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#221_【まちあるき】いい路地あります_つしま総本舗(対馬市厳原町国分)

先日厳原町国分の「南川端」を散歩していた時、つしま総本舗の方から「中に入らんね!」と声をかけられました。

弊社の事務所が近くにありますので、お店の中を少しずつ改装しているのは知っていましたが、だいぶ進んでおしゃれになっていましたので、記事を1本立てて紹介することにしました。


歴史

「つしま総本舗」さんですが、明治20年に江口卯吉さんという方が創業した、お醤油屋さんになります。
昭和の初め頃は、お醤油屋さんが対馬に十数軒あったそうですが、現在ではここだけになります。
「ああ、江口醤油ね」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、最近屋号が変わりました。

【創業者の江口卯吉さんです。】
【現在の外観です。】

店内

「醤油屋さんに行こうって言われても、売ってるの醤油だけでしょ?」って思われた方もいらっしゃると思いますが、こちらのお店には、お醤油をアレンジした商品など、色々な物を扱われています。

醤油

【定番の濃口醤油です。】
【醤油だけでも、あおさ醤油や卵かけごはん用など沢山種類があります。最上段のハコは「焦がし醤油パイ」です。】
【対馬のあなごの骨、しいたけ、アジが入った「だし醤油の素」もあります。マイ醤油でオリジナルのだし醤油も作れます。】
【マグロやイカなど、それぞれの魚種に合う醤油も開発されています。】
【醤油の「試食」もできます。じっくり吟味できるスペースもあります。】

スイーツ・食べ歩き

【その場で醤油ソフトクリームを作ってくれます。】
【焼き芋もあります。】
【「醤油プリン」「みそプリン」もあります。】
※訪問時「みそプリン」は売り切れていました。

その他

【最上段に載る醤油樽が素敵ですね。そして、白嶽酒造さんのお酒もあります。何か企みがあるのでしょうか…。】
【かつては焼酎も造っていたそう。】
【水産加工品も売っています。】
【店頭には醸造樽があります。】
【店内から外を眺めるとこんな感じです。】

「男はつらいよ」のロケ地

現店舗の建物は、「男はつらいよ」の第27作、「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」という作品に登場します。
店内には、ロケゆかりの品も展示されています。

【この作品のマドンナ役だった松坂慶子さんの写真やサインが飾ってあります。】
【松坂慶子さんが履かれた長靴も。もちろん洗っていないそうです。】

さいごに

今回は歩いていませんので手抜きに思われたかもしれませんが、変化を味わうのも散歩の楽しみ方のひとつかと思い、取り上げました。
今後もお店の中を色々あつかっていくそうですので、地元の方もぜひ気軽に覗いてみてください!


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佐藤雄二_ビーコンつしま
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