よくガイエスブル「グ」と間違えてしまう
ガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞の至近にワープアウトせしめ、その大火力と装甲をもって陥落せしめる作戦要綱のあたりまで視聴する。それにしても先日は航行不能宙域について、ワープ航法の距離的な限界による断絶説について考えたが、戦艦を通り越して人工天体すらも超光速航行させることが技術的には問題ないということがはっきり示された今回において、やはり距離断絶説はないな、と確信するに至る。ガイエスブルグ要塞の質量は、少なく見積もっても戦艦の数千倍はあるであろう。となれば普通に考えて、ガイエスブルク要塞を超光速航行させるのに必要となるエネルギー量もまた最低でも数千倍と見積もるべきではないだろうか。だとすれば、通常の宇宙戦艦の超光速航行能力は帝国⇔同盟間の距離を行き来するなど余裕であったはずである。ただ、そもそも本作における超光速航行の詳細な原理は明らかになっていないため、必要エネルギー量が質量と比例していない可能性も考えられる。また、ガイエスブルク要塞それ自体に極めて強力な発電能力があり、通常の戦艦では不可能な超大質量・超長距離の超光速航行が可能だったのかもしれない。ただ、仮にそうだったとすると、超光速航行改造を受けたガイエスブルク要塞は航行不能宙域を普通に無視して同盟領まで侵攻できることになるため、
時間切れ。
(わざわざイゼルローン要塞を攻略する戦略的意味がなくなる。ならばやはり航行不能宙域には特別な何かが存在していると考えるしかない)