太郎 vs ルーピー
00:00 政治へ・18:03 衆院選・31:13 経済・47:10 外交・1:04:25 グリーン・ニューディール
今日は、ルーピーこと鳩山元総理の YouTube チャンネルに山本太郎さんが出演した対談の動画を観ました。公開されたばかりのこの動画、見どころは幾つもあると思うのですが、冒頭の「つかみ」的な放談は短くして、本題にもっと時間をとってもらった方が良かったかも知れません。
鳩山さんは、今回の衆院選での「れいわ新選組」を公約にそれなりに眼を通していたようです。その点は好感をもてました。しかし予想していた通り、消費税廃止をめぐる国債や国の通貨発行権、そして未来への投資としての財政出動という部分について、それほど深く理解しているとは思えませんでした。
べつの動画(ほかの方との対談)を幾つか観てみれば、彼が旧民主党勢のような財政規律論者、あるいは北欧型の高負担・高福祉論者であることが分かります(現在の日本は高負担・低福祉です)。つまり今回の見どころは、経済政策について太郎さんが短い時間で鳩山さんを納得させるような論陣を張れるかどうかという部分でした。しかし結果としては、残念ながらあまり上手くいったとは思えませんでした。ガチガチの緊縮脳の人を説得するのは難しいものです。
後半の外交と安全保障については、もともと鳩山さんの考えと「れいわ新選組」の主張は大きな隔たりがないので、今回の対談でも議論はすんなりいったような気がします。
対談全体を聞いていて、ふと思ったのですが、衆院選後のおしゃべり会で太郎さんが良く口にする1億円の個人的な「借入金」というのは、もしかしたら鳩山さんからのもので、「野党共闘に乗る」というのが条件だったのかも、つまり今回の対談出演もその流れの一環だったのではないか?といった勝手な妄想をしてしまいました。
2019年の参院選後に、ふたりで「足湯に浸かった」といった話とかありましたよね?まあ、これは本当に僕個人の勝手な妄想に過ぎません。どちらにしても、今後に資金援助などあれば嬉しいかぎりです。