16. Bra101 【前編】ブラジャーの種類と機能。下着で広がる、新たな楽しみ。
お気に入りの下着で、ワクワクな毎日を
お気に入りの下着を着用すると、嬉しい気持ちや高揚感を感じることができることはご存知でしょうか。周りの人に見えなくても、お気に入りの洋服をきている時のように、もしかしたらそれ以上にワクワクした楽しい気分を楽しむことができます。
ただ下着は服とは違い、新しい形やデザインに挑戦するのはなかなかハードルが高いもの。特にブラジャーは、約80%の女性が間違っているサイズを着用していると言われるほど、体型にぴったり合うものを見つけるのが難しいのです。また、ブラジャーに関連する用語はカタカナばかりなのも、ハードルが高くなる一つの理由だと思います。
ワイヤー、ノンワイヤー?ブラレット?モールド?アンダー????それって自分に合うの??どんな機能があるの??
ブラジャーの種類、そして、その機能や合いやすい体型やを知ることで、より簡単に楽しく下着を楽しむことができます。洋服を楽しむだけでなく、見えないところでも下着でワクワクした毎日を過ごせるように、ブラジャーの種類を3回に分けて紹介いたします。
ブラジャーの種類
まず、ブラジャーには形状の種類、カップの面積の種類、カップのパッドの種類、ストラップのあるなしの種類など、一言に種類と言っても、さまざま部分のことを指し、また複合的に関係しています。例えば、3/4カップ(面積)でも、モールドブラ(素材)やプランジブラ(デザイン)といったように、さまざまな展開ができるのです。
3/4カップ(Demi-cup bra)
一番よく見かけるのはこの形状だと思います。布の面積が少ないながら、サポート力があります。モールド素材やシームのものが多いです。前中心が低ければ低いほど、谷間ができやすい形状が多いでしょう。小さい胸から大きい胸まで、さまざまな体型に合わせやすい種類です。
海外では、3/4と1/2は同じカテゴリーに含まれていることが多いです。デミ(半分)カップという名前で販売されています。3/4も大体半分ということだと思うのですが、ざっくりしている海外ならではですね。
プランジ(Plunge)
プランジブラは、3/4カップの変形版であることが多く、近年流行し始めているスタイルです。前中心が深く、低いことが多く、Vラインの胸元を作ることができます。イラストはレースが入っていないですが、カップからストラップまで、レースでつながっていることが多く、優しいサポート力があります。3/4カップと違うところは、谷間を作れるデザインのものが少ないこと。ナチュラルなバストの形を作るのには、おすすめです。
前中心が低いため、バストが流れてしまう可能性があるので、すごい柔らかい胸にはあまりおすすめしませんが、さまざまな胸に合いやすいタイプのブラジャーです。
バルコネット(Balconette)
バルコネットは1/2カップブラの一種です。元々は、窓の外から飛び出ている装飾のことを指すのですが、このタイプのブラジャーは、そのバルコネット同様下からほぼ直角的に胸を持ち上げることから、この名前がつきました。カップのラインが直線的な物が多く、ストラップが離れているものが多いです。肩が狭い人は、ストラップが落ちやすくなってしまうのですが、肩幅が広めで、しずく型の胸の形をしている人におすすめのスタイルです。
Dカップ以上の方には、バルコネットはデミカップっぽいデザインになることがあります。
フルカップ(Full Coverage)
ブラジャーの中で一番面積が多いタイプ。バストの全てを包む込みようなデザインで、大きいサイズでもサポート力は抜群です。モールドやシームレスの場合、3/4カップやバルコネットのように、カップのラインが出ないので、Tシャツの下につけるのにおすすめです。
全体的に丸みのあるお椀型の胸や上部にボリュームがある胸にはおすすめですが、しずく型やボリュームが少ない方は、カップがあまることがあります。
ストラップレス(Strapless)
ストラップレスは、その名前の通り、ストラップがないブラジャーのこと。オープンショルダーの服やドレスなどに合わせると綺麗にきることができます。谷間ができるようなプッシュアップタイプやバンドゥータイプの柔らかい作りなどがありますが、多くのものはシリコンや肌に接着するような素材が使用されており、それによりずり落ちにくくなっています。
多いバストの方には、ビスチェタイプなどカップの下に布地があるものがサポート力◎。
続く、、、
いかがでしたでしょうか。意外と知っているようで知らない機能もあるかもしれません。こういったちょっとしたことを知ることで、下着をさらに楽しめるようになれれば嬉しいです。
ちなみにですが、痛みや痒みなど出てきてしまうのはNG。ちょっとだけなら我慢できるかもしれませんが、傷になったり、炎症になってしまったりするので、きちんと体型そして肌に合わせた下着選びをして、楽しんでいただければと思います。
少し長くなってしまったので、残りの種類は次回に持ち越しです。
ブラジャーのパーツの名称については、こちらにてご紹介しています。
どんな体型にどのブラジャーが合うのか、下記の記事でご紹介しています
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