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JAWS-UG函館 勉強会 vol.15 #jawsug #jawsug_hakodate で登壇しました
Journeyman(ジャーニーマン@beajourneyman)です。長いので"ジャニ"と呼ばれています。2025/01/18(土)に函館で開催された「JAWS-UG函館 勉強会 vol.15」に参加・登壇してきたので、気になったポイントなどをコメントで添えて写真でふりかえります。約2,800字です。お付き合いいただけると幸いです。
函館2日目の朝の模様
ホテルのサウナ、朝食からあじさいに行って、五稜郭タワーと五稜郭跡を巡った充実の午前の模様です。特に、タワーから眺めた白く染まった五稜郭は美しかったです。記憶に刻まれました。
JAWS-UG函館 勉強会 vol.15
時間通りに現地入り、すでにたくさんの方が参加されていました。会場の函館コミュニティプラザは、五稜郭と本町の中心にあり、立地も最高でした。また、オープニングも最近発足した地域支部にある勢いとはまた違ったどっしり落ち着いた進行だったのが印象に残りました。
タイムテーブル
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re:Invent 初参加の私が得られたもの、得られなかったもの:エス・エム・エス 加我さん
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ラスベガス現地参加で英語アレルギー緩和されたそうです(ちなみに当方は re:Invent 参加経験なしです。海外旅行はたくさん行きラスベガスも訪問済ではありますが)。会社への熱量の伝播に言及されていました。社内初参加だと、翌年、さらにその翌年と続いていくためにも、確かに大事なポイントだと感じました。前述の通り参加経験がないので、もし行けてもペース配分を間違えて、日中気絶しそうです。
QuickSightの最新アップデートとUHBでの使い方:北海道文化放送 杉本さん
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全然知りませんでしたが、「SPICE」というインメモリエンジンがあるそです。ゴールから逆算する(手段が目的化しないように)コト、一緒にやって行った感を出していくコトなど、ひとつの現実解が示されているセッションでした。お話しを聞いていて、最近ユーザー課金と聞くだけで「お高そう」となる自分に気が付きました。すっかり、リクエスト単位とか容量単位とか従量課金な思考になっています。
AWS Academyに加盟してAWSを授業で実践してみた一教員の報告:函館高専 小山先生
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読みは小山(おやま)先生から。当方は地元が小山(おやま)なので親しみが湧きました。学ぶのはサーバーレスではなく、EC2、RDSメインだそうです。ただ、最近は SageMaker にも触れるそうです。
とても肚落ちしたのは、2020年度はコロナ禍で強制的にリモート授業になり、自宅からの演習環境アクセス手法として最適だったため選ばれたというお話しです。 普段全く関わりがないエリア「AWS Academy」のリアルなお話しを聞けました。加盟校リストを拝見したところ、残念ながら地元栃木にはありませんでした。変えていきたいです。
お聞きしていて、今の時代、学びたかったら「COBOL」を学べるのか気になりました。世界ではまだ膨大なワークロードをメインフレームとCOBOLのアプリケーションが捌いているので、若い技術者が学べる環境は必要だと思っています。
Lambda Web Adapter でお手軽サーバレスSSRを実現:ちょっと株式会社 西村さん
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前提として「【レンダリング大全】CSR, SSR, SPA, MPA, PPRの意味、そもそもレンダリングとは【2025年始】」の紹介がありました。西村さん個人としてはVercel推しだそうです(フロントエンド全然分からん)。
前提を踏まえ、Lambdaの奥地へ行く流れでした。その上で、Lambda Web Adapter でウェブアプリを (ほぼ) そのままサーバーレス化する話しが展開。フロントエンドは、これからも紆余曲折がありそうです。
re:Invent 2024 で怒涛のアップデートだった Bedrock の新機能を触ってみた:当方
発表スライドで代えさせていただきます。 Amazon Nova の登場と RAG評価 が響きました。今後はもう一段踏み込んでいきたいです。お声掛けいただき、ありがとうございます!!
Dr.Wernerの基調講演で振り返る "推測するな、計測せよ" 〜アマゾンの入り口を覗いてみる〜:フォージビジョン 山口さん
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ステークホルダー全員が Builder ではないか。みなさん、AWS Community Builders になろう!のメッセージも AWS HERO の山口さんがおっしゃると重みが違いました。トップバッターの加賀さんからキーノートに関して嬉しいポストがありました。
以降、休憩を挟んで締めに入る終盤戦。
LT1:JAWS-UG函館運営 テツさん
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函館支部運営の高橋さんから Amazon Q Developer 新機能のお話し、現役のプログラマーさんらしいLTでした。そして、この後の懇親会でとてもお世話になるコトに。詳細は懇親会編で。
LT2:SEC 工藤さん
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青森市から工藤さん、弘前おつかれさまです!!青森のピラミッド、アスパムの上層階は貸会議室らしいです!眺めも良いですね。俄然、気になる勉強会会場です。
LT3:ハコレコ 木元さん
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続けて函館、青森ゆかりの方の登壇をお聞きできるのも地域支部現地参加の醍醐味です。Astro と bolt.new のお話しでした。
LT4(飛び込みLTで札幌登壇再演):KAG 下川さん
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𝕏が凍結されてしまい悲しみの下川さんが札幌からが飛び入りでLTでした。いわゆる予選落ちを含めた re:Invent 期間のサービス毎アップデートの割合。興味深かったです。
クロージング
懇親会の案内があり、みなさんで見出しの集合写真を撮って解散でした。
現地初参加した所感
今回は、紹介で30分のセッション枠でお話ししました。登壇を通して「支部に初参加でも知ってもらえる」メリットは、改めて大きいと実感しました。
地元の登壇者の方、車や電車で4,5時間の札幌や津軽海峡を隔てた青森からなど決して近くはないながら、近隣の方のお話しをお聞きできるコトも大きいです。JAWS-UG青森(弘前開催)参加のみなさんと期間を空けずに再会出来たのは、嬉しかったです。
JAWS-UG栃木支部を立ち上げるにあたり、全国の地域支部にお邪魔して、現場の肌感として運営に関する理解を深めていたので、今回もたくさんの収穫がありました。企画・運営いただき、ありがとうございます!!
2.500字を超えたので、この辺りにして、大いに盛り上がった懇親会編に続きます。気付いた大事故とは!? ご笑覧ください。
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