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【エクストラ】連撃ウーラオスを作ったわけ

CL愛知に参加してきましたのでその備忘録となります。
カードプールが広いため、略称のカード名を多く使われますので、読みにくい部分があるかもしれません。
長い文章になっていますので、要点や役割だけでも読んでもらえれば幸いです。

CL愛知

日時:2021/3/28
開催地:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
レギュレーション:エクストラ(BW1~S5a)

対戦結果

1回戦:スピードザシアン 先攻 6-2
2回戦:レシリザ 先攻 6-0
3回戦:連撃ウーラオスVMax 先攻 3-5 時間切れ
4回戦:トゲキッスVMax 先攻 3-6
5回戦:連撃ウーラオスVMaxオクタン連撃バシャーモVMax 後攻 6-4
6回戦:連撃バシャーモVMax 先攻 5-6
結果、3勝3敗の強制ドロップ
3回戦まで初手に手札にボールがなく、サポートが手札にないゲームも非常に多く、不運な日だったと思っています。じゃんけんも1回しか勝てず、常に相手の土俵で戦うことを強いられた日でした。

もう一人同じデッキを握って参加していましたが、こちらは4勝3敗でした。
話を聞くと連撃ウーラオスVが3枚サイド落ちや進化できないターンがあったということでした。VMaxを引けないのはVMaxを使う全てにデッキに言えることなので、仕方なかったかと思います。

デッキレシピ

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エクストラの環境を整理する

カードプールが広いと多くのデッキが存在します。
個人的に分類したものがこちらです。

たね速攻
サイレントVMax
ロック・コントロール

たね速攻
文字通り、たねポケモンによる速攻デッキです。
ピカゼクやザシアン、マッドパーティーなどが該当します。
後攻から150以上のダメージを出すのが特徴で、その火力を維持したまま、押し切ることが多いです。
動きはシンプルで場にエネルギーを供給するグッズを使って3エネ貯めることや1枚のエネルギーで動きます。

サイレントVMax
VMaxポケモンを主体にしたデッキです。
1ターン待たなければいけないデッキのため、相手の動きを抑制するサイレントラボが採用されています。なので、サイレントVMaxと呼んでいます。
VMaxポケモンは高いHPを活かして戦うことができますが、取れるサイドカードはたね速攻と比べて、大半が少なく、エクストラ環境において、強力ではありません。
しっかり戦えるポケモンは実は限られていて、1枚のエネルギーで動くことができ、回復カードと相性がいいトゲキッスVMax、連撃バシャーモVMaxやベンチ攻撃ができるインテレオンVMaxやドラパルトVMax、連撃ウーラオスVMaxが大半です。
特にベンチ攻撃ができるメリットは1回の攻撃でサイドカードを2枚以上取れる可能性があるため、1ターン待つデメリットを解消することができるため、非常に有用です。

ロック・コントロール
これも文字通りです。
グッズロック、サポートロック、ハンデスなどを決めて、そのまま勝利を目指します。
また、カエンジシやにがにが花粉のラフレシアで相手の攻撃を許さないものこちらに分類しています。

エクストラで意識しないといけないカード

エクストラというルールでは簡単に詰めてしまうカードが存在します。
それがこちらのカードです。

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カエンジシとにがにが花粉のラフレシアはたねポケモンのみだと簡単に詰んでしまいます。
カビゴンは逃げられず、そのまま工作ループに入ってしまうと一方的に負けますが、日本の25分という時間では成立は難しいです。
イライラ花粉のラフレシアはお互いグッズロックをします。
グッズの依存が大きければ、ゲームをすることすら困難になってしまいます。
カエンジシやカビゴンの対策についてはこちらに記事があります。

他に気を付けるカードにドンカラスGXがありますが、基本エネルギーを多くしたり、サポートを多く入れることで少しは対策になります。
ゲームが成立して、対面した時点で勝てないデッキとわかってしまうのはよくありません。
一定数いると考えるのであれば、対策をするかデッキを変更するのも一考です。

このデッキができるまで

環境を整理していく上で海外の環境を見ることが多かったです。
そこで感じたものはVMaxよりもたね速攻のデッキが多く上位にいたことでした。特にピカゼクやターボダークといった汎用性が高く、タッグチームを一撃で取ってしまうものが目を引きました。
これらはれんげきウーラオスVMaxが出る前の結果になるので、れんげきウーラオスが環境に入ってきたらどうなるのか、検証する必要がありました。
れんげきウーラオスは闘ポケモンのため、先程のビカゼクやターボダークといったデッキやデデンネGX、クロバットVを使ったデッキには有利を取りやすいと仮定しました。このデッキを強いデッキに昇華させることが、勝ち続けることに繋がると考えました。
最初に試作したデッキは下記のものです。

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デッキの動きは想定したものでしたが、課題も出てきました。

課題
・タッグチームにミュウミュウが入ると弱点で3-3のゲームになってしまう
・れんげきウーラオスVを置けないと1ターン差で追いつけないゲームになってしまう
・こうかくレンズがサイド落ちすると逆転できない

弱点を消すにはジラーチGXといういいカードがありました。サイレントラボと組み合わせることにより、技を使えない状況か技は使えるが弱点が消え倒せない状況を作ることが出来ました。さらに1ターン耐えることにより、逃げの3-3ゲームが出来ない状況になり、簡単な対策を無効化できるようになりました。
れんげきウーラオスVを置くことに関しては、先攻後攻どちらも2体置くことを重視しなければいけません。ボール8枚、パソコン通信、せせらぎの丘の10枚体制でも引けないときは引けません。今回は強引に引くためにデデンネGXを序盤から使うことで1枚のボールから2枚のれんげきウーラオスVを置く機会を作ることにしました。
こうかくレンジは勝利を決定付けるために2枚にしました。サイド落ちや博士の研究で落としても山にさえ残っていれば、サイドの3枚取りはできるようになりました。

さらに検証を行ない、連撃ウーラオスが環境にいると超タイプのプリズムパーフェクションやドラパダストも出てくると考え、検証をさらに進めました。超ポケモンメインのデッキには歯が立たず、対策がシャドーボックスのミミッキュとサイレントラボ、ジラーチGXの3枚使うこと、相手の次元の谷を利用してソーナンスを動かすことだけでした。
その結果が下記のものになります。

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CL直近になって、超越サナニンフというハンデスデッキが世に出回り始めました。対策的には、サイレントラボ、ソーナンスと止めるカードが入っているので、勝てなくないデッキでしたが、ゲームをしないデッキを選択するプレイヤーもそこそこいると考え、しっかり対策することにしました。
対応は簡単で、ソーナンスを増やしただけでした。

さらにデッキを回し続けていると、ダメージを追ったポケモンを回復する手段と入れ替える手段が欲しい場面が多くなりました。
さらに、ランドロスEXが役割があまりなく、59枚デッキになっていることが多かったため、良いポケモンがないか探していました。友人と相談しているとミュウEXがタイプ補完として使いやすいと勧めもあり、このカードに差し替えました。

ブルー型とゲームをするとき、Nでは手札が6枚になってしまい、あまり事故誘発の効果は期待出来ないことが多かったため、マリィで事故誘発をしやすくして、今の形となりました。

動かし方

ゲームの準備では、極力バトル場は非ルールポケモンのソーナンスやディアンシーを置くことを心掛けます。

先攻1ターン目、れんげきウーラオスVを2体ベンチに置き、エネルギーを付けることを目指します。
サイレントラボはこちらにドロサポがある時やカプ・テテフGXを使ってから置きます。

後攻1ターン目、先攻1ターン目と同じでベンチにアタッカーを用意しつつ、ソーナンスをバトル場に繰り出すことを目指します。非ルールポケモンを置けないと、2−2−2のゲームで押し切られる可能性が出てきます。

2ターン目はベンチにれんげきウーラオスVMaxを置き、しっぷうづきで攻めます。エネルギーは後続のれんげきウーラオスに付けて、次回以降、キョダイレンゲキを撃てる準備をします。

3ターン目以降は場を見つつ、アセロラやグズマで入れ替えつつ、しっぷうづきで攻めるか、キョダイレンゲキで傷ついたポケモンを倒したり、こうかくレンズでデデンネGXやクロバットVをサイドを稼いでそのままゲーム終了させます。

デッキ検証

検証はある程度の世にあるデッキをぶつけました。
基本的に弱点を付けるものは有利、抵抗力があるものは不利です。それ以外は大体は5分取れるようにはなっています。
序盤の手札でゲームさえできれば、あとはゲームプランをしっかり立てて、進むだけです。

ピカゼク
色相性で有利です。
2ターン目にしっぷうづきでサイド2枚を取ることができれば、こうかくレンズ付きのキョダイレンゲキで終わらせることが出来ます。
ミュウミュウが潜んでいる可能性があるため、ジラーチGXを置ける時に置いておく事が得策です。
相手はこの結末を望まないので、クワガノンVで時間を稼ぎ、ベンチでミュウミュウがタッグボルトGXの追加効果付きを狙う事があります。

要点
・こうかくレンズでサイド3枚以上取る
・潜むミュウミュウには注意

ターボダーク
こちらも色相性で有利です。
早いデッキでもあるので、相性が良いと言えど、5分なところもあります。
動きはピカゼクと同じで、ミュウミュウが忍んでいる可能性があるため、ジラーチGXを置くようにします。
デッドエンドGXでVMaxポケモンは簡単に倒されてしまうため、キョダイレンゲキのために3エネを貯めて放置しない方が良いでしょう。
後1に2枚取られてしまうと押し切られる事があります。
マニューラGX型なら先に取ってしまうのも手です。

要点
・こうかくレンズでサイド3枚以上取る
・潜むミュウミュウには注意
・後1で一気に動かれると厳しい
・マニューラは早めに取る

ガブギラ
陣形はソーナンス、ベンチにウーラオス2体を置きます。
序盤は必ず、非ルールポケモンを置かなければ、2-2-2のゲームを押し付けられて負けてしまいます。
1ターン目をサイド1枚で済んでいれば、しっぷうづきでガブギラを削り、キョダイレンゲキでガブギラを倒しつつ、次のアタッカーを削ります。
アゴアクジが出てくると暴食で回復されるため、それ以外のポケモンを倒すか削ります。
相手の残りサイドが2枚になってしまい、カオスオーダーGXで負けてしまう場面になってしまった場合はNと改造ハンマーを打ち込むしか手がなくなります。

要点
・2−2−2のゲームを避ける
・キョダイレンゲキでアタッカーを取りやすくする

三神ザシアン
ストロングエネルギーを減らしたことで少し苦手な相手です。
後攻からオルタージェネシスGXを使ってくるため、早々にポケモンレンジャーで解除する必要があります。
三神はHPが280と高いため、しっぷうづきで170以上のダメージを与える必要があります。170ダメージさえ与えてしまえば、キョダイレンゲキの圏内に入ります。2体目のダメージはエネルギーの付いたザシアンVを狙いましょう。次のターンに2体目のウーラオスVMaxの攻撃が倒す事が可能です。

要点
・三神に170ダメージを与える
・キョダイレンゲキはアタッカーを狙う
・オルタージェネシスGXはポケモンレンジャーで解除

スピードザシアン
後1からブレイブキャリバーが飛んでくるため、れんげきウーラオスVは2体置く必要があります。こちらもサイド2-2-2で終わらせるゲームやカミツルギGXで3-2-1のゲームに切り替えてくるので、戦況を見つつ、ベンチに置くポケモンを制限して戦っていきます。
出てくるアタッカーは決まっているので、キョダイレンゲキはザシアンVを狙います。デデンネGXとクロバットVが出ている場合は、サイド4枚取りを狙い、イージーウィンを狙います。
混沌のうねりはあまり入っていないため、劣勢であればサイレントラボとNで逆転を狙います。

要点
・2−2−2と3-2-1のゲーム展開に注意
・キョダイレンゲキはアタッカーを狙う
・劣勢時はサイレントラボとNで逆転を狙う

プリズムパーフェクション
超ポケモンメインのため、非常に苦しいゲームになります。
ミュウミュウの動きは単調ですが、後1, 先2でオンバーンGXの技で攻めてきます。特にラウドソニックは特殊エネルギーを付ける事ができない状態になってしまうため、ひたすらダメージを受けてしまうことになります。
対応策として基本エネルギーを他のデッキよりは多めにしています。ジラーチGXを出すことでVMaxを守ることもできます。特殊エネルギーロックとグッズロックを使い分けてくるので、状況を見て、削っていきましょう。
ダメージさえ残っていれば、相手の次元の谷を利用して、ソーナンスが動けたり、ジラーチGXがいなくなれば、ミュウEXで倒すこともできます。
サイレントラボは強力ですが、次元の谷4枚とフィールドブロアー2枚が入っているため、終盤でしか役に立ちません。

要点
・弱点をジラーチGXで消す
・ミュウミュウにダメージが残っていれば、ソーナンスで倒すこともできる
・グッズロックと特殊エネロックを耐え切る
・ミュウEXで倒すことも忘れない
・サイレントラボは終盤に使ってチャンスを作る

マッドパーティー
マッドパーティーの技を持つポケモンがトラッシュにいると大ダメージを出してきます。先攻ならソーナンスで速度を落とすこと狙います。
後攻ならひるがえすでホルビーを倒しつつ、ソーナンスを繰り出して、エネルギーを探しにくい状況にします。
サイレントラボとソーナンスの組み合わせが強力で相手の特性を使わせず、サイド先行して逃げ切きることで勝利を目指します。
はじまりのきおくのミュウが入っているため、VMaxが場にいるときはジラーチGXは置いて置きましょう。

要点
・ひるがえすでソーナンスを押し付ける
・サイレントラボで特性を止める
・ミュウの弱点対策でジラーチGXを置く

トゲキッスVMax
抵抗力があり、3回しっぷうづきを使えないと倒す事ができません。
ソードシールド環境から抵抗力が旧裏と同じ-30軽減となったのが大きいです。
ダイグライドで好きなカードをサーチされてしまうため、使われてしまったらマリィで手札を流します。そこで止まってくれれば良いですが止まらなかったら手札をまた流します。
Nやマリィを使っているだけだとサイドレースに負けてしまうため、倒せるターンにAZやアセロラで回復する必要も出てきます。
理想的なゲームができなくとも逆転の手はあります。
サイドを4枚か5枚取らせた後に改造ハンマーとNを同時に使い、止まった事ろを削っていくことです。
この動きは制限時間25分しかないため、予選と海外の大会くらいでしか使用できません。

要点
・抵抗力がすごく重い。ちからのハチマキとストロングエネルギーを組み合わせても厳しい
・サイドを取らせてから逆転を狙う
・改造ハンマーとNで機能停止に持ち込む

ドラパダスト
こちらは抵抗力と弱点で苦手な相手です。
幸い一撃で倒されるのは後半のため、序盤からドラパルトを削っていったり、ダストダスになる前にヤブクロンを全滅させることで、弱点を付かせないように立ち回ります。相手がデデンネGXやクロバットVを使ったらサイドカードを稼ぐチャンスになるので、最後に倒せるように残しておきましょう。カプ・テテフGXだけしかサポートポケモンが出ず、カプキュアーGXまで使われてしまうと勝てなくなります。

要点
・特性を消すダストダスが出てしまうと簡単に負けてしまう
・なる前にダストダスとヤブクロンは一掃する
・デデンネGXやクロバットVが出てくれば勝率は上がる
・カプキュアーGXは脅威

連撃ウーラオス
基本的な動きはこちらのウーラオスと同じ動きです。
オクタン型、ダスト型、ゾロアーク型、ノーマルな型の4つをぶつけてみました。結果では、非ルールポケモンを置くとキョダイレンゲキの的になってしまい、2-1-3のゲームを通した方が勝ちます。
オクタン型、ダスト型は非ルールポケモンを置きやすいため、この状況がよく発生します。3枚先に取って、れんげきウーラオスVMaxに30ダメージがのっていればミュウEXのしっぷうづきで倒してゲーム終了に持ち込めます。
ゾロアーク型は、闘弱点であるため、キョダイレンゲキで4枚取りが狙えるため、ゲームが有利に進みます。相手のミュウEXが脅威ですが、こちらが2-1-3のルートを通らないようにプレイすれば、問題ありません。
ノーマルな型はミュウEXでフィニッシュすると楽ですが、サイド落ちで楽なゲームができない時があります。この場合は相手のれんげきウーラオスVMaxに170以上のダメージを与え続けます。与え続けていれば、アセロラで回収されないターンができるため、最後のフィニッシュ用のポケモンに仕上がります。

要点
・2-1-3のゲームを押し付ける
・ミュウEXで相手の連撃ウーラオスVMaxを倒す
・ミラーは170ダメージを与え続ける

モクナシラフレシア
ラフレシアのグッズロックとたねロック、ゴリランダーでエネ加速、ジュナイパーでGX, Vポケモンを封じるなど2進化カードを使ったデッキとなります。
共通しているのは後1にラフレシアを立ててきます。この動きに対応するにはソーナンスを場に置いて、グッズロックを解除しにいきます。ロック要素が強い場合は隠密フードやサイレントラボでソーナンスが無効化される事があります。
ゴリランダーを採用している型はラフレシアを無視して、サルノリから倒していきます。グッズロック下では相手もリカバリーが難しいため、先にアタッカーを削る事ができます。グッズロックされていても入れ替えサポートのグズマやAZ、アセロラがあるため、しっぷうづきのダメージを落とさず攻撃することもできます。
ジュナイパー型はジュナイパー単になるまでそれ以外のポケモンを倒していきます。グッズロックが解かれてしまえば、サイレントラボや無人発電所を解除して、ミュウEXでしっぷうづきをコピーしてゲーム終了です。

要点
・ラフレシアにはソーナンスで一時解除
・相手のサイレントラボや隠密フードに注意
・サルノリは早めに倒す
・ジュナイパーはミュウEXで処理する

Wall Stall
カエンジシで詰ませるデッキですが、進化デッキのため、怖くはありません。ギルガルドEXの対処はサイレントラボとストロングエネルギーのしっぷうづきやディアンシー◆で170ダメージを与えて倒していきます。
ロボや人形が多いので、そこはひるがえすで倒していきます。
序盤が弱いデッキのため、2ターン目のキョダイレンゲキで終わることもあります。

要点
・カエンジシはれんげきウーラオスVMaxで倒す
・ギルガルドEXはサイレントラボで特性を消して攻撃するかディアンシー◆で170ダメージを与えて倒す
・120以下のポケモンが2体であればキョダイレンゲキで全滅させる

カビゴンLO
アタッカーでないポケモンを縛ってくるので、解除しながら攻撃すれば問題ないです。
このゲームでもソーナンスとウーラオスのひるがえすループで戦っていきます。途中、デデンネGXやクロバットVが出てしまった場合は、ポケモン入れ替えやあなぬけのひも、AZで回収しながらロックを抜けていきます。
相手のベンチが2枚以下になれば、キョダイレンゲキで終わらせることもできます。

要点
・ひるがえすでソーナンスを場に出す
・ロックされてしまったら入れ替えやAZを駆使する
・カビゴンと人形しかなければ、キョダイレンゲキで全滅させる

超越サナニンフ
ソーナンスやサイレントラボを1ターン目に置けるかどうかのゲームです。
後攻を取った場合は相手のベンチをみて、ドーミラーかビリリダマどちらか1体ずつ出ているため、コンボパーツのどちらかをグズマで倒す事ができれば、動きを遅くする事ができます。ひるがえすでソーナンスをバトル場に出せればなお良いです。
相手に準備をさせてしまいそうな場合はキョダイレンゲキの準備とこうかくレンズを付けることを意識しましょう。キョダイレンゲキさえ撃てる状況を作ってしまえば、マルマインGXの特性もあり、デデンネGXとクロバットVのそれぞれを取って勝ちにする事ができます。

要点
・ソーナンスやサイレントラボで妨害
・ひるがえすでソーナンスをバトル場へ
・コンボパーツは先に倒す
・キョダイレンゲキで4枚取りの体制を作る

個別解説

ポケモン(15枚)
4:れんげきウーラオスV(S5R)
メインアタッカー。
メインであり、このポケモンが並ばないことにはゲームが始まらないため4枚フル採用。
先攻、後攻どちらでも2枚並べることから始まる。

役割
・ひるがえすでベンチのソーナンスと変わって、1ターンもらいにいく
・たまに150ダメージでサイドを取りにいく

3:れんげきウーラオスVMax(S5R)
メインアタッカー。
ゲーム場2枚使うため、サイド落ち考慮の3枚。
しっぷうづきは進化してから場に出ないと+120ダメージにならないため、注意。

役割
・1エネしっぷうづきで150〜170ダメージを与える
・キョダイレンゲキでしっぷうづきで傷ついたポケモンを倒す
・こうかくレンズを合わせて、デデンネGXやクロバットVを同時に倒して、サイドを3枚以上取る

2:ソーナンス(XY4)
がまんのかべはバトル場にいる限りお互いの超ポケモン以外の特性をなくすことができる。
序盤の速攻デッキを止めたいため、2枚採用。
コントロール相手にも重宝する。

役割
・ウーラオスVとの組み合わせで相手の超ポケモン以外の特性をロックする
・序盤から置けると相手の速度を落とすことができる
・カプ・テテフGXを使わせる

1:ミュウEX(BW5)
特性のオールマイティはお互いの場のポケモンの技をコストを満たしていれば、使用することができる。
ジラーチGXが落ちた時に対ミュウミュウに対してしっぷうづきをコピーして倒したり、30以上ダメージがのったれんげきウーラオスVMaxを倒す時に使用する。

役割
・れんげきウーラオスミラーの切り札
・ミュウミュウの対策
・レインボーエネルギーとセットで1エネ技をコピー
・束縛ヤミラミと坊主めくり

1:ディアンシー◆(SM6)
特性で闘ポケモンの与えるダメージを+20できるポケモン。
しっぷうづきの足りない打点を補うために採用。

役割
・1エネ150ダメージを170ダメージにできる
・カプ・テテフGXを倒せるようになる
・ミラーで170与えるために使用する

1:ジラーチGX(SMM)
特性でお互いの超弱点のポケモンの弱点をなくすことができるポケモン。
タッグチームのデッキにミュウミュウやはじまりのきおくのミュウが入っている可能性が高いため、ウーラオス2体目を出した後に出す。

役割
・れんげきウーラオスVMaxの弱点を消す
・れんげきウーラオスVMax2体倒されて負けのゲームを回避する

1:デデンネGX(SM9a)
デッキの潤滑油その1。
特性のデデチェンジで手札を全て捨てて6枚引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
序盤にれんげきウーラオスVが2体並ばないゲームがあったため、2体置くために採用。
序盤、中盤、終盤どの状況でも欲しいカードがあれば、引くチャンスをくれる

役割
・最後の〆のカードを探すことができる
・れんげきウーラオスVの2枚目を探す
・レインボーエネでビリリターンGXが使える

1:カプ・テテフGX(SM2L)
デッキの潤滑油その2。
特性で山札からサポートを1枚持ってくる。
手札補充やNで妨害、グズマでゲームを終わらせるなど山札にあるだけでチャンスが残る。
レインボーエネルギーがあればカプキュアーGXでベンチのポケモン2体を全回復できる。

役割
・サポートをサーチして展開や妨害に繋げることができる
・アセロラ、AZを持ってきて、れんげきウーラオスVMaxを延命
・カプキュアーGXでウーラオスVMaxを倒されて終わるゲームを回避する

1:クロバットV(S3)
デッキの潤滑油その3。
特性のナイトアセットは手札が6枚になるように引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
手札を温存しながら手札補充できる。このカードもゲームを終わらせたり、今必要なカードを探すために使用する

役割
・必要パーツをサポートの権利を使用せずに探す

エネルギー(10枚)
このデッキのギリギリの枚数は8枚だが、毎ターンエネルギーをつけたいこと、ゲームを決めるのは4〜5ターンとしたため、10枚あればゲームを成立できると考えた。

4:れんげきエネルギー
RENGEKIポケモン限定の水闘2個分のエネルギー。
キョダイレンゲキを使うためにフル採用。

3:基本闘エネルギー
相手の改造ハンマーやカオスウィールやラウドソニックといった特殊エネルギーをつけることが出来ない技を回避するために3枚採用。
ミュウEXにつけることを考えたため、ストロングエネルギーの枚数を減らした。

2:ストロングエネルギー
闘ポケモンのみにつけることができ、与えるダメージを+20できる特殊エネルギー。
特殊エネロックを嫌ったため、最低限の2枚採用。

1:レインボーエネルギー
つけたポケモンに10ダメージのせるが全ての色のエネルギーになる特殊エネルギー。
カプキュアーGXやミュウEXの奇襲で使用する。たまにソーナンスが動くために使うことがある。

サポート(12枚)
3:博士の研究
手札を全て捨てて7枚引く事ができるサポート。
序盤はカプ・テテフGXでサーチしてからバトルサーチャーで使い回すのが主な使い道。
1ゲームで2枚は使うため、サイド落ちを考慮して3枚。

2:N
お互いが手札を戻し、サイド枚数分だけ引き直すサポート。
一撃で倒すデッキではないため、サイドは先行されがち。
先行されてもひっくり返すために2枚採用。
終盤にサイレントラボと組み合わせてこのカードを使うと大体黙ってくれる。

1:マリィ
お互いのプレイヤーは手札をシャッフルして自分のデッキの下に戻し、自分は5枚、相手は4枚引くサポート。
ブルーの探索型のデッキに対して使用することが多い。
毎ターンサーチして好きなカードを持ってこられるのは溜まったものではないため、このカードで流したい。

1:コルニ
闘ポケモンとグッズを持ってくるサポート。
れんげきウーラオスVMaxとかるいしを持ってくることが多いが、バトルサーチャーを持ってきて次に繋いだり、こうかくレンズやパソコン通信を持ってきてゲームを終わらせることも多い。

役割
・3枚しか入っていないれんげきウーラオスVMaxをサーチできる
・れんげきウーラオスVとクイックボールで2体並べられる
・今欲しいグッズを的確に持ってこれる
・こうかくレンズやパソコン通信でゲームを終わらせることがある
・バトルサーチャーを持ってくれば、次につながる

2:グズマ
相手のポケモンをバトル場に呼び出し、こちらはポケモンを入れ替えるサポート。
しっぷうづきのダメージアップの条件を満たしつつ、倒したいポケモンを呼ぶことができる。
3枚あると終始ペースを取ることができるが、他にも必要なカードがあったため、1枚そのカードにスペースを譲ったため、2枚。

1:アセロラ
ポケモンにダメカンがのっていれば、ポケモンとついているカードを全て手札に加えることができるサポート。
ダメージを受けたれんげきウーラオスVMaxとエネルギーを回収してベンチのれんげきウーラオスVを進化して、再度しっぷうづきを使うことができる。

役割
・VMaxポケモンを実質全回復
・しっぷうづきループでサイドを稼ぐ
・負け筋となるポケモンの回収

1:AZ
自分の場のポケモンを手札に回収して、そのポケモンについているカードを全てトラッシュに送るサポート。
最後にこのデッキに追加したサポート。
このカードが入ったことで、カビゴンによる逃げロックから回避することができ、傷ついたれんげきウーラオスVMaxを回収したり、使い終わったデデンネGXやクロバットVを再利用など、デッキの幅が広がった。

役割
・VMaxポケモンを実質全回復
・しっぷうづきループでサイドを稼ぐ
・負け筋となるポケモンの回収
・デデンネGXやクロバットVを再利用

1:ポケモンレンジャー
場にかかっている効果を消すサポート。
グッズロック、特殊エネロック、オルタージェネシスGXの効果を消し、ゲームを進めるために採用。

グッズ(19枚)
4:クイックボール
手札を1枚捨てて、たねポケモン1枚を手札に加えられるグッズ。
れんげきウーラオスVを2体並べることがゲームのスタートのため4枚採用。
ゲームを進めるデデンネGXなどもサーチして使う。

4:ハイパーボール
手札を2枚捨てて、ポケモン1枚を手札に加えられるグッズ。
VMaxポケモンをサーチするカードはこのカードとコルニ、パソコン通信くらいのため、ゲームを円滑に進めるために4枚採用。
ゲームを進めるデデンネGXなどもサーチして使う。

3:バトルサーチャー
トラッシュのサポートを1枚手札に加えられるグッズ。
1枚でもトラッシュにあれば使いまわすことができる。
Nやアセロラを使いまわせるとじわじわ詰めることができる。

1:フィールドブロアー
場のスタジアム、ポケモンのどうぐを2枚までトラッシュに送れるグッズ。
相手のかるいしを狙うことが多い。
自分のサイレントラボを解除して、急発進することもある。

1:改造ハンマー
相手の場の特殊エネルギーをトラッシュに送るグッズ。
ミラー戦や三神などの特殊エネデッキに1ターン猶予をもらうために採用。
出遅れることもあるため、その遅れを取り戻してくれることがある。

1:ポケモンいれかえ
バトル場のポケモンをベンチに下げるグッズ。
たまに眠りにされたり、ツールジャマーでかるいしの無効化、再度しっぷうづきを使いたいのに下げられないなどの悩みを解決するために採用。
カビゴンにも強くなれる。

1:あなぬけのひも
お互いのバトル場のポケモンを入れ替えるグッズ。入れ替えるのは相手から。
キョダイレンゲキ圏内のポケモンやソーナンスを下げさせたりと有用なことが多い。アタッカー以外がベンチにいるときは大体しっぷうづきでサイドを取りにいける。

2:かるいし
ポケモンの逃げるコストを無くすどうぐ。
アセロラやAZを使うときはこれがついたポケモンを出して、進化させてから攻撃に向かう。
入れ替える手段が欲しかったため、最低限の2枚に落ち着く。

2:こうかくレンズ
ベンチ攻撃が弱点、抵抗力の計算がされるようになるポケモンのどうぐ。
キョダイレンゲキが弱点計算され、ベンチのデデンネGXやクロバットVが倒せるようになる。
タイプ有利な相手でもこのカードは1枚は使うため、サイド落ち考慮の2枚。

スタジアム(3枚)
2:サイレントラボ
手札、場、トラッシュのたねポケモンの特性が消えるスタジアム。
序盤から相手を止めたい時はソーナンスとセットで使うと2重のロックになる。この際にサポートがなければカプ・テテフGXの特性を使ってからスタジアムを置くように。
終盤では、ボール1枚で逆転されることがあるため、このスタジアムとNを使い逆転の目を潰すことができる。

役割
・序盤と終盤の妨害
・単体でも強いが他のカードと合わせるとさらに強力

1:せせらぎの丘
水ポケモンか闘ポケモンのたねポケモンを山札からベンチへ置くことができるスタジアム。
序盤の安定性のために採用。
自分のサイレントラボに苦しむことがあるため、解除用のカードでもある。

サイドボード
ランドロスEX
ポケモンEXのためジュナイパーを突破でき、ベンチ1体に30ダメージ与えることもできる。
ジュナイパー対策はミュウEXに譲ったことと役割があまりないということで今回は不採用。

ガラルサンダーV
ポケモンVが多いと技のコストが減るポケモン。
タッグチーム主体のため、あまり使う対面がなかったため不採用。

クワガノンV
パラライズボルトでグッズロックできるポケモン。
トゲキッスVMax対策として使ってみたが、グッズロックしても殴り倒されてしまったため、採用は見送った。
水雷闘鋼のブレンドエネルギーがあるため、採用はしやすい。

ミミッキュ(SM12a)
ダメカンがのったポケモンGXの特性を消すポケモン。
ミュウミュウ対策ピンポイントとして採用はしていたが、環境にどれだけいるかわからないため、今回は採用を見送り。
このカードがあると2割くらいの勝率が4割くらいまで上げてくれた。

まんたんのくすり
全快と引き換えにエネルギーをトラッシュしてしまうグッズ。
コルニでサーチできるが、このカードを使うことはあまりなかったため不採用。AZが入れ替え兼満タンの役割でバトルサーチャーから使いまわせるため、そちらに軍配が上がった。

エネくじ
山札の上から7枚めくりその中のエネルギーを手札に加えることができるグッズ。
コルニからエネルギーをサーチできるということで採用していたが、デデンネGXとクロバットV、パソコン通信で引きにいく手段が増えたため、役割純分ということにして採用を見送った。

ちからのハチマキ
与えるダメージが+20されるポケモンのどうぐ。
抵抗力持ち相手には重宝し、相手がクロバットVなどの闘弱点のポケモンでスタートしたとき、ストロングエネルギーとディアンシー◆、このカードの3点が揃ったときに倒すことができる。

オクタン
れんげきサーチ、アビスハンドと非常に強力な特性を持っているポケモン。
このカードを使う上でデッキの中のカードを4枚以上使用してしまうこと、依存しすぎると円滑に動かなくなるリスクの増大することの2点の懸念があったため、今回は不採用。

ダストダス
ダストオキシン、ゴミなだれと強力な技や特性をもったポケモン。
このカードもオクタンと同じでデッキスペースを多く取ってしまうため不採用。

やまびこホーン
相手のトラッシュからたねポケモンをベンチに置く事ができるグッズ。
倒したデデンネGXや捨てられた非ルールポケモンをベンチに置き、サイドカードを稼ぐ事ができる。しかし、このカードをサーチしてまで使う事がく、グズマとこのカード、こうかくレンズとこのカードとトレーナーズ2枚のセットが必要なため、コンボ性が高いと判断して不採用。

終わりに

今回、自分が納得いく連撃ウーラオスデッキを作成して、CL愛知に出ました。結果は散々でしたが、エクストラバトルの日では、勝つこともでき、コンセプト通りゲームをする事ができました。

エクストラというレギュレーションは1ターンの切り返しが激しく、逆転に次ぐ逆転がある非常に面白いゲームです。
デッキの幅も多いので、このデッキ以外のデッキも触ってみて欲しいと思っています。

この記事を読んでくれた皆様、対戦してくれた皆様、相談にのってくれた友人の皆様、ありがとうございました。

おまけ

エクストラバトルの日で使用したものです、抵抗力のあるポケモンにある程度戦えるようにストロングエネとちからのハチマキ増やしています。
ひるがえすで90ダメージ与えられるようになっているので、デデンネGXやクロバットVも取りやすくなっているのも特徴です。

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転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト
https://www.pokemon-card.com/


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