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#43_【視察】灯台@道東_納沙布岬灯台

今回の視察の記事は4本くらいにしておこうと思ったのですが、納沙布岬灯台があまりにきれいで、埋没させるのがもったいないと思い、もう1本書くことにしました。
根室への移動中、風蓮湖でだいぶ油を売ってしまい、納沙布岬に着く頃には狙ったわけでもなく日が暮れてしまったという事情がありますが・・・f^_^;)。

【左が風蓮湖、右がオホーツク海です。】
【北海道の道ですから、「道道」です。】

本土で一番早く朝日が拝める根室でも、この日の日没時刻は18時58分でしたので、まだ日は出ていたのですが、霧が出ており、灯台はすでに点灯していました。

【なんとか明るいうちに撮影できた納沙布岬灯台です。】
【灯台の説明板です。】

北海道で最初に設置された歴史のある灯台ですので、変遷が深いですが、灯器は昔からのフレネル四等レンズです。
ちなみに、灯台の建造素材には、石、レンガ、コンクリート、鉄骨、最近ではFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)なんていうのもありますが、地盤や荷重、建材の輸送、風や波の影響などを考慮して決めているのだそうです。

鑑賞にあたっては、割と車で行きやすい場所にありますので、夜の観賞もしやすいです。

【光達距離は約27kmです。】
【点灯するレンズです。】
【真下はこんな海が広がっています。】
【納沙布岬の先端です。】

注意点としては、根室の市街地から22km離れていることでしょうか(゚_゚;)。「道道」とはいえ、夜の運転はなかなかスリルがあります。
そして、灯台の明かりがくっきり見えるまで粘ると、特に夏場は、町に戻ってきたときには飲食店が閉まっていた、ということもあります。
灯台が観光資源として使えないか考えていたときに、灯台マニアの知人に話したところ「そんなことはどうでもいい。メシはカ○リーメイトで十分!」と一蹴されましたがf^_^;)、釧路埼灯台が観光向けになっていると感じたのは、このような理由です。

私が訪問したときは、霧が立ちこめる夜でしたが、それはそれで風情がありました。
ぜひ、夜の灯台鑑賞もお楽しみくださいo(^-^)。


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