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Be-conn note vol1:廣田諒~後世にも誇れる海を繋ぐ~

私たち株式会社ビーコン(以下、ビーコン社)は、「海と人との架け橋となる事業を創出し、後世にも誇れる海を繋ぐ。」というミッションの達成を目指し、 海岸経済圏をテクノロジーのチカラで、持続可能な成長へと導くスタートアップです!

現在は、海の波情報や、天気、マリンアクティビティ等の情報を取得・共有ができる、海のプラットフォームSNSアプリ『Be-conn|ビーコン』(以下、Be-conn)をリリース中!

▼ビーコン社については以下リンクから(※現在はiOS版のみリリース) https://be-conn.com/

ここでは、ビーコン社がどのような会社なのか、どのような人がどのような想いで関わっているのか、実際に携わっている方々にお話を聞き、その想いや声を発信していきたいと思います。

記念すべき第1回は、ビーコン社の代表である廣田諒さんにお話を伺いました。インタビューは、ビーコン社のインターン生である大川玲慧が行います。

廣田さんは、1995年生まれのZ世代起業家。3歳から湘南に住み、それからは海と共に生活を送ってきました。高校時代まではずっと競泳に打ち込んでおり、競泳を始めた理由も泳げるようになりたいからというもの。大学では、日本代表のライフセーバーとしても活躍し、引退後、広告業界・観光業界等の様々な業界で仕事を経験した後、株式会社ビーコン社(以下、ビーコン社)を設立。

そんな海に始まり、海と共に生きてきた廣田さんが、なぜビーコン社を設立しようとしたか、そこにはどんな想いが隠されているのか、お話を聞きました。

代表取締役CEO 廣田 諒(ヒロタ リョウ)
1995年生まれの起業家。元日本代表のライフセーバーとして活動。

代表を引退後、All About(株式会社オールアバウト)でコンテンツマーケティングに従事した後に、H.I.S.設立者の澤田秀雄が主宰する「澤田経営道場」に入門し、2年間の経営者育成プログラムに参加。

在籍中には秋田県の地方創生業務(DMO)や、ラグーナテンボスの「鬼滅の刃」との新規レストランの立ち上げなどに従事し、2022年4月同道場を卒業と同時に、海岸経済圏をテクノロジーのチカラで持続可能な成長へと導くスタートアップ「株式会社ビーコン」を設立。

参考リンク(経歴):https://be-conn.com/team-database/ryo-hirota

大川玲慧(以下、玲慧):初インタビューなので、至らない点もたくさんあると思いますがよろしくお願いします。

廣田諒さん(以下、諒):よろしくお願いします(笑)

玲慧:では、早速質問に入らせていただきます。

海は誰のものでもない

ーなぜ、ビーコン社を立ち上げようと思ったんですか?

諒:これだけ海と携わってくると、『海とヒトとの間にある課題』が見えてくるようになったんだよね。便宜的に分けて伝えると、『海が抱えている課題』と『ヒトが抱えている課題』を解決したいなと思ったんだ。

海が抱えている課題としては、海洋ごみとか漁獲量の減少、気候変動による海岸侵食とか。人が抱えている課題としては、海の情報を確認する時の情報収集の仕方。だいたい直接海に行って状態を確認するか、インターネットなど別の何かの手段で情報を得てから、海に行ったりするかのどっちかだと思うんだけど、情報自体が、色々な場所に点在していて、探すのが手間なんだよね。それに、お金を払わないと海の情報を見られなかったりもする。

情報を得られないままで海に行くと、事故にあったりする確率が高くなるよね。そういう海と人との間にある課題を解決していきたいと思ったのが始まりかな。

玲慧:なるほど…それで起業しようと思ったんですね。

諒:そうだよ!でも実は最初、転職も考えてんだけど、なかなかピタッと当てはまる会社がなくて。だから起業したって感じかな。それと理念的なところでいうと、海は誰のものでもないと思っていて、だからこそ基本的な情報はなるべく無料にして、誰もが海に関する情報を受け取れる環境にしたいなと思っている。そんな環境にすることで、海岸・海洋保全に活かされる仕組みが作られるようにしていこうと、今色々と動き回っているよ(笑)

玲慧:確かに。私が今インターンとして、海の情報をアプリに集約したりしていたりするのも、そういう目的があったんだって納得しました(笑)

なぜそれをするのか、目的に戻って振り返る

ー今仕事をしてる中で意識していることってあったりしますか?

諒:そうだね。仕事をする中で意識していることは、結局これって何のためにやるんだっけと振り返るようにしているかな。

マリンレジャーを楽しむ人、朝の散歩を楽しむ人、海の経済圏で暮らしている人がどう豊かに生きていけるか、Be-connのアプリを使うことによって、本当に豊かになることができるかを考えて、新しい機能だったり、役割だったりを考えるようにしているかな。

だから何か新しい機能作る時とかも、この機能は「誰の」「何のために」開発するんだっけと目的を明確にして、これを開発するんだと確認することを意識しているよ。

玲慧:なるほど!何事も目的を考えながら、新たに機能を作ったりしているんですね。

結局テクノロジーだけでは成り立たない

ービーコン社をはじめてから印象的だった出来事はありましたか?

諒:2つあったかな。1つは、何事もアウトプットしてみないと分からないってこと。例えば自分の場合、海のプラットフォームSNSアプリを作りたい!ってことになった時に、色々な人に相談すると、「誰がそんなサービスで投稿してくれるの?」とか「誰もそんなサービス使わないよ」とか本当に様々なアドバイスを受けたんだけど、今のBe-connを見てもらうと分かるように、多くの人たちが利用してくれているよね。だから、自分がやってみたいと思うことは、頭でっかちに考えるだけじゃなくて、実際に行動しないともったいないなっていう気づきがあったよ。

玲慧:めっちゃいい気づきですね。

諒:もう一つはね、やっぱり世の中「ヒト」だなと日々感じている。今、いろいろなサービスがあったり、〇〇のテクノロジーがすごい!と言われるけど、結局テクノロジーだけでは成り立たないと思っているんだ。人との繋がりや、人の思いも大切にすることによって、自分が成し得たいビジョンが、相手も成し得たいビジョンへと変わってき、それが最終的に世の中の人たちにとって、よりハッピーにすることができる仕事になるんじゃないかなって信じているよ。

だから、自分を応援してくれるヒトや、ビーコン社のメンバーは本当に感謝してるし、自分ができることであればなんでも協力していきたいなと思っているよ!

玲慧:これから就職活動をする私にとっては、ありがたすぎる言葉です。

(公財)かながわ海岸美化財団との締結時の写真

仕事への意識の変化

ーそういえば、ビーコン社を始めてみての生活の変化はありましたか?

諒:めちゃくちゃあった(笑)自分が思っていた以上に仕事が楽しくなった。自分が解決したい課題、取り組みたい領域にしっかり時間を費やすことができるから、いくらでも仕事ができちゃうんだよね。

あと、落ち込むことが少なくなったかな。新しいことをやっているので、理解されないことも多い。だけど、自分のなかでは期待値もあまりあげすぎずに、その分たくさん行動して、数を打って頑張ってやっていこうって思えるようになった。それに、自分の腑に落ちる仕事ができているがゆえに、休みの概念が無くなったね(笑)

玲慧:え、それって大変なんじゃないですか?

諒:大変だけど、ずっと関わっていきたいって思うんだよね。どこに行っても何をしても、これBe-connで何かできなかなって頭の中でずっと想像しているし、PC・スマホも常に触っている。本当に四六時中Be-connのことを考えているって感じ(笑)でもそれがストレスとかではないかな。

玲慧:すごい…!それでも休みがなくなるのは大丈夫なんですか?

諒:結局、新規事業とか起業って成し得たいことが大きければ大きいほど、たくさんの時間をコミットしないと、達成できない。人生は有限だから、早く取り組んでいきたいなって思うんだ。だから休んでる場合じゃないって感じ(笑)

玲慧:それは結構な生活の変化ですね。諒さんがいつでも仕事の連絡が取れる理由が、今回で分かったような気がします…。

共に走れる仲間を作っていきたい。

ーこれからビーコン社とはどんな関係性でありたいですか?

諒:今の関係性は、僕がビーコン社と一心同体っていう感じなんだよね。だから、この一心同体の関係になってくれる仲間を作っていきたいかな。今の僕のように、ビーコン社のビジョン・ミッションを達成するためにできることを考え、全力で臨んでくれるような仲間。そんな仲間たちと、体制を整えて、事業成長をしていきたい。

そして、海に関わっている人たちの暮らしがより豊かに、そして充実したものとなるように、透明性のある会社として、存在していきたいな。

玲慧:ここまで、答えていただきありがとうございます!最後に、Be-connに興味を持ってくれた方やビーコン社に今後関わってくれる方に向けて一言お願いします!

諒:後世に誇れる海を共に作っていきましょう!メッセンジャーにて連絡お待ちしております!

▼廣田のFacebookアカウントはこちら


(編集後記)
一緒に仕事をしていても、あまり深く聞くことができない様々な想いを聞くことができてすごく新鮮な時間でした。個人的には休みの概念がなくなったというのが衝撃的でした…。諒さんのビーコン社に対する想いを皆さんにきちんと届けることができたか少し不安ですが、この記事を読んで少しでもビーコン社に興味をもってもらえたら嬉しいです。次回はどんな人のどんな想いが聞けるのか…第2回の記事もお楽しみに!

Interview・Text:大川玲慧




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