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#228_【まちあるき】いい路地あります_小川小路(対馬市厳原町今屋敷)・金石通り(対馬市厳原町国分)

国分地区にある「路地」だけで、かれこれ10本書いてきました。
しかしながら、「いや~ぁ、これで終わった!」と思い、過去の記事を見直していたところ、よからぬことに気付いてしまいました。

「金石通りは赤い点線の内側ってことは、国分地区に含まれるのか?」

以前「南川端」と「魚肆」を紹介したとき、金石川が「国分」と「今屋敷」の境目と書きました。

ということは、対馬市役所の前に架かる桜橋から万松院の手前までは「国分地区」になるってことですね。

今回は、対馬市交流センター前から対馬市役所前の間の「小川小路」と、対馬市役所から万松院に続く「金石通り」を紹介したいと思います。


小川小路

対馬市交流センター、観光情報館ふれあい処つしま、厳原郵便局が集結する交差点から、桜橋までの通りです。
いまや、大町通りから対馬市役所に通ずるメイン道路ですから小路という感じではありませんし、万松院に通ずる路地とは別々に区切られているということで、成り立ちが気になります。

【電柱がないので空が広いです。】
【観光情報館ふれあい処つしまです。】
【いい雰囲気の「あずまや」です。】
【朝鮮通信使の説明板もあります。】
【桜橋です。実は橋です。】
【桜橋の反対側からです。】
【足元の突起物、気になりますねぇ。】
【街灯です。トマソンではありません。】

金石通り

対馬市役所から万松院に通ずる直線道路になります。

【対馬市役所前です。】
【早速歩道に何か書いてありますね。】
【どうやら文字っぽいです。】
【櫓門への案内のようです。】
【でーん!!旧金石城の大手門だったとされる櫓門(復元)です。】
【金石川の川面には空が映っています。】
【金石城の石垣に沿って歩きます。】
【万松院に通ずる道だからでしょうか、石垣が立派です。】
【自動車整備工場の建屋の下も石垣です。】
【ツシマヤマネコ。】
【対馬博物館の別館にあたる対馬朝鮮通信使歴史館です。】
【石垣には水抜きもあります。】
【木の根っこや鏡石も。】
【市役所から徒歩5分圏内とは思えません。】
【万松院に通ずる石橋です。】
【つきあたりにあります万松院の山門です。】
【石橋から振り返ります。】
【分かりにくそうですが、春には通り沿いの桜が賑わいを演出してくれます。】

「国分」という地名の由来

もはや今さらという感じですが、触れていなかったので紹介します。

「国分」とは、古代における行政の中心地であった「国府」からきているそうです。ただ、役所がどこにあったのかについては、はっきりしていないとも。

そして、対馬にも国分寺(島ですので、「島分寺(とうぶんじ)」と書かれている史料が多いようです)がありまして、かつては市役所側から見て、厳原体育館の裏手の場所にあったようですが、現在は天道茂に移転しています。

【古地図によりますとこのあたりに国分寺があったそう。】
【こちら側は国分尼寺の跡のようです。】
【奥には何かがあったことを匂わせる石積みがあります。】
【水路でしょうか。】
【現在の国分寺の山門です。(厳原町天道茂)】

さいごに

国分地区だけで、まさかの11本という予想外の展開でした。
しかも、休むタイミングを見失い、途中今屋敷地区や他の話題も挟みながら、半月以上連続で記事をアップしていました。

他の事業との兼ね合いで、「いい路地あります」は、いったんお休みをいただきますが、紹介しましたのは、城下町厳原にある「路地」のほんの一部にすぎませんので、今後も合間を見ながら、ちょこちょこ書いていこうと思います。


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佐藤雄二_ビーコンつしま
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