眠れない夜
眠れない夜にすることがある。
小さな灯りをつけて、蜂蜜を垂らしたホットミルクをおともに
耳障りのいい音楽を聴くこと。
なーんて、かっこよく書けばなんて素晴らしい夜更けなんだ!
現実はスマホの懐中電灯機能にビニール袋被せてレンチンした牛乳にお得だったちょい良いとこの蜂蜜ぶち込んだものを啜りながらパソコンいじっている。あっさりしてて美味しい。
音楽はロックだし。いや、ロックが悪いわけではない。断じて。
そして寒くて汚い部屋はどう足掻いても映えない。昨日飲んだストゼロの缶がいい味出してます。
夜に考えることなんて生産性も根拠もないものなんだけど、そういう夜はままある。そんなときは好きな曲をかけつつ睡魔に負けるのをただただ待つしかない。
なんとも非生産的な時間だ。勿体無いとすら思う。
眠いから寝る。そんな普通のこともできない夜が嫌いだ。特にこの時期は。
寒くてベッドから出るにも一苦労だし。(そのまま寝てろって?非生産的で非効率だ。うるさい。寝られる奴らがガタガタ騒ぐな)
考え方さえも寒く冷たくなっていく。非常によろしくない。
とにかくこの時間を何か意味のあるものに変えたくてパソコンを開いているが、
今日も朝から仕事がある。仕事のことを考えれば布団の中でじっと目を瞑っているのが正解なんだろう。
そんなこと百も承知なのだが謎の焦りとむかつきが私を布団から追い出す。
何かをつくりだす人生でありたいと思いながらもそうあれないことが、
そうあろうとしない自分に。
結局何が言いたいかって、冬はあったかくしてスマホばっか見てないでさっさと寝ろって話。