「ゲーム友達とオフ会をすることになり、男だと思ってた相手が美少女だった。」4話
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ナ)〇!
〇)!?...なんだよ...いきなりびっくりした💦
ナ)〇鉄届いたぁ!
〇)そ、そうか...
ナ)早速やろ✨️
しつこいと思うが...今日も今日とて"ナギ"とゲームをしていた
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〇)...ほんとにやるのか?
ナ)?...うん、やるけど何?
〇)ナギ...よく聞け...〇鉄は...友情崩壊ゲームとして有名なんだぞ...ほんとにするのか?
ナ)えっ?やるけど普通に
〇)...こいつは
事の重大さを理解していないな
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〇)泣いても知らないぞ笑
ナ)はぁ?...泣かないし💢
ナギはノリノリでゲームをスタートして...
ナ)むむむっ...CPUにも勝てない...
初心者のナギといきなり対戦をしても...ということでCPUと戦って練習をしていた
〇)CPUに勝てなきゃ...永遠に俺には勝てないぞ笑
ナ)はぁ?...勝てるし💢
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なんて話をしていた
ナ)...そういえば〇なんか音するけどなにかしてんの?
〇)ん...あぁ...ナギが練習中だから宿題をしてた
ナ)ふーん...へぇ...
〇)自分から聞いといて反応薄いな
ナ)いや、なんかちゃんと学生してるなって
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〇)ナギも学生だろ
ナ)ニートだから...学生じゃないし!
〇)な、なんか...ごめん笑
ナ)哀れまないで〜!💦
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〇)すぅ...ここどうやるんだろ(ボソッ)
ナ)どうしたの?なんかわかんないのあった?
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〇)ん?...そうなんだよ...ちょっと難しくてな
ナ)ふーん...教えてあげよっか?
〇)...ナギ...学校行ってないのにわかるのか?
ナ)フッフッフ...舐めてもらっちゃ困るね✨️
なんか自信満々な声をしているけど
ナ)こう見えても昔は神童なんてもてはやされてたんだから任せてよ!
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ナギの自信に気圧され
〇)一応...送ったけど
ナ)あっ、ちょうど来た
〇)...どう?
ナ)ちょっと待ってね
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ナ)えっとね...ここは
〇)うん
ナ)ここはこの法則を使って...
〇)うん、おぉ...ってことは
ナ)そうそう!
〇)...す、すごい...一瞬だったな
ナ)だから言ったでしょ...舐めてもらっちゃ困るってね✨️
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〇)ついでにナギここは?
ナ)また?
〇)悪い...どうしてもわかんなくて💦
ナ)仕方ないなぁ笑
〇)ごめん、写真送る💦
ナ)なら、いちいち送るのめんどくさいしビデオ通話しようよ///
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〇)...えっ?
ナ)...な、何?///
〇)び、ビデオ通話!!?
ナ)う、うん...えっ...変なこと言った?
〇)あっ、いや...ナギってそういうの平気だったんだなって
ナ)...別に平気な訳では無いけど...教えるならそっちの方が...楽かなって思っただけで///
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なんやかんやで10分後にビデオ通話をすることになった
ナギはなにか用意をするらしくそのための10分だそうで
〇)カチャ...
?)...珍しいお兄様がこの時間にリビングに降りてくるなんて
まだ時刻は23時頃のため、珍しく妹がリビングにいた
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〇)彩か...もう夜遅いんだし...早く寝ろよ
彩)お兄様に言われたくないですけどね
〇)...それもそうだな
彩)コーヒーでも入れますか?
〇)...頼む
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彩は何も言わずにリビングを後にした
〇)...
数分後
彩)お待たせしました
〇)ありがと
そう言って彩の頭を撫でる
彩から手を離して部屋に戻ろうとすると
彩)...もう、終わっちゃうんですか?
可愛らしい声とうるうるした瞳でつぶやく
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〇)また、今度な〜
そんな誘惑には負けることはなく、階段を上がっていった
彩)...お兄様のバカ...あんぽんたん...すけこまし
カチャ🚪
部屋に戻るとちょうどナギから準備できたとメッセージが来ていた
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ピコン
〇)ナギ?
ナ)な、何?💦
〇)ビデオ通話しても大丈夫?
ナ)...うん///
声から溢れてくる恥ずかしさと久しぶりにナギの顔が見れることで鼓動が早くなる
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ナ)み、見えてる?///
〇)う、うん...///
画面越しに見えるナギはゲームチェアに体育座りをしており
艶っぽい綺麗な髪の毛...うさぎの耳がついているパーカー...
〇)...///(かわいすぎるな...)
ナ)や、やろ...げ、ゲームしてるからわかんなかったら...声掛けて💦
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〇)えっと...さっそくなんだけど...
ナ)う、うん...///
その後も分からない問題を教えて貰って
〇)よしっ...終わり!
ナ)あんまり教えてないような...
〇)ナギの教え方がうまかったから
〇)後半は自力でできたんだよ…ありがと
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ナ)そ、そうぉ?✨️
〇)さすが神童!
ナ)照れるなぁ〜!
ビデオ通話をしているせいか...すごくナギの存在が近く感じてしまう
〇)...
こうやってナギに隣で勉強を教えて貰えたら
〇)...楽しいだろうな
ナ)何が?
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〇)...あっ...聞こえてた?///
ナ)うん
〇)そのうーん...忘れてくれ
ナ)何よ、それそんなこと言われたら余計に気になるでしょ!
〇)...いやぁ...その...
ナ)勉強教えてあげたよね?
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〇)大したことじゃ...ないんだけど
〇)今日みたいに...ナギに学校で勉強とかできたら楽しいだろうなって...思っただけ...///
ナ)...そ、そんなこと思ってたんだぁ///
〇)忘れてくれ...まじで///
ナ)私だって〇と一緒なら...学校行くかもしれないかもね///
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〇)...なんか照れくさいし終わるか
ナ)だね...疲れた
本来の目的を忘れている2人だった。
to be continued...?
おまけ
「10分の準備中にナギがしてたこと。」
ナ)う...うわぁ...ど、どうしよ💦
急にビデオ通話なんて言っちゃってキモイとか思われてないよね?
ナ)と、とりあえず...着替えよ!
えっと...お気に入りのTシャツ...
ナ)洗濯中だ!...えっと...どうしよう💦
*
ナ)着替えはお姉ちゃんから借りたし...ヘアオイルつけて...クシでとかして...
ナ)...お姉ちゃんのヘアオイル
この前いい匂いがするって言ってたような
ナ)...///
匂いなんて向こうには分からないはずなのに...少しでも可愛く見られたいから
ナ)...///
そうして部屋に戻っていくのだった。。。