映像が綺麗で損するなんてことあるのか
『銀河英雄伝説』の古い方のアニメの要塞対要塞を視聴する。あったよ!! 潮汐展開!!!! ただしスイングバイはなかった。それはなんか別の戦いの別の人物によるものだった。なんで新しい方のアニメはこの展開を消してしまったんや……流体装甲ならではの強みと意外な弱みの表現としてあまりにも天才的すぎるだろう……と嘆きながらケンプ氏のピクシブ百科事典とか読んでみたが、潮汐による弱点創出のことが一切記されていないのである。ここで俺の胸にある疑惑が生じる。原作小説に潮汐展開ってあったっけ??? よく考えたら古い方のアニメで初めて見た展開だったような気がしてきたぞ……!! 真実を確かめるため、明日は原作小説の該当箇所を読み返してみるとする。それにしても古い方の銀英伝アニメ面白過ぎるだろ……なんなんだこれは。映像は、まぁ古いアニメですから、今見るとしょぼい点も多々ある。この点、新しい方は令和最新アニメであり、天下のProduction I.Gが制作した美麗極まる映像なのだが、だからこそ、なのかもしれない。古い方は映像がしょぼいから、その分内容の異常な面白さが突出して目立つ印象を受けるのだ。ところが新しい方はあらゆるパラメータが超一流なせいで、面白さが相対的に目立たなくなっているのである。なんて悲劇だ。
時間切れ。
(しかしそれはそれとして潮汐展開を削ったことは許せん……と言いたいところだが、もしも原作小説にさえなかったとしたら新しい方にないのも仕方がないと言える。むしろ古い方のアニメの制作陣はどんな天才集団なんだよという話になってくる)