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【ゼロから始めるテグス編み①】テグスってなぁに?
一口にテグスと言っても、それがいったい何なのかあまり考えたことはありませんよね(ワタシも最近まではそうでした)。今回はそのテグスについて少しだけ掘り下げてみようと思います。
1.テグスとは?
テグスはもともとヤママユガ科のテグスサンという蚕の仲間から取れる糸のことで、のちに釣り糸、さらにはナイロンなどの合成繊維でできた糸のことを指します。ちなみに漢字ではこう書きます。
釣り糸の場合はライン、手芸用はテグスと呼ばれています。
英語ではmonofilament(モノフィラメント)、または fish line(フィッシュライン)と言います。
素材はナイロン、ポリエステル、フロロカーボンなどがあり強度や値段などに違いがありますがビーズを編みで使うなら一番安価なナイロンで十分です。
2.テグスの太さ
ビーズ用として専門店や手芸店で販売されているものは1号から9号です。号数が大きくなるにつれて線径が太くなっていきます。
1号…0.17mm 2号…0.24mm 3号…2.85mm 8号…0.47mm
アクセサリーや立体モチーフであれば2号を使用するのが一般的です。ハリを抑えてしなやかに仕上げたり、大きなビーズに小さなビーズを巻き付けて使用するなら1号、少し頑丈に仕上げたいなら3号。プラスチックパールと相性が良い4号。アクリルビーズなど大きめのビーズでしっかり形を作りたいなら8号を使用します。
作りたいもの、使いたいビーズによって適切なテグスを選べば質の良い作品が作れますのでぜひ参考にしてみてください。
この内容を詳しく説明した動画もご参照ください。
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