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21.ブラジャーの処方箋【後編】。なんで違和感・不具合が起きるの?原因を知ってストレスフリーになろう!

今回はブラジャーの違和感や不具合についての、後編です。
前編はこちらから↓

なぜ違和感や不具合の起きないブラジャーが重要なのか、前編ではお話させていただきました。

後編では、違和感や不具合の原因をさらに探りつつ、自分が求めているバストの形を作るにはどんなブラジャーがいいのかも簡単に触れさせていただきます。

前中心や脇に圧力がかかる・食い込む

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ブラジャーを着用しているときに、前側に圧力がかかってしまったり、苦しかったり、、、この苦しさが一番耐えがたい違和感・不具合ではないでしょうか。

〈前中心や脇に圧力がかかる〉
・カップサイズが大きすぎる
・着用する位置が間違っている
・バージスラインとワイヤーが合っていない

〈食い込む〉
・カップサイズが小さい
・バージスラインとワイヤーが合っていない
・骨格とブラジャーが合っていない
・着用する位置が間違っている

カップのサイズが間違っていると、真ん中の部分の体への当たり方が変わってきます。それによって、痛かったり苦しかったりするのです。苦しいと、アンダーバストを変えたくなりますが、カップサイズがきちんと合っているか、確認しましょう。

またたまに、骨がでっぱっていて当たって痛い、という人もいます。そういう人はブラジャーのタイプだけでなく、ブランド自体を変えてみるのもおすすめです。

カップの上辺がパカパカする

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カップがパカパカするの人によっては深刻な悩みとなることも。胸が空いている服をきていたらバストトップが見えてしまった、など、コンプレックスになりやすい不具合でもあります。

ただ、これは胸のサイズが原因ということではなく、自分の胸に合ったブラジャーをしていないから起きるのです。

パカパカする理由としては下記があげられます。

・カップサイズが間違っている
・アンダーバストサイズが大きい
・カップサイズが小さすぎる
・ストラップ調整が緩すぎる
・着用する位置が間違っている
・ブラジャーと胸の柔らかさが合っていない

特に最後は、年齢を重ねていく中で、胸がどんどん柔らかくなりハリがなくなることで、どんどん気になりやすくなる部分です。年齢に合ったブラジャーを着用することで、気になりにくいブラジャーを見つけられるでしょう。

ストラップがずり落ちる

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ストラップがずり落ちてしまっていて、直している女性はテレビや街中でもよく見かけます。ずり落ちる理由として、下記が考えられます。

・ストラップの調整ができていない
・肩幅に対して、ストラップ位置が外側
・身幅に対してワイヤーの幅があっていない
・アンダーサイズが大きい

バルコネットタイプなど、外側にストラップが位置しているブラジャーは、元々ストラップがずり落ちやすい位置に設置されています。肩幅が狭めな人やなで肩の人は、ストラップの位置がバストの中心から始まっているブラジャーを着用しましょう。

どんな胸の形が自分の理想の形?

個人的にわたしは「理想の胸の形」なんてものは、存在しないと思っています。違う言い方をすると、人の数の分だけ、理想の胸が存在していると思いますし、していていいのだと思います。

例えば、胸の小さい人は洋服が綺麗に着こなせますし、胸が大きい人はメリハリボディが実現できますね。反対に胸が小さい人は、大きいほうが魅力的と大きい胸に憧れを持ちやすいかもしれませんし、大きい人は垂れるのが心配なのとサイズなどの選択肢が狭まって、小さい胸を望むかもしれません。

みんなにとって、これが絶対正しい!なんてものはないと思っているのですが、それぞれこういう胸の形になりたい!という思いはあるはず。そんな、目指したいバストの形を手にするために、どんなブラジャーを選べば近づけるのか、ご紹介します。

谷間を作りたい

谷間を作りやすいブラジャーは、いわゆるプッシュアップブラが谷間を作りやすいブラジャーとしてありますが、特徴は前中心が低くて、カップがコンパクト。両側から小さい面積で、バストを中心に寄せるような構造になっています。なので、プッシュアップブラの裏側を見ると、下側からサイドにかけてパッドが入っている場合が多いと思うのですが、このパッドによって胸を持ち上げ、中心に寄せてくれるのです。

・前中心が低いブラ
・カップの面積が小さめ

ナチュラルなバストラインを作りたい

ナチュラルなバストラインを作りたい人は、逆に面積の大きめなカップを選ぶといいでしょう。また、締め付けが弱い補正能力が少ないものがいいと思います。ナチュラルなバストラインといっても、きれいなラインを作りたい!という人は、締め付けが弱いブラジャーでも、胸を下から持ち上げて、カップの中に入れてください。女性の体は特に柔らかいため、お肉が流れ安いです。ナチュラルでも、ふっくらとしたバストラインを作るために、少し体を成形してからブラジャーを着用すると、バストトップが上向きをキープできます。

・カップ面積が大きい
・補正機能が少なめな

バストを小さく見せたい

大きい胸の人は特に突き出すような胸が気になってしまうでしょう。その場合は、ミニマイザーブラを使用するといいでしょう。ブラジャーの種類でもご紹介しましたが、胸が小さく見えるためには、胸をサイドもしくは上下に流すことが必要です。少しさらしを巻いたあとのような状態です。ぺったんこのまま、胸をホールドするのですが、カップ自体の容量は少ないものです。前中心が低く、例えばカップがひとつにつながっているものは、胸を上下左右に流して、小さく見える効果を出せます。

また、ノンパッドやブラトップなどで、バストメイクを全くしないのも手です。大きい人ほど、ノンワイヤーブラはおすすめだったりします。

・バストのボリュームを中央や上下に移動できる
・前中心が低め
・カップ容量は小さめ

背中の段差を解消したい

体が柔らかくなればなるほど、背中の段差が気になるでしょう。その場合は、パワーが弱いもの、アンダーの幅が広いもの、折り返しがないものなど、柔らかい体に対して余計な圧力を与えないものが重要です。段差になっている部分は、くせになるとそのまま段差のお肉となってしまいます。ブラジャーを着用した時点で段差ができているのであれば、他のブラジャーを試して見ることをおすすめします。

・アンダーの始末が切りっぱなし(凸凹していないもの)
・アンダーの締め付けが弱い
・アンダーの幅が広い

左右差を目立たせたくない

左右差がある場合は、大きい方の胸に合わせてブラジャーを選び、小さい方のブラジャーの隙間を埋めていくような方法が一般的です。本当に気になる方は、オーダーメイドで下着を作ってもいいかもしれませんが、高価になってしまうことも。カップ面積が大きめで、前中心が低いものであれば、小さい方の胸の浮きがあまり気になりません。また、面積が広ければ、パッドなどを挿入しやすく、差が埋めやすくなります。

また、心臓がある左側の胸が大きい、というのは都市伝説ですが、大小ありますが、全く左右同じ胸のボリュームな方は滅多にいません。

・カップ面積は大きめ
・前中心低め
・パッドポケット大きめ
・オーダーメイド

終わり

いかがでしたでしょう。違和感・不具合の解消方法やどうやったら自分の理想の胸が作ることができるのか知ることで、ブラジャーに対する思いや自分のコンプレックスを少しでも解消することができるかもしれません。

ちょっとした工夫でボディラインは変わるもの。

いろんな下着をぜひ試してみて、ストレスフリーな下着のあり方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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