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【ゼロから始めるテグス編み⑩】『拾う』『すくう』で指輪を作ってみよう

今回は基本の編み方パート2『拾う(すくう)』です。なにそれ?と思ったかもしれませんね。『拾う』とは一度編んだビーズにもう一度テグスを通して、新たなビーズを足して編むことです。このnoteでは『拾う』で統一します。それほど難しくはないのですが、どのビーズをいくつ拾うかによって形が変わってきます。立体モチーフなどを作るときにとても重要な方法になりますので必ずマスターしてくださいね。今回は指輪を作りながら説明していきます。

材料

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3mmビーズ 1パック(個数は指輪のサイズによって異なります)

テグス2号(または3号) 90cm

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まずテグスにビーズを4つ入れて、4つ目に入れたビーズでテグスを交差します。

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次に左右のテグスにビーズを一つずつ入れて新たなビーズ一つでテグスを交差します。

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あとは⑤のビーズボールを作った時と同じ要領で12~15段ほど編んでいきます。ワタシは15段編みました。

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この時点で指に巻き付けた時に少し大きいと感じるくらいにしておいてください。

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両端をつないで輪にします。右のテグスにビーズを一つ入れて一番上にあるビーズを拾います。テグスを引き締めたら新たなビーズ一つで交差します。これで1段目が出来上がりました。

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2段目です。左のテグスにビーズを3つ入れて3つ目に入れたビーズで交差します。

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次からは右のテグスで1段目のビーズを拾いながら編んでいきます。右のテグスで右上のビーズを一つ拾い、左のテグスにビーズを2つ入れて2つ目に入れたビーズでテグスを交差します。同じ要領で最後から一つ手前のところまで編んでいきます。

2段目の終わり方です。

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右のテグスで右上のビーズを拾い、左のテグスにビーズを一つ入れて両方のテグスを真上にあるビーズの中で交差させます。

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最後は2段目をもう一度編んでテグスを処理します。そうすると補強にもなりますし、形も歪まずきれいに仕上がります。もう一周編むのが面倒だったり時間のない人はこのままテグスを結んで処理しても構いません。

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一周したらテグスをカットします。これで指輪の完成です。

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同じサイズのビーズでも素材や色を変えればこれだけ雰囲気の違う指輪が作れますよ。

 一直線から輪っかにするときや2段目を編むときなど、どのビーズを拾うのかがわかればとても簡単です。そして1段目から2段目を編むときの方向転換の仕方などは今後いろいろな作品で使うので覚えておいてください。

【2019年10月22日追記】

動画が見にくいというご指摘を受けましたので編み図を作成しました。

ゼロから指輪編み図1



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