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#217_【まちあるき】いい路地あります_今屋敷中通り・中須賀通り(対馬市厳原町今屋敷)

先日、厳原町今屋敷の「今屋敷西通り」・「西中須賀通り」紹介をしました。

この通りと並行して、「今屋敷中通り」・「中須賀通り」という路地もあります。
これだけの密度で路地があるのは、当時の町割りを考える上で大事な要素になろうかと思いますが、「まちあるき」をする人間にとっては、単純に違う道を歩けるほうが楽しいという話もありますので、今回はこの2本の路地を紹介します。


今屋敷中通り

「今屋敷中通り」は、十八親和銀行対馬支店の駐車場の角から、港に向かって伸びる路地になります。

【池ノ神小路側の入口です。】
【美容室の看板の字の配列が、狙ったかのような感じに絶妙です。】
【振り返ると、タクシーの入口でした。】
【閉ざされたお地蔵様でしょうか。】


【横町通り側の入口です。】

中須賀通り

横町通りを境に「中須賀通り」に名前が変わります。
横町通りから、「ホテル金石館」「居酒屋どんぐり」の前まで通じています。

【横町通り側の入口です。】
【たぶん裏口かと思いますが、重厚な佇まいです。】
【今屋敷の防火壁です。】


【西中須賀通りに通ずる「路地 of 路地」です。】
【川端通りに抜ける「路地 of 路地」です。対馬の塀には、たまに人の背丈より低い戸を見掛けます。】
【旧飯束商店のレンガ塀です。】
【少し歩いて振り返りました。】
【旧飯束商店です。一般社団法人daidaiさんの事務所があります。】
【間もなく終点です。】
【浜町小路側の入口です。】

「須賀」という地名

私は神奈川県出身ですので、「須賀(スカ)」といえば横須賀を連想しますが、「須賀」という地名は、一般に海岸に堆積した砂が溜まった場所を指す、つまり名付けられた当時、海岸線があったことを示すそうです。
ちなみに、神奈川県の横須賀は、砂州が横に長く広がる地形が、地名の由来とされています。
地名だけで判断しますと、港を造るのに向いていなさそうな地形に思い、頭の中がバグりはじめてきましたが、勉強が足りんということですね…。

さいごに

地名にはその土地の由来が隠されていることが多く、想像力の源泉となります。よく見掛ける地名には、どのような共通点があるのか探してみると、まちを見る新たな視点が得られそうですね。


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佐藤雄二_ビーコンつしま
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