【ポケモンカード】エクストラレギューションのセオリー
エクストラのトレーナーズリーグに参加して、その際に思ったことを整理しつつ、残しておこうと思います。
エクストラの紹介もあるので、エクストラをあまり知らない方はこちらを読んでみてください。
先攻 or 後攻
結論からいいます。
デッキによって変わります。
デッキによって変わるので、自分のデッキがどちらがいいのかよく考えてとりましょう。というと親切ではないので、整理していきます。
まず、先攻と後攻でできることを確認します。
■先攻
・相手よりも先にエネルギーを付けることができる
・相手よりも先に進化できる
・相手よりも先にスタジアムを置ける
・サポートを使うことができない
・攻撃できない
■後攻
・メリット
攻撃できる
サポートを使える
先攻は手札から先にエネルギーをつけたり、先に進化することができます。
進化できることがメリットであるため、進化デッキは先攻を取ったほうが良いでしょう。
ソードシールドシリーズから登場したVMaxポケモンはスタンダードレギュレーションでも活躍しています。エクストラレギュレーションでも強力ですので、一度試してみてください。
後攻は先にサポートを使うことができ、攻撃も可能です。
エネルギーさえなんとかなれば、強力な技を使って、そのまま押し切ることも可能です。強力な技を持つたねポケモンが多く、手札からつける以外のエネルギーをつける方法も多いです。タッグチームのポケモンやザシアンVのような強力なたねポケモンをメインにしたデッキは後攻を選択した方が良いでしょう。
初手でベンチにポケモンを置くかどうか
先攻をとったプレイヤーはゲームの準備でベンチポケモンをほぼ置きません。理由はゲームが開始して相手のポケモンを確認した後にベンチに出すかどうか選択できるからです。
では、後攻を取った場合はどうでしょうか。
スタンダードでは、ほとんどベンチに置きませんが、エクストラではベンチにポケモンを置くことがあります。とはいえ、2021年1月22日の禁止カードの追加までだと考えています。
理由は先攻でポケモンを倒すことに特化したデッキが存在するためです。
フェローチェGXのファストレイドは先攻でも技を使うことができます。ダメージを上げるカードも多く、シェイミEXと回収ネットを駆使して、パーツを集めていきます。タッグチームの高いHPですら1撃で倒してしまうので、注意が必要です。
こちらに参考レシピがありますので、興味がありましたら読んでみてください。
■ベンチのポケモンを置いていた時代のお話
少し脱線しますが、ベンチを置いていた時代とその理由も残しておきます。
Bマーク以降のスタンダードではベンチは置きません。
理由はご存知の通り、フィオネ(SM11a)です。
ボスの指令が出るまでは採用されていましたが、初手でベンチを出してしまうとフィオネを出されて、そのままポケモンいれかえを強要されてしまっていました。その名残で最初の準備でベンチに出すことが減りました。
少し戻ってAマークが使えた時代。
この時代は最初の準備でベンチにポケモンを置いていました。
大きな原因は先攻でもサポートが使えたことと手札強制リセットのマーシャドーがいたため、先攻1ターン目から手札事故でゲーム終了というのが多かったです。1枚でも展開できるカードを引くためにポケモンをベンチ置いていました。
BW, XY時代もベンチを置いていました。
XY時代も先攻でサポートを使うことができ、Nやジャッジマンで手札事故でゲームが終わることもありました。
BW時代は先攻でサポートと攻撃も可能という恐ろしい状態でした。
先攻で攻撃できるというのは大きく、ポケモンEX以外でスタートして、たねポケモンを引けなった場合はそのまま負けてしまう可能性がありました。
特性を消すカードを対策する
エクストラレギュレーションでは特性を消すカードが多く存在します。
ある程度意識していないとゲームができず、そのまま押し切られることもしばしばありますので、対象を絞って対策しましょう。
特性を消すカードはこちらになります。
サイレントラボ、無人発電所とともにスタジアムで簡単に特定のポケモンの特性を消してしまいます。これらのカードの対策はスタジアムを2〜3枚入れることで1ターン目から出されても対応することが可能です。
他の対策はフィールドブロアーを複数枚入れるのも良いでしょう。スタジアム以外に強力な道具をトラッシュに送ることができます。
ポケモンでよく特性を消してくるのはこちらになります。
ソーナンスは超ポケモン以外の特性を、ダストダスはポケモンのどうぐが付いていればダストダス以外の特性を、アローラベトベトンはたねポケモンの特性を消してしまいます。
ソーナンスは超ポケモンの特性は消えないため、カプ・テテフGXの特性でサポートを手札に加えてゲームを進めることができます。
ダストダスの特性を消す条件はポケモンのどうぐのため、ポケモンのどうぐをトラッシュに送れるフィールドブロアーやツールスクラッパーが有効です。しかし、ダストダスが入っているデッキにはポケモンのどうぐが多く入っているため、倒してしまうのも一つの手段です。
変わり種では、隠密フードという道具も有効です。相手の特性の影響を消すことができるので、ダストダス以外にもにがにがかふんのラフレシアにも有効です。
アローラベトベトンはたねポケモン限定で特性を消してきます。倒すことが一番です。こちらも隠密フードも有効なカードです。
終わりに
デッキ作成や対戦の準備などで気を付けないといけない事を書いてみました。エクストラで遊ぶ上でほんのり助けになれば幸いです。
この記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。
転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト
https://www.pokemon-card.com/