が始まった。
会社に行っていいのは週に1-2回。
前回よりは慣れた、あまりストレスなくやれる。
そもそも前回よりも仕事に慣れた。
どんどん工事は進んでいって、私の仕事は今がピークに忙しいけど。
この仕事はプロジェクトが2-3年続くから、
持久力が必要だと思う(ほかの仕事知らないけど)。

コロナの影響はでている。
といっても、仕事がなくなるわけではない。
客先がコロナで影響受けないタイプだったから、ありがたいのかな。
私の影響は、コミュニケーションロス。

設計外注先が海外で、そこは1-2か月止まった。
もっと止まれば他社を探すはずだったけど、
絶妙なタイミングで再開した。
普段は繫忙期には数名日本によんで(あるいはわたしが現地に赴いて)、佳境を乗り越えていくらしい。
それがないのは、かなりしんどい。
ちょっとしたこと確認するのにも、メールやweb会議。
とあるビジネスSNSは彼らは使えない、はよ整備しろ。
「ま、わかってくれるよね」とコミュニケーションを怠ると、
期待と違うProductがでてきて即納期遅れのカウントダウン。
わたしのサビ残時間はうなぎのぼりである。
「サビ残」って思うと悲しいから、はやく年俸制とか出来高給与制にしてほしい。

人と関わるのが大好きで、好きなものは他人と豪語していたわたしだが、
さすがに誰とも繋がらず・話さず、
1人で黙々と何かに没頭したくなる、そんなコロナ禍に日常であった。


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