#JAWSDAYS2024 E-1 [P] CIer・SIer集まれ!!~クライアントワークな私たちとAWSの良い関係を考えよう!〜でモデレータ登壇したふりかえり
Journeyman( @beajourneyman )です。長いので"ジャニ"と呼ばれています。「JAWS DAYS 2024」のCfXを採択いただいて、セッションオーナーとしてパネルディスカッションをしました。イベントレポートではなく、パネルディスカッションを作る側の視点でいくつか気付きを残しておきます。マニアックな長文記事です(4,300字超え)。
◾️2024/03/08(金)更新 パネルディスカッション本編段落にtogetterを追加
◾️2024/04/01(月)更新 公式動画をパネルディスカッション本編段落に追加
セッション登壇者と概要
今回、CfXを出した時点では採択されるか分からなかったので、どなたにもお声がけせずに応募しました。実は複数のCfXで応募していて、そのうちのひとつが採択され登壇できました。CfXについては、別のブログでまとめたいと思います。
<登壇者>
パネリスト
・木澤 朋隆さん (@kizawa2020)
・山口 正徳さん (@kinunori)
・小寺 加奈子さん (@CloudKanakodera)
モデレータ(セッションオーナー)
・Journeyman (@beaourneyman)
パネルディスカッションの事前準備
CfX採択連絡をいただいてから、所属に結果を伝えてマーケティング部とコミュニティのリーダーを加えたSlackチャンネルを作り社内相談しました。所属名を出しての登壇、事前にしっかりコミュニケーションをとれ安心して進められました。
パネリストはセッションの趣旨を事前に説明しご賛同いただける方をおひとりずつ声掛けして決めさせていただきました。結果的にみなさんAWS HERO, Ambassador, Top Engineerと輝かしい表彰を受けられた方になりました。無冠の自分は力不足ではありますが、それこそ経験が浅い人間として、しっかり学ぶ視点で臨みたいと考えてのお声掛けでした。
その上で、パネリスト・モデレータ全員がアカウントを持っているメッセンジャーベースで相談して進めました。オンライン会議も事前に数回実施し、どんな引き出しをお持ちなのか、繋がりの中でぼんやり認識していた各社さんの取り組みの解像度を一気に上げるようにしました。こちらは、当日のセッションでも、手元のスマホでメモを見られるよう事前のインプットとしてまとめておきました。
前夜祭で、全員揃い、当日のセッションに向けて気持ちを高められたのも個人的には良かったです。
裏話しですが、準備を進めないといけない1月半ば以降、DAYS開催週のカットオーバー案件を含む複数のプロジェクトを掛け持ちする状況になっており、準備がかなり後手に回ってしまいました。パネリストのみなさん、その節はご心配をおかけしました🙏
事前のプロモーション
𝕏とFacebookで事前にお知らせをしていました。とは言え、セッションを真面目に検討し始めるのは実際には1週間前とかではないでしょうか。
5日前に、𝕏アカウントをお持ちのパネリストにメンションをつけて、セッション紹介をしました。直前には2,000インプレッションほどになっており、届いて欲しい方に届いていると良いなと思いました(登壇後には3,000近くに伸びていました)。
ファボでリアクション、リポストで拡散いただいたみなさん、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。
当日のセッション開始前集合と当日準備
集合は11:00のセッション開始の20分前でした。本来はトラックA裏の控え室集合でしたが、すっかりド忘れしており、直接トラックEに集合してしまいました。トラックE担当の当日スタッフのみなさん、お騒がせしました。
実は自マシンが絶不調で何度か起動に失敗していました。マシントラブルのリスクを考え事前に冗長化をお願いしておいたSCSKの木澤さんのマシンにスイッチして登壇するコトにしました。助かりました。
トラックEとパネルディスカッションに使えるのは、演台(立ち)とパイプ椅子(座り)の構成でした。立ちと座りだとモデレートする際の目線の移動が厳しいと感じたので、即断してパネリスト・モデレータ全員をプロジェクターより前に配置し、全員パイプ椅子に並んで座る構成にしました。
決断できたのは、木澤さんのマシンにクリッカーがあり演台にマシンを置いてもスライドを操作できたコト、どんなテーマを話すかを複数回事前打ち合わせしておりスライドを手元表示する返しのモニターがなくても進行に支障がなさそうと判断できたコトの2点がポイントでした。
マイクについても相談し、モデレータが演台から延長した1本を固定利用、パネリストみなさんはケーブルが長い1本を回して利用としました。また、質問パートを考えていたのですが、ケーブルありのマイクを質問者の座席まで運ぶのは難しいと判断したので、前に出てきていただく形をイメージしていました。結果は、ほぼ最前列にお座りだったAWS HERO の松井さんからのご質問だったので、その場で直ちにマイクを渡せました。
パネルディスカッション本編
見出しの写真は、同僚のつしまさんが撮影してくれた1枚です。立ち見で聞いていただける方も出るほど盛況で、非常にたくさんの方にお越しいただきました。さすが、コミュニティに大きな貢献をされAWSの知見も豊富なパネリストのみなさんだと感じました。
多くの人だかりができる中、特に注意したポイントを2点お伝えします。
自分自身の経験・知見を総動員して"実践者のひとり"として、モデレートするコトです。実は迷いがありました。司会進行に徹するか、自分の経験も話すのか。パネリストのみなさんに相談したら即「話してください」と言っていただけ、迷いなく本番を迎えられました。迷いが出たのは、事前に素晴らしいモデレータの動画で進行技術を研究をしており「聴き手」としての凄さを目の当たりにし欲が出ていたためでした。終えてみて、司会にならず実践者として同じ土俵で話せて良かったと思っています。
もうひとつは、自分自身でタイムキープするコトです。当日スタッフの方のチャイムが絶対でしたが、自分自身でアナログ時計を持参して"時間の経過"を常時視覚的に把握して進行するよう心掛けました。結果、取り入れたかった参加者質問も出来、かつ時間ぴったりに終えられてホッとしました。
また、非常に多くのポストもいただき、ありがとうございます!!自分自身、とても学びのセッションになりました。
以下、パネルディスカッション進行スライドです。
ポストを #togetter にまとめました。セッションの雰囲気と、参加者のみなさんの反応が分かります。是非ご覧ください。
失敗したコト
後になって気づいたのですが、みなさんに協力いただいたQRコード読み込みによる𝕏ポストのチェックインでタイポしていました🙇
<実際にセッションで利用した誤りが含まれたQRで生成される文面>
E-1「CIer・SIer集まれ!!」参加中!! #JAWSDAYS2024 #JAWSUG #JAWSDAYS202_e
<正しい文面>
E-1「CIer・SIer集まれ!!」参加中!! #JAWSDAYS2024 #JAWSUG #JAWSDAYS2024_e
トラック用のハッシュタグが本来"〜2024_e"となっているべきところ"〜202_e"となっていました。後で𝕏を拝見してチェックインポストが見当たらず気がつきました。
また、その後のセッションでも検索履歴から #JAWSDAYS202_e を利用してポストいただいたようで、後続のセッションにも数ポスト影響で出てしまいました。運営でポストまとめ(togetter)いただく場合に支障が出てしまうので、直ちに運営チームの方に報告しました。お騒がせしてしまい、申し訳ありません。
作成していた文面がQRコード生成サービスで設定できる長さ上限を超えており、何回か文言圧縮している際に誤って削除したと思われます。事前に確認したつもりになっていましたが、全ハッシュタグの確認が漏れていました。次回はミスしないフローにしたいと思います。
DAYS初登壇を通して
正直にお伝えすると、大舞台に立った実感はまだありません。また、ご協力いただいたアンケート結果も伺っていません(ドキドキです)。セッションを終えて、参加いただいた方から「良かった」と言っていただけて「思い切って応募して登壇できて良かった」と強く思っています。実感が湧くのはもう少し自分自身で咀嚼できてからになりそうです。
#JAWSDAYS2021 のoVice Ask the Speaker チーム仲間だった大分支部の阿部さんが実行委員長を務めた #JAWSFESTA2023 。阿部さんのFesta九州を盛り上げたいと登壇したのが #JAWSUG 初登壇でした。今回、コミュニティ活動の原体験とも言える #JAWSDAYS で登壇を果たせた、ひとつの大きなマイルストーンを越えられました。次回は、いつも多方面でお世話になっている四国のみなさんが主催する #CloudOhenro (2023初参加)で恩返しできたらと思っています。
改めて"繋がり"が前に進む力をくれる感じました。
非常にニッチなテーマでふりかえりましたが、お役に立つ部分が少しでもあれば幸いです。どこかのコミュニティでお目にかかれたら幸いです。
𝕏ドメインに移行が始まっているようなので併記。
𝕏(旧Twitter): https://x.com/beajourneyman <- https://twitter.com/beajourneyman
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