「当たり前」の存在の影には、たくさんの見えない努力がある
稲垣大輔です。
このNoteは「小さな一歩から始める、未来の地球へのアクション。」をテーマに、未来へ一歩踏み出したくなるような情報を発信しています。
早いもので、もう2022年も終わりを迎えようとしております。
おかげさまで弊社の旗艦店「Be Organic」も12/14より丸ビルにてOPENしました。
ありがたいなと思いながら一生懸命に過ごしておりますが、季節も世間も走り去るようにどんどん移り変わって行きます。
私ごとですが、今年は今のところ例年の冬より暖かい印象があり、未だに秋用コートで日々過ごしております。
北海道出身だからなのか、自他共に認める程にものすごく暑がりだからなのだと思っています。(その代わり、暑さにとても弱いです)
北海道を出て20年以上経ち、暑さにも慣れてきましたのでだいぶ一般的な体感温度になってきたとは思いますが、それでも暑がりな部類に入ると思います。
だいぶ話がそれました。
それたついでに、ではありませんが遡ること数ヶ月前。
弊社商品「クロアクティブ」の製造工場訪問を冬とは逆の、今年の真夏にした、そんな体験から感じたことについて書こうと思います。
◆現場を見て体験することの大切さ
工場訪問の前に、私が「現場を見て体験する」意味をどう捉えているかについて説明させてください。
話はさらに遡りますが、2021年春、弊社主力ブランド「Be」をブランドリニューアルしました。「クロアクティブ」はその時から主力の商品として取り扱っておりました。
そんな主力商品のクロアクティブについて、実は今年の夏まで少しもやっとした思いがありました。
なぜもやっとしていたかですが、それは開発期間を含めて世の中が新型コロナウイルス流行の真っ最中だったことに由来しています。
(今でも流行はしていますが、ワクチンを含めた対処法のおかげで経済活動できる幅が広くなっています。そういったことにも感謝しています)
私には自動車会社で設計業務をしていた頃から大切にしていることがあります。
それは「現場を見る。体験する」ということ。
「百聞は一見にしかず」ということわざの通り、どんなに詳しい資料を見たり、詳しい説明を聞いただけでは分からない、現場でこそ伝わる事があると考えています。
これは創業当初から、弊社スタッフにも自分が大事にしてきたこととして、事あるごとに伝えるようにしています。
弊社の商品にかける思いは「ただお客様が使う」ではなく「お客様に使って満足いただく。安心して使い続けていただく」ことです。
ただし、ブランドリニューアル前後は前述の理由もあり、工場や原料生産地を直接訪問するのが難しかったため、もやっとした思いがありました。
しかし、訪問することが可能になってきたこともあり、最近はスタッフと共に、原料や製造工程を定期的に見るようにしています。
そのような思いを胸に、今回は商品担当者と一緒に岐阜にある「クロアクティブ」の製造工場に行ってきました。
さらに原料メーカーの方々と同行することもできたことで、より現状の課題や今後の商品開発の展望について議論することが出来ました。
◆工場の製造工程にて
一言に「工程」と言っても、商品が実際に出来るまでは容器の事前洗浄から出荷用の梱包まで、膨大な工程を経て商品化されます。
この工程一つ一つで重量検出やレーザー検出、画像認証やX線認証などを使って不良品が無いかのチェックが入ります。
各工程ごとにどのような管理・チェックがされているか?の徹底ぶりを体験することで、その商品だけでなく、今後開発する全ての商品への糧となります。
また、商品開発担当者の視点で見ると、自分が考え・テストしたものが製造される工程は、我が子を見るような感慨深い瞬間でもあります。
個人的には、自動車メーカーで勤務していた時代に体験した出来事が思い起こされます。
初めて自分が担当した部品が手元に届いた時。
その部品が量産工程で車に取り付けられる瞬間を見た時。
更には組み付けられた車が街中で走っているのを見た時。
そんな一つ一つの工程に携わることで、それまで苦労してきた大小の課題を思い出し、なんとかできた喜びや、もっとできたなという反省など言葉に出来ない思いが込み上げて来て感無量でした。
今回、商品開発担当者が横で感慨深い表情になっているのを見て、「気持ち、わかるよ」と思うと共に、嬉しくもなりました。
そんな担当者が製造工程を眺める様子をパシャリ。
なお「クロアクティブ」の製造工場は、製造工程の説明パネルと製造工程が廊下からガラス越しに見え、見学に親切な作りにもなっているので、是非またいろんな方々と一緒に見学に行きたいです。
一度製造工程を見学すればどれほどこだわりを持って作られているかを感じられると思います。
◆工場周辺や岐阜駅付近
今回訪問させていただいた岐阜の工場は自然豊かな場所にあり、地元で生産している揖斐茶(いびちゃ)というお茶が大変美味しかったです。
是非岐阜へ行った際には飲んでみてください。
そんな工場から見える自然豊かな風景をパシャリ。
また岐阜駅の駅前広場には黄金の信長像という印象的なモニュメントがあります。
遠くから写真撮影をしたのでかなり小さいですが、なんと信長像もマスクをしております。
なんとも時代を感じる演出ですね。
最近のニュースを見ると、今年の10月1日時点でこのマスクは外されているらしいので、期間限定の貴重なものを見れたことに満足です。
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/149505
◆終わりに
今回のように原料生産者の方と話したり、製造工場の方々と話すと、大きな愛情とこだわりを持って作っているのがヒシヒシと伝わって来ます。
これも「現場を見る。体験する」の醍醐味ですね。
ブランド、メーカーを経営する者としては、製造工場の皆様を深く信頼して製造いただいている前提であっても、そのままお願いしたままにしない、という責任感を持ち続けようとも思いました。
私たちもお客様に喜んでいただけるよう、大きな愛情とこだわりを持って商品企画~開発をしています。
その企画を実現させ、お客様に届けるためには生産工程、製造工程の深い理解と、ブラッシュアップが必須だと思っています。
これからも関わる方々が商品に掛ける想いを発信し続け、アクティブワーカーそして地球環境のために必要な商品を開発し続けていきますので、興味がある方は、是非本noteにいいね、フォローをお願いします。
■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。
■関連メディア
◆サステナブルビューティブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/
◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/
◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja
◆「Be」公式Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCtEhEgJPGJQ9IX4y5vbmESw
◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/
◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love