人事になりたい私がファーストキャリアで営業職を選んだ理由
こんにちは!
22卒の女子大生です。
このnoteでは、「自分に嘘をつかない」をモットーに、
1年半続けてきた私自身の就活のお話を綴っています。
今回は、「人事になりたい私が、ファーストキャリアで外資ITの営業職を選んだ理由」についてお話してみたいと思います。
就活をしていると、「入社後のキャリアプランは?」とか、「5年後、10年後どうなっていたい?」というような質問を受けることも多くあると思います。就活を始めたばかりの頃は、正直全くキャリアプランを描けなくて、むしろ「私は逆算型じゃなくて、積み上げ型のタイプなので、キャリアプランとかはないです!!」と面接で言っていたほどでした(笑)
そんな私が、就活を通して自分に向き合い続け、将来のなりたい姿やそこに至るまでのプロセスをどうやって描くようになっていったのかをお伝えできればと思います。
1. 私が人事になりたい理由
まずは、なぜ私が人事になりたいと思っているのかについて。そもそも私自身がやりたいことは、「一人ひとりが、個性や強みを最大限に発揮しながら、幸せに、且つ生産性高く働ける環境やきっかけを作りたい」というもの。ただ、就活をはじめたばかりの頃は、「この状態を特に誰に届けたいのか?」とか「どんな方法で届けたいのか?」が全然明確じゃなかったんですよね。だからこそ、ざっくりと人材・人事系がいいな〜ということは思いつつも、それ以上絞ることができなかったんです。そんな時、とにかくいろんな社会人の方々に自分の話を聞いて頂いたり、社会人の方々がどんな方法で誰に対して価値提供しているのかを聞かせて頂いたりしてみました。(OBOG訪問についてはぜひこちらnoteを覗いて頂けると嬉しいです!)
そうやっていろんな方々に助けて頂いたり、企業説明会やインターンシップなどにも参加したりしていくうちに、その企業・その仕事では、自分がやりたいことを誰に対してどのように実現していけそうなのか、イメージを明確に持てるようになっていきました。その中で、私自身には「より多くの人たちに広く影響を与えたいというよりも、より身近な人たちに深く影響を与えていきたい」という想いや、「まずは、第三者として客観的な立場でコンサルティングを行うというよりも、現場に入り込んで当事者として組織を作っていきたい」というような想いがあることに気づいていきました。そのため、人事コンサルタントではなく、自分が本当に素敵だなぁと感じる企業のインハウス人事として、社内の社員の方々に対していきいきと働ける環境やきっかけを提供したいと考えるようになりました。
2. そんな私が、ファーストキャリアで外資ITの営業職を選んだ理由
①「営業職」を選んだ理由
私が「営業職」をファーストキャリアとして選んだのは、ビジネスライクな視点や現場感を身に付けたいという理由からでした。人事になりたいと考えるようになってから、いろんな企業の人事の方にお話を伺っていて。「人事のスペシャリストになりたいのなら、1年目から人事として経験を積んでいけるといいよ」という意見や、逆に「事業サイドの経験を積んでから、人事に異動した方がいいよ」という意見など、本当にたくさんの考えに触れてきました。その中でも、特に印象に残っているのは、とあるベンチャー企業のCHROの方がおっしゃっていた「自分が人事をやりたいと思う企業で、人事として貢献していくためには、まずはその企業の事業やお客様、現場のことなどを深く理解しておく必要がある」というご意見でした。実はその方にお話を伺う直前に、いくつかの企業の人事職の選考を職種別採用で受けていたのですが、立て続けにお祈りメールを頂いてしまっていて。でもその方とお話させて頂いて、お祈りされてしまった理由は、自分に事業サイドの視点やビジネスライクな視点が欠けていたからかもしれないと気づくきっかけになりました。人事として、現場の社員の方々に寄り添い、一人ひとりがパフォーマンスを最大化できる環境を作り、社員個人の幸福と組織全体の成長に貢献できるようになるためにまずは、今の自分に欠けている事業サイドの視点や感覚を養いたいと想いを持つようになりました。また、実際に現場に立って直接お客様と向き合い、自社の製品やサービスを活用しながらお客様の課題解決に貢献したいという想いも強く、特に営業職からキャリアをスタートさせたいと考えるようになりました。
②外資ITを選んだ理由
人事という職種はどの企業にも存在している職種なのに、なぜ外資系のIT企業に入社しようと決めたのか。理由は大きく2つありました。(話し方が就活生っぽいですね笑)
まず1つ目の理由は、創設者のビジネスに対する考え方にものすごく共感して、「もっとこの会社を世の中の人に知ってほしい!」「この会社を世界一の企業にしたい!」と感じたからでした。たまたまこの企業の創設者の本を読み、「成功と善行は両立できる」という考え方のもと「ビジネスを通して社会に貢献していく」という信念を貫き、「お客さんの成功を第一に考える」ことをビジネスモデルに落とし込んで実現できる仕組みを作っていることに、ビジネスのイロハも知らないながらとても感動しました。もともと自分自身の特性として「自分が成長・成功したい」というよりも「目の前の相手に喜んでほしい」と思うタイプで、その方が幸せを感じられるタイプだったので、徹底的にお客さんのため、社会のため、を追求できる環境にとても魅力を感じました。だからこそ、最終的には人事としてこの会社を大きくしたい、そしてその先にいるお客様や社会に貢献したいと感じ、入社を決めました。
そして2つ目の理由は、事業内容にも共感したからでした。その会社のITサービスを活用することで、業務を効率化し、その人がその人にしかできない仕事に注力できる状態を作れると感じていて、まさにそれは私が実現したいと思っている「一人ひとりがいきいき働ける環境をつくる」ことに繋がっていくと感じたんです。大きくこの2つの理由から、この会社で人事として貢献したいと考えるようになりました。
3. 最後に
ここまで、私自身がなぜ人事になりたくて、そのためになぜ営業職からキャリアをスタートさせたいのかをお話させて頂きました。キャリアの築き方に正解があるわけでもなく、かつ思い描いたキャリアプランの通りにキャリアを歩めるわけでもないのですが、「こんなファーストキャリアの決め方もあるのか〜」程度に、読んで頂けていたら嬉しいです。