美容師になるためには?
現在、様々な職種・仕事がありますが、学生に人気の職業は今も昔も変わらず美容師のお仕事です。
そのブームに火をつけたといっても過言ではないのが、キムタク(木村拓哉さん)が美容師役を演じたドラマ【ビューティフルライフ(2000年放送)】です。
放送当時、【将来なりたい職業ランキング】で男女ともに1位になるほど影響力がありました。私の友人も美容師を目指すために、厚生労働省認定の美容専門学校へ進学しました。
美容専門学校は、美容師国家資格を取得するためのカリキュラムを受ける必要があるため避けて通れない道です。では、美容師のお仕事に就くためには、どういった勉強が必要なのか?また、どういった方法で就職するのでしょうか?
美容専門学校ではどういった内容の授業をするの?
専門学校へは2年間通って“学科授業”と“実習授業”を計1400時間受講する必要があります。この授業をしっかりと受けて国家資格受験に臨みます。
【学科授業】
■ 関係法規
→理美容においての制度や法律、国家資格保有者である社会的責任について
■ 衛生管理
→環境衛生知識(公衆衛生・感染症など)や消毒方法について
■ 保健
→髪・皮膚の生物化学について
■ 物理・化学
使用する薬剤・器具の正しい使用方法について
■ 文化論
→ヘアスタイル・ファッションの歴史について
■ 運営管理
→お客様への対応・店舗運営について
■ 技術理論
→器具の使用目的・種類について
【実習授業】
■ カッティング
→頭髪を整え美しくすること
■ ワインディング
→ロッドを使用してパーマを施すこと
■ オールウェーブセッティング
→専用ローションとピンを使用してパーマを施すこと
その他、シャンプーブロー・カラーリングの他に、マツエク・エステ・ブライダル関連・メイク・着付けなど、美容に関する専門分野を扱っている専門学校も増えています。
美容専門学校って誰でも入学できるの?
美容師は学歴によって面接採否に影響は出ず、収入面においても左右されません。しかし、多くの美容専門学校の入学において“高卒以上”を掲げていますので、高校卒業はクリアできる状態が望ましいですね。