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衆院選の反省会

先の衆院選を兵庫8区で戦った辻恵さんが主宰した衆議選の「反省会」の様子を伝える動画『衆議院選挙を振り返って・・・日本政治の今後を考える』を観ました。

ゲストは愛知10区の安井美沙子さんと比例の大阪ブロックで出馬した八幡愛さんでした。2時間ほどの動画ですが、これまた生配信しただけの「撮って出し」のものなので、だいたいのチャプターを挙げておきます。

・辻恵さんのあいさつ(02:15

・緑の党のゲスト、丸尾牧・兵庫県議のあいさつ(10:45

・安井美沙子さんのあいさつ(25:40

・八幡愛さんのあいさつ(37:35

・パネル・ディスカッション(46:40

・質疑(1:22:00

・石井一さんのあいさつ(1:33:05

・まとめ(1:50:30

辻恵さんも安井美沙子さんも民主党系の元職で、今回は「れいわ新選組」から出馬しました。それまで「連合」という労働組合に頼って組織戦で当選してきた方々が、組織なしにボランティアが選挙を支える「れいわ新選組」での活動や選挙を経験し、そこから得られたことや困惑したことなどを正直に語っている動画です。今後のためのヒントもいろいろあり、なかなか興味深いものとなっています。

辻恵さんは、もともと小沢さんと関係が深いようですね。過去には大阪3区と大阪17区から立候補しており、2012年のあとは浪人時代が長いようです。

安井美沙子さんは、今回の野党共闘が「れいわ新選組」にとって役に立たなかったと総括していました。ご自身のそれまでの得票から4万票を減らし、それらは維新の現職と立憲の新人に流れたと分析しています。旗色を鮮明にするために、「消費税ゼロ」を明確に打ちだした方が良かったと言われています。また維新の台頭についても、その選挙戦略の上手さについて冷静に分析されています。

八幡愛さんは、意外なほどに人前でしっかりとした話ができることが良く分かります。政治家としての潜在力は大きいでしょう。冷静に状況を分析しつつも、恨み節でもなく、建設的な希望を語ることができるところは本当に彼女の強みだと思います。太郎さんも認める通り、いまの時点で参院選の大阪選挙区で候補者となる力を持っているのではないでしょうか。

緑の党の丸尾さんは、もともと太郎さんが最初に2012年に立候補したときに支援したのが緑の党であり、政策の親和性も大きいことから、今後の連携を模索すべきだと提案していました。

質疑のなかでは、近畿ブロックのなかでの各支部の連携をもっと強化すべきことが提案されました。

最後の石井一さんは、偏見なくオープン・マインドで山本太郎と「れいわ新選組」をとても好意的に分析・評価してくれています。すでに引退している民主党の重鎮とはいえ、笑いの取り方のポイントも高く、ものすごいカリスマ性を放っている人物です。話の後半では、公明党と維新について分析しています。










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