51回目の富士登山 - 船津口を登る その2
ジャニ( @beajourneyman )です。富士山の登山道、船津口を登る第2弾です。
果てなく続く倒木の道
終始、行く手に立ちはだかる倒木との戦いでした。行けども行けども木々が遮りました。何度となく…
迂回し…
くぐり…
乗り越えて…
が続きました。
富士スバルラインの下をくぐります。近くには朽ち果てたバス停の遺構がありました。
在りし日の遺構
3合目まで林道バスが走っていた頃の2合目停留所だそうです。「三合」「河口」の文字が見えます。また、支柱の広告は「森永キヤラメル」でしょうか、独特の風合いが出ていました。
スバルラインの高架をくぐっても倒木との格闘は続きました。どう向こう側へ行けば良いのか判断が難しい時に、何度か蛍光ピンクの目印に助けてもらいました(残念ながら撮り忘れました)。
ザックを担いで、何キロも山道を歩いている中で特に辛いのは「かがむ」ことです。何度も何度も潜る場面があり、本当に足腰にきました…。
折れた木にむす苔、だんだんと深くなっていきました。トレッキングシューズも一緒に。
途中、猛禽類の羽が落ちていました。隼や梟でしょうか、非常に鮮やかな縞模様で倒木との格闘で朦朧としていながらもパッと目に飛び込んできました。模様で特定できるか分かりませんが、詳しい方、教えてください。
3合目バス停跡
5合目までの行程の3分の2ほどです。林道バスが走っていた頃の終点だそうです。大きく平らに開けていて陽の光が降り注いでいました。ふじスバルラインができるまでは、いくつかの茶屋があったり賑わっていたのかもしれません。麓からは10km以上あるのでココまで来られるのは魅力です。
スバルラインの5合目に真っ直ぐ至るルートは通行止めのようでした。見るからに荒れていそうではありました。今回は奥庭を目指して登るので影響はありませんでした。
奥庭へのハイキングをされる方はバスや車でスバルラインの3合目まで登ってくる方が多いようです。昔ながらの手作り看板が良い味を出しています。
奥庭には遊歩道と奥庭荘という山荘があります。かつては定宿にしていた場所でとても長い付き合いです。夏の新月の頃は、2,000mの標高の恩恵があり天体観測には持ってこいの場所です。
山の中なので安くはないですが、非常に豊富な食事のメニューがあるコトもポイントです。良かったら訪れてみてください。
いざ、奥庭へ。その3に続きます。
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