HSS型HSPという特性を知ってから、ちょっとだけ肩の力が抜けた話
今日は、「HSS型HSP」という特性を知ってから、ちょっとだけ気持ちが楽になったよ〜というお話をしたいと思います。
私、よく周りのみんなに「毎日ほんと楽しそうだよね〜」「落ち込むこととかないの?笑」と言われるんですよね。
みんなが言う通り、基本テンション高めで、めちゃくちゃアクティブなタイプであるという自覚はあるのですが(ストレングスファインダーでも、一番強い要素は「ポジティブ」!!!)、なんとなくそうじゃない自分もいるんだよなぁと感じる時も多々ありました。
基本めちゃくちゃテンション高いけど、時々ずどーーーんと落ち込む。
直感ですぐに行動を起こしちゃう時もあれば(コロナ前は「あ、そうだ。海外行こ!」と思った数日後には渡航して、しばらく帰ってこない、みたいなケースもよくありました笑)、ものすごく慎重に深く考えて、吟味している自分もいる。行動がわりと大胆なので、細かいことは気にしていないタイプに思われがちだけど、実は些細なことがすごく気になる。(でもそんなことまで気にしてるのかと思われたくないから言わない笑)
こんな、どこか矛盾した感覚が、常に自分の中に両方存在しているような感じ。でも別に、明るいフリをしているとか、アクティブなフリをしているとか、そういうわけじゃなくて。本当にいつも、両極端な自分がセットで存在してるんです。
この感覚はちっちゃい頃から持っていて、小学生の時に「自分は二重人格なんじゃないか?」と悩んだこともありました。
そんな私には、4,5年に一度「うつ期」がやってくる
そんな感じで、基本スーパーポジティブな私なのですが、4,5年に一度ずどーーーん!!と落ち込む「うつ期」がやってくるのです。
はじめての「うつ期」を経験したのは、小学4年生の頃。中学受験のために日々勉強に励んでいた時に、テストの点数で一喜一憂するようになってしまって、いつしか一喜一憂の「一憂」どころの騒ぎじゃないぐらい気持ちが落ち込むようになってしまいました。
中学に進学してからはケロッと元気になって、毎日楽しく中学生活を送っていたものの、その後も4,5年に一度は「うつ期」がやってきます。その時々で落ち込んでしまう原因は異なるのですが、とにかく一度「うつ期」に入ると、それまでのスーパーポジティブな自分では考えられないぐらいのスーパーネガティブパーソンが誕生してしまうんです。
そしてこのコロナ禍で、最初はリモート生活にうまく適合してハッピーライフを過ごしていたのですが、半年ぐらい前に、ちょっとしたことがきっかけとなって(いや、ちょっとしたことではないのだけど!)久々の「うつ期」がやってきました。
そして、どうしたらこの、ずどーーーん!!と落ち込んでしまう状態から抜け出せるのかなぁ?とあれこれ考えたり、心理学系の勉強をしたりしていた時に、「HSP」という特性があることを知りました。
そもそもHSPってなんぞや?
HSPとは、Highly Sensitive Personの略。アメリカの心理学者エレイン・アーロンが1996年に提唱した概念で、生まれつき感覚刺激にとても敏感な脳の神経システムを持つ人のことです。
「DOES」と呼ばれる以下4つの特徴すべてに当てはまる場合、HSP気質であるとされており、全人口の15〜20%(だいたい5人に1人)の割合で存在していると言われています。
もう少し具体的に特徴を挙げてみると、
こんな特徴があるらしい。
こういったHSPの特徴を知って、私の場合は、「ん〜。当てはまるっちゃ当てはまるんだけど、当てはまらない部分もちょいちょいあるんだよなぁ。」というなんとも微妙な感覚になったんですよね。
いろいろ深く考えちゃうのは共感だけど、意外と行動自体は大胆なことが多いし、感覚刺激にはすごく敏感でよく疲れてしまうのだけど、かと言って、刺激のない日々は退屈すぎて逆にしんどいんだよなぁ・・・
そんなモヤモヤした感覚を持っていたときに、ついに出会ってしまったのです。「HSS型HSP」という特性に!(笑)
HSS型HSPという特性がドンピシャで私だった
HSPの中に、HSS型という種類があることを知ったとき、いろいろ当てはまりすぎで、思わず「えーーー!私これ!!!!!」と叫んじゃいました笑
(HSS型HSPの特性の詳細はこちら👇)
今まで悩んできた、というか、うまく扱えなかった得体の知れない自分のこの感覚が何だったのか、やっと答えを見つけることができたという感じ。うつ病かなぁ?と思っても、うつ状態がずっと続いているわけじゃないし、じゃあ躁うつ?と考えても、それもやっぱりなんかちょっと違う。発達障害とかでもなさそうだし、じゃあ自分は何なんだ〜〜〜?となっていたところに、ものすごくしっくりきたという感じがしたんです。
もともとそうやって特性でカテゴライズすることがあまり好きではないのだけど、自分の良く分からなかった感覚に、ちゃんと名前がついていて、特性なんだって認められるだけで、そして同じような特性を持っている人が世の中にはいるんだって思うだけで(全人口の6%らしいので、めちゃくちゃ少ないけれども・・・!)、すごく安心できました。
こうやって、自分の得体の知れない感覚が、少しずつ得体の知れるものになってきたことで、ちょっとずつ自分を理解できるようになってきて。だからこそ、そんな自分を「それが自分なんだ」と受容できるようになってきた感じもしています。
終わりに
気づけばけっこう長い記事になってしまったので、今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。今後は少しずつ、HSS型HSPの私が見ている世界、感じている世界をシェアしていきたいなぁと思っているので、また覗きにきてもらえたら嬉しいです👀🌱