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【エクストラ】三神ザシアンを作ったわけ

今回はトレーナーズリーグ用に作ったアルセウス&ディアルガ&パルキアGXザシアンV(以下、三神ザシアン)のデッキを紹介します。
スタンダードの三神ザシアンでエクストラのトレーナーズリーグで上位になっていることが多々あり、エクストラ用に調整すると動きやすさはさらに上がります。

やりたいこと

やりたいことは非常にシンプルです。
複雑にしようと思えばできますが、しっかり回った方が使ってる側は楽しいです。

・後攻1ターン目にオルタージェネシスGX or アルティメットレイ
・ポケモンレンジャーを使われた後のゲームプラン

デッキレシピ

後攻1ターン目にオルタージェネシスGX or アルティメットレイ

スタンダードでは後攻1ターン目からオルタージェネシスGXを使うことができれば、かなりのアドバンテージを得ることができますが、エクストラではダブルドラゴンエネルギーがあるため、追加効果付きのオルタージェネシスGXは難しくありません。むしろ、アルティメットレイを使えた方が、場のアタッカーの準備ができるため、こちらの動きが強いまであります。

後攻1ターン目から動くにはダブルドラゴンエネルギーが必須で、ベンチに三神がいて、ピーピーマックスが成功してやっとアルティメットレイを使うことができます。結構難しいですが、チャレンジして、ピーピーマックスが当たれば、アルティメットレイ、当たらなければオルタージェネシスGXを使う動きになります。

ポケモンレンジャーを使われた後のゲームプラン

ポケモンレンジャーを使われてしまうとオルタージェネシスGXの効果は消えてしまいます。
効果が消えても三神とザシアンVで戦えるようにするためのカードを採用しています。

こだわりハチマキはGXポケモンに与えるダメージを+30することができます。GX技の効果が切れてしまっても三神でデデンネGXやカプ・テテフGXを倒すことが可能です。
タッグチームが相手の場合はさらにククイ博士と併用すると効果的です。

与えるダメージを+20しつつ、カードを2枚引くことができます。
ザシアンVのブレイブキャリバーにこだわりハチマキとククイ博士で合計280ダメージまで出すことができるため、タッグチームポケモンを一撃で倒すことも可能になります。

そもそもオルタージェネシスGXを使用しなかった場合も書いておきます。
GX技の権利が余るので、今回はサイドカードを取れるアーゴヨン&アクジキングGXを採用しています。ダブルドラゴンエネルギーと1枚のエネルギーで追加効果を満たせるため、この効果も非常に強力です。

サイドカードを2枚というのが大きいため、今回はこちらを採用していますが、カミツルギGXもサイドカードを1枚取ることができるスラッシュGXがあるため、こちらでも構いません。

個別解説

ポケモン(10枚)
2:アルセウス&ディアルガ&パルキアGX
今回のメインアタッカー兼ルールブレイカー。
サイドカードを引くときのルールを壊しているオルタージェネシスGXとエネルギーを山札から3枚つけるアルティメットレイを持つ非常に優秀なポケモン。
XYの産物であるダブルドラゴンエネルギーによって追加効果ありのGX技を使ったり、ピーピーマックスから1ターン目にアルティメットレイを使ったりとスタンダードよりも高いポテンシャルで戦ってくれる。

3:ザシアンV
今回のメインアタッカー。
使う枚数は2枚のため、サイド落ちを考慮して3枚採用。
オルタージェネシスGXがなくともタッグチームポケモンを一撃で倒すことを可能としている。

1:アーゴヨン&アクジキングGX
このデッキの別プラン担当。
ダブルドラゴンエネルギーも腐らないことと3エネ180ダメージはクロバットVなどのポケモンを倒すこともできるため、1枚採用オルタージェネシスGXを使わなかった時のゲームにて、カオスオーダーGXでサイドカードを2枚取り、ゲームを終わらせることができる。

2:カプ・テテフGX
デッキの潤滑油その1。
特性のワンダータッチは山札からサポートを1枚持ってくることができる。
持ってくるカードは大抵が博士の研究ですぐ使用する。
一度使用しておけば、バトルサーチャーで使い回すことができる。
中盤でグズマやククイ博士を持ってきたい時があるため、2枚採用している。デデンネGXにするかこのカードにするかは好み。

1:デデンネGX
デッキの潤滑油その2。
特性のデデチェンジで手札を全て捨てて6枚引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
捨てることはあまりデメリットではないため、欲しいカードがある時に積極的に使用する。序盤にクロバットVかどちらか使えればいいため、今回は1枚採用。

1:クロバットV
デッキの潤滑油その3。
特性のナイトアセットは手札が6枚になるように引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
手札に捨てたくないカードがあるときはこのクロバットVを使う。

エネルギー(14枚)
10:基本鋼エネルギー
メタルソーサーとピーピーマックスを活用するため10枚採用。
ピーピーマックスを当てるにはこの枚数が体感これくらい必要。
アルティメットレイで山札からベンチについたり、メタルソーサーで更なるアタッカーの準備に使われる。

4:ダブルドラゴンエネルギー
ドラゴンタイプのポケモンにしかつけられず、全てのエネルギー2個分となる特殊エネルギー。
三神が後攻1ターン目から動きたいため4枚採用。
三神を使った後にもアーゴヨン&アクジキングGXにも使えるため役割は残っている。

サポート(9枚)
3:博士の研究
手札を全て捨てて7枚引く事ができるサポート。
序盤はカプ・テテフGXでサーチしてからバトルサーチャーで使い回すのが主な使い道。
1ゲームで2枚は使うため、サイド落ちを考慮して3枚。

1:N
お互いが手札を戻し、サイド枚数分だけ引き直すサポート。
リセットスタンプが禁止されているので、最後はこのカードに祈るのみ。
相手に終盤使われると事故にあい負けることもしばしば。
逃げ切り型のデッキだが、逆転要素として1枚採用。

1:ククイ博士
与えるダメージを+20しつつ、2枚引けるサポート。
こだわりハチマキと合わせて、280のアルセウス&ディアルガ&パルキアGXを一撃で倒すために使うことがある。

3:グズマ
相手のポケモンをバトル場に呼び出し、こちらはポケモンを入れ替えるサポート。つまり、相手のベンチにポケモンがいれば、ボスの指令+ポケモン入れ替えの両効果を持ったカードとして使用できる。
相手のベンチにポケモンがいない場合使用できないため、注意が必要。
相手を引っ張り出したいため、バトルサーチャー4枚目よりは現物の3枚とした。

1:オカルトマニア
お互いの場、手札、トラッシュの特性を相手のターンの終わりまで消すサポート。
次回のレギュレーション変更で、禁止カードになってしまうため、自由枠。
ジュナイパーに対応できなくなってしまうため、ギルガルドV推奨。

グッズ(25枚)
4:クイックボール
手札を1枚捨てて、たねポケモン1枚を手札に加えられるグッズ。
スタンダードでも便利だが、エクストラでも便利。コストが少ないため、こちらを4枚採用。

3:ハイパーボール
手札を2枚捨てて、ポケモンを1枚、手札に加えられるグッズ。
クイックボールが登場する前まではこちらがメインのボールだった。安定性を上げるためにボール増やしたかったので3枚採用。

1:パソコン通信
手札を2枚捨てて、好きなカード1枚を手札に加えられるグッズ。
エーススペックは1枚しか入れられないため、便利なこのカードを採用。
このカードと残りの手札2枚のときはほとんどが博士の研究を持ってきてそのまま使用する。
ダブルドラゴンエネルギーやグズマを持ってくることが多い。

3:バトルサーチャー
トラッシュのサポートを1枚手札に加えられるグッズ。
1枚でもサポートが落ちていれば、使い回すことができる。
非常に便利なカードではあるがグズマ3枚目に枠を渡して、3枚採用。
気を付けなければいけないのはバトルサーチャーでNを回収した時、プレイヤーは使うものと考えてしまい、相手がプレイしていない時に手札を戻してしまうことがある。勘違いからゲームを壊してしまうため、相手が動いてからこちらも応じるようにして欲しい。このミスは世界共通。

4:ピーピーマックス
山札を6枚めくり、その中にある基本エネルギー1枚をベンチに付けるグッズ。
指定がたねポケモンのため、制限がゆるい。
後攻1ターン目から色々と動きたいため、4枚採用。
このカードなくして1ターン目からアルティメットレイは撃てない。

2:メタルソーサー
トラッシュの基本鋼エネルギーをベンチの鋼ポケモンに付けるグッズ。
クイックボールやハイパーボールでエネルギーをトラッシュに送り、ザシアンVに付ける。
2体目のザシアンを準備するために2枚採用。自由枠。

2:グレートキャッチャー
手札2枚捨てて、相手のベンチのポケモンGX, EXをバトル場に呼び出せるグッズ。
前のめりに戦いたいため、2枚採用。1枚は自由枠。
このグッズが残っているとサポートを使ったとしても諦めることなく戦うことができる。

1:フィールドブロアー
場のスタジアム、ポケモンのどうぐを2枚までトラッシュに送れるグッズ。
先攻でサイレントラボを置かれてしまった場合や闘魂のまわしによってHPアップしてしまったポケモンの対応など様々なところで使いたい。

1:ぼうけんのカバン
ポケモンのどうぐを2枚山札から加えられるグッズ。
欲しいポケモンのどうぐをかさましするよりはこのカードを入れたことでサイドプランを取りやすくなった。こだわりハチマキをコストとして持ってくることも多い。

2:かるいし
ポケモンの逃げるコストを無くすポケモンのどうぐ。
逃げるコストがなくなるため、どんな逃げるコストが重いポケモンでも簡単に逃すことができる。
グズマ使用時に欲しいカードではあるが枠の都合上2枚。

2:こだわりハチマキ
GXポケモンに対して与えるダメージが+30になるポケモンのどうぐ。
三神がデデンネGXを倒すために使ったり、ザシアンVはタッグチームを倒すために使う。オルタージェネシスGXの効果が消えてしまった時に重宝する。

スタジアム(2枚)
2:混沌のうねり
サイレントラボを出されてしまうとこちらのデッキが止まってしまうために、このスタジアムを採用。
どのデッキを対策するかによってスタジアムはここの最良で決まる。

サイドボード
ポケモンレンジャー
ミラー戦意識のカード。先に使われてしまった場合はこのカードで打ち消して、こちらのオルタージェネシスGXを押し付けたい。

キルガルドV
効果を無視してダメージを与えるソニックエッジの技を持っている。
ジュナイパーに対してダメージを与えることができるため、環境によっては採用したい。

隠密フード
相手のポケモンの特性の効果を受けなくさせるポケモンのどうぐ。
ラフレシアのにがにがかふんによりたねポケモンの技あ封じられてしまうため、このポケモンが嫌なら採用したい。

ボスの指令
相手のベンチポケモンをバトル場に予備だずサポート。
グズマの使い勝手がよくない場合はこちらを採用しても良い。

ネクロズマ あかつきのすがたGX
特性のインベイジョンはこのポケモンがバトル場に出ることができる。
ピーピーマックスやグズマと相性が良い。
かるいしをつけるとタダ逃げができることと状態以上に強くなれる。

終わりに

スピードザシアンのデッキの後についでに作ったデッキでしたが、やることが明確なので、使いやすいデッキでした。ドロー補助のポケモンやそれを引くためのグッズもそれなりに入っているので、ゲームはできます。
カードが揃っていなくても、似た効果を持つカードに差し替えてもデッキとして全然問題ありません。エクストラやったことがなく、三神ザシアンは使ったことがあるプレイヤーは一度お試しください。
この記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。

転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト
https://www.pokemon-card.com/

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