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【留学】私を英語の世界に引き込んだ人


カナダにて現在Coop留学生をしています、sasaと申します。今回はちょっと短めの記事。

今回は私が大好きなあるアーティストと、自分自身のお話を少しだけしようと思います。留学の延長線上にある、「英語」に関心を持ったきっかけから、今に至るお話と、そんな大切な人の誕生日をお祝いすることについて。

①私を英語の世界に引き込んだ人

実は、幼少期の私は英語が大嫌いな子どもでした。5歳の時、母に英会話教室を紹介され、なんだかよくわからなかったけどやってみることに。DoもDidもDoesもわけがわからず、同じくらいの年の子とレッスンを受けているのに、私だけ置いてけぼりで、「小学校を卒業したらすぐ辞めてやる!」と思っていました。


小学校をついに卒業し、英会話教室という地獄の空間から解放された私ですが、私がこの英語の世界にどっぷりハマったのはその直後の中学1年生のときでした。One Direction(ワンダイレクション)というイギリスのボーイバンドとの出会いが、私の現在の留学までの道のり全てを作ることになります。(2016年から活動を休止し、現在はそれぞれソロ活動をしています。)その中でも私が大好きだったのは、お茶目でとにかく歌声が素敵な、Harry Styles(ハリー・スタイルズ)というメンバーで現在は俳優業としてのキャリアも積んでいます。最近は"Watermelon Sugar"などの曲が流行していますね。ジェンダーレスなファッションや、青年期からの長いキャリアを積んできた一人のアーティストとしての考え方、優しく落ち着いた穏やかな雰囲気が多くのファンを惹きつけています。


誕生日プレゼントに彼らのアルバムをお願いしたり、子どもの頃ながら貯めたお小遣いでライブDVDを買ったりグッズを集めてみたりして、彼らの世界で入れ込んだ私は「彼が話す言語を、彼の言語で理解したい」と思うようになり、どんどん英語の世界に魅了されていきました。


よく覚えていないけれど、その後からはとにかく英語だけに夢中で、なぜかよく分からないけど英語が得意科目にまで昇進し、高校に進学しても「とにかく英語だけはなんとかなる」みたいな、小学校の頃の私からは考えられないほど、自分の中での「英語」が大きく変化した時期でした。ちなみに、Do-Did-Doesをどうやって克服したかについては、全く覚えていません。

アーティストを好きになって、夢中になって追求すること。ただそれだけのベタな話ですが、彼に出会ってから英語を嫌いになったことは一度もないし、勉強するのが苦痛だと感じたこともありません。英語の世界にここまで引き込まれるとは当時は予想していなかったし、なんでも試しては続かない飽き性な私が、こんなにも何かに夢中になれていることに違和感さえ感じます。でも、反対にもしかしたらこの「英語」が、私の人生の大きな「」になっていくのかもしれないと思うときもあります。


今回の留学まで、海外経験が一度もなかった私。パスポートも一年前に初めて発行したし、海外旅行なんてものも行ったことがありませんでした。今までずっと日本という国を出たことのなかった私が留学に憧れていたのは、実はこの頃からで、本気で彼に会いに行きたい!と思っていました。本当によくあるパターンで、私は中学生時代から数年間、ずっと日本の外に憧れを抱く、ただただ英語が大好きな学生でした。両親にも「大学生になったら留学をしたい!」と言い続け、5年以上が経過し、コロナでの色々な葛藤が混ざりあう中で、今回無事にカナダで生活している今この時間は、人生の中の大きな夢が実現している瞬間であると感じているし、長い年月をかけて望んできたからこそ、この一年間の滞在に色々な思い入れがあるのも事実です。



②会ったこともない人をお祝いする

誰しもが、有名人やアニメキャラクターに憧れた経験があると思います。何でなのかよく分からないけど、その人にすごく惹きつけられたり、「素敵だなぁ」と思えたり、「自分もこうなりたい」とその人物を自身のロールモデルにしたりなんてこともあるでしょう。私にとってはそれが彼で、自分を大きく左右する、人生のキーパーソンであったのだろうと今さらながらに感じます。


よく大好きなアイドルのお誕生日に、でっかいホールのケーキを買ってきて、盛大にお祝いしたりするようなファンの方がいますが、私は以前まで「好きにも限界があるし、そこまでする必要はない」「ホールケーキに写真をプリントをしたものまで準備しなくても」と感じていました。それが私には、誕生日を祝わなければならないという義務感に基づく行動っぽく見えて、「ファンだったらお祝いしなきゃいけないの?」と思っていました。でも、何故か衝動的に真似したくなった自分がいて、2月1日の彼の誕生日をお祝いするために、はじめてケーキを買ってみることにしました。


これがなかなか素敵な経験でした。ケーキ屋さんまで足を運び、数多くあるケーキの中から、何味のケーキが好きなんだろうとか、普段は何を食べる人なんだろうとか、色々なことを考えてケーキを購入し、わくわくな気持ちで帰宅する。ライターがあるかを確認して、過去に出演したドラマをもう一度見たりとか、ミュージックビデオを改めて視聴してみるとか、色んなプロセスをたどっていく、その時間が楽しいのだと思います。その人物に想いを馳せ、自分と向き合って、「この人がいたからここまで頑張ってこれたな」と、改めて感謝をする大切な時間になるのだと感じました。



会ったこともない、話したこともない人のためのケーキを準備するなんて、外の人にとっては馬鹿馬鹿しく映るのかもしれないし、そのケーキを誕生日でもない自分が食べるとか、傍から見たら本当に意味が分からないが、大切な人の誕生日をお祝いするって、すごく素敵で、意味のあることなのではないでしょうか。


もし、大事な人が誕生日を迎えたとき、ただ一緒にケーキを食べるだけではなくて、過去の思い出について振り返ったり、その人物が自分にどんなことを与えてくれたか、何をしてくれたか、その人とご自身のことについて考えてみてください。相手に対する感謝をすることが、その人にとっての一番のお祝いになるのではないでしょうか。



Happy Birthday sweet creature
I feel so grateful that you have come into my life.


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ここまでご拝読頂き、ありがとうございます!

わたくしSasaのnoteでは、現在カナダ留学を経験している身として

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